感想文:自然の不思議
   小5 あこすい(akosui)  2025年7月3日

  「葉を食べるということは、ずいぶん効率の悪い事なのである。なので普通草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということをせず、もっと栄養のある部分を食べる。サイズの大きい哺乳類でも、草に含まれている細胞質だけから栄養を摂ることはせずに、もっと優れた方法をあみ出しだものが繁栄している。ほとんどの鳥は葉っぱを食べない。葉を食べるということは、栄養価の低いものを大量に摂取することを意味している。これでは飛ぶのには都合が悪い。実は、同じことが昆虫にも当てはまる。草を食うのは飛ばない幼虫の時代なのである。変態して飛ぶようになったら、草を食べない。このように昆虫は変態することにより、小さいサイズの短所を解消した。昆虫の生活は、まさにサイズと密接に関わっているものである」。ぼくはこの文を読  んで、自然はとてもうまくできてると思った。



 ぼくも似たようなことを知っている。食物連鎖のことだ。例えば海では動物プランクトンは生きるために自分で養分の作れる植物プランクトンを食べる。小魚はプランクトンを食べる。さらに小魚より大きな中型魚は小魚を食べる。そして大型魚は自分よりも小さい魚を食べる。まるでマトリョーカ人形のようだ。その上死んだ生き物はバクテリアなどによって栄養分になる。このように複雑な食物連鎖で自然は成り立っている。

 

 本文中に「ほとんどの鳥は葉っぱを食べない」とあるが、その鳥の生活はどんな感じなんだろう。鳥は、小さい頃から果実や穀物を食べて育つのだろう。果実などは質がよりよいが、他の種の生き物もねらっているので、競争が激しい。まるでスーパーのセール商品を取り合う時のようなかんじなんだと思う。食糧としての質は低いけどどこにでもある草とは反対だ。鳥は、飛べるという特徴をいかして、果実などを探していく。やっと見つけても取れるかは限らない。これだと苦労する上、食糧の量も比較的少ないが、それが鳥の飛ぶ特徴にあっているし、質の高いので満足出来るのだろう。ぼくは鳥も鳥自身の独自の生き方があるのだと思った。



 僕はこの文を読んで、生き物はそれぞれ独自の生き方があると分かった。そしてそんな細かい生き方が一切外から学んでおらず、全部本能だと考えると、自然はとても不思議で奥深い物だ、と思える。なのでこれからもっと自然に触れ、その不思議を感じたいと思った。