【講評】
ケーキミックスの失敗という実話から、日本と海外の文化のちがいを深く考え、自分の生活や体験とつなげてしっかりと感想が書けていましたね。「お母さんに聞いてみた」「自分でも調べてみた」という行動力もすばらしいです。さらに「これからは様々な国の文化を知っていきたい」という前向きなまとめ方もとても良い印象を残してくれました。文化のちがいが商品にどう影響するかを自分の言葉で伝えようとしている姿勢が良いですね。
【特に優れていた点】
・「なぜアメリカの車は日本で売れないのか」と自分なりの疑問を持ち、調べたこと
・お母さんにインタビューするなど、自分の意見に厚みを出そうとしていたこと
【考えを深めるための質問】
・文化が違う国で何かものを売るならどのように考え、行動すれば良いと思いますか?
【より字数を増やすための工夫】
・日本人がケーキミックスに抵抗を感じたことについて、自分の家庭や身の回りの人がどのように反応するか想像していると面白そうですね。
・アメリカ車やコストコの商品以外にも「外国で売れていて、日本では売れていないもの」をいくつか調べて紹介してみると、比較する視点がさらに広がります。
【まえ先生からのひとことアドバイス♪】
・要約は200字程度にまとめること!
【例】
アメリカで大人気だったケーキミックスは、日本にも進出したが、まったく売れなかった。当時の日本にはオーブンがなく、電気釜で作れるよう改良されたが、日本人にとってお米は特別なもので、炊飯器でケーキを作ることに抵抗があったのだ。この感覚は、イギリス人にティーポットでコーヒーを作れと言うようなものであり、文化の違いから販売は失敗に終わった。
■思考語彙 20種 25個 (種類率80%) 77点
nもしも,】しかし,あれば,からこそ,するため,たいから,たため,ちがうため,でなぜ,ないから,ないと,は確か,みると,を考える,んにとって,人間にとって,作ると,売ると,求めるから,洗えば,
■知識語彙 56種 91個 (種類率62%) 76点
主婦,人間,以上,伝統,体験,優秀,分析,商品,問題,国民,基本,外国,失敗,完全,家庭,尊重,市場,従来,御飯,心理,思想,感覚,技術,改良,文化,日本,日本人,欧米,民族,汚染,海外,炊飯,理由,生産,異国,白米,簡単,純粋,結果,自分,自動,自動車,茶飯,製品,解決,記事,設計,説明,課題,調理,象徴,購入,輸入,近所,重要,電気,
■表現語彙 115種 202個 (種類率57%) 80点
お母さん,がま,こと,これ,さ,するため,そこ,たため,だいじょうぶ,ちがうため,ちゃめ,は確か,ひじ,ほう,もの,よう,りっぱ,わけ,ん,アメリカ,イギリス,オーブン,カルチャー,カレー,ケーキ,ゲーム,コーヒー,チョコレート,ティーポット,ディーラー,デザイン,トヨタ,バニラ,ピラフ,プール,ホンダ,ミックス,ライス,中,主婦,人,人間,以上,伝統,体験,僕,優秀,分析,商品,問題,器,国,国民,基本,外国,失敗,安上がり,完全,家庭,尊重,市場,後,従来,御飯,心理,思想,感覚,手,技術,改良,文化,日本,日本人,昔,様々,機,欧米,民族,汚染,海外,炊飯,理由,生産,異国,白米,的,私,答え,簡単,米,純粋,結果,考え,肌触り,自分,自動,自動車,茶飯,製品,解決,記事,設計,話,説明,課題,調理,象徴,購入,車,輸入,近所,重要,釜,陣,電気,
■経験語彙 35種 50個 (種類率70%) 71点
いきる,うれる,える,かける,くれる,しまう,たく,ちがう,てる,ひっかかる,ほかなる,よめる,れる,わく,を考える,作り上げる,作る,作れる,売る,売れる,引き上げる,思いつく,感じる,打つ,持ちこむ,教える,書く,根ざす,求める,洗う,用いる,聞く,調べる,買う,赴く,
■総合点 83点
■均衡点 7点
商品の文化のちがい
小6 あえこあ(aekoa)
2025年7月3日
こうしてケーキミックスは大ヒットした。アメリカ国内で売りつくすと、ヨーロッパやオーストラリアにも進出した。どこでも大当たりだった。そして次の有望な市場として日本に目が向けられた。ただし、そのころの日本にはオーブンを持っている家庭がほとんどなく、従来のケーキミックスをそのまま持ちこむわけにはいかなかった。【4】しかし、オーブンはなくても、電気釜(でんきがま)(自動炊飯器)ならどの家庭にもある。そこで、電気釜(でんきがま)で作れるように改良することがケーキミックスの技術的な課題になった。アメリカの優秀な技術陣は、この課題を解決し、りっぱな製品を作り上げた。ところが、ケーキミックスは日本の市場では完全な失敗だった、日本のおよめさんにとっては、ふっくらした白い御飯をたくことが重要な課題なのだ。日本のおよめさんにとっては、ふっくらした白い御飯をたくことが重要な課題なのだ。
ライス・カルチャー(お米の文化)といわれる日本文化の中で、お米は純粋さの象徴なのである。白米が尊重され、カレーなどもあくまでも後からかけるものであり、茶飯(ちゃめし)やピラフは、しょせん基本的な調理にはなりえない。
その御飯をたくのと同じ器でケーキを作ると、バニラやチョコレートに汚染されてしまうのではないか――。日本の主婦がひっかかったのはそこだった。
「電気釜(でんきがま)をよく洗えばだいじょうぶだ」
というのは、ひじょうにあさはかな考えで、答えになっていない。人間の心理はそんなに簡単なものではない。日本人のこうした感覚を欧米人に説明するために、私はこういうたとえを用いた。「これは、イギリスの主婦に、ティーポットでコーヒーを作れ、というようなものだ。」この分析結果を聞いたケーキミックスは、きっぱり日本市場から引き上げていった。問題が、そこまで民族的な伝統に根ざしている以上、手の打ちようがないからである。
僕は海外で売れているのに日本では売れてない商品を考えてみるとアメリカの車は日本でなぜ全然売れないのかを考えたが自分では思いつかなかったため自分で調べてみることにして自分で調べてみると自動車生産国である日本の国民がわざわざ外国の車を買いたくなる理由は、異文化体験がしたいからにほかならない。
もしも日本車と同じような輸入車が欲しいのであれば、わざわざ輸入車ディーラーに行くのではなく、近所のトヨタやホンダのディーラーで日本車を買うほうが話は早いし、安上がりでもある。
日本車にはない肌触りやデザイン、設計思想といった異文化を求めるからこそ、人は輸入車ディーラーに赴くのだ。と記事に書かれていた。
僕はお母さんにも海外では売れているのに日本で売れないものを聞 いてみるとお母さんはコストコの大きいプールや大きい昔のゲーム機のようなものなどは全然購入している人がなかなかいないと僕に教えてくれた僕は確かにコストコで全然買っている人がいないと僕も感じた。
僕は、人間にとって商品とは異国で売ると文化がちがうため全然うれないことがあることがわかあったまた、これからは様々な国の文化をっしっていきたい