あこすいさん、今回の作文は非常(ひじょう)に面白く読ませていただきました。

まず、作文の主題について、生き物の食生活とその生態(せいたい)(けい)内での役割(やくわり)焦点(しょうてん)を当てている点が素晴らしい(すばらしい)です。
また、生物のサイズがその食べ物の選択(せんたく)にどのように影響(えいきょう)しているかを説明する部分は、科学的な事実と照らし合わせて非常(ひじょう)によく理解(りかい)していることが伺え(うかがえ)ます。
さらに、食物連鎖(れんさ)に関しての説明も具体的で、生物間の関連(せい)理解(りかい)していることがわかります。

文章中で「まるでマトリョーカ人形のようだ」というたとえを使っているのが印象的で、複雑(ふくざつ)な食物連鎖(れんさ)非常(ひじょう)にわかりやすく表現(ひょうげん)しています。
これにより、読者にとっても内容(ないよう)理解(りかい)しやすくなっています。

生物それぞれの生き方が異なる(ことなる)という点を自分なりに理解(りかい)し、感想としてまとめている部分も非常(ひじょう)に良くできています。
自然の不思議さや深さを感じ取り、さらなる探求(たんきゅう)を望む姿勢(しせい)は学ぶ姿勢(しせい)としても非常(ひじょう)に重要です。

全体を通して、科学的な内容(ないよう)をしっかりと理解(りかい)し、自分の言葉で表現(ひょうげん)できている点が高く評価(ひょうか)できます。
これからもこのような好奇(こうき)心を持ち続け、さまざまなことにチャレンジしてください。

###項目(こうもく)評価(ひょうか)
-たとえがうまく使われています
-前の話聞いた話がよく書けています
-書き出しの結びがよく書けています
-わかったことがよく書けています
 

森リン評価 感想文:自然の不思議 ni 07月3週 あこすい
字数/基準字数:
1004字/700字
思考点:62点
知識点:71点
表現点:67点
経験点:76点
総合点:74点
均衡点:5点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:72点
知識点:81点
表現点:78点
経験点:85点
総合点:79点
均衡点:5点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種20個70%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙49種68個72%71点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙86種156個55%67点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種56個68%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1004字
 62点
 71点
 67点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 20個 (種類率70%) 62点
。例えば,いるので,おらざる,ことにより,せざる,だろう,と思う,と思える,と考える,などによって,なので,生きるため,考えると,高いので,

■知識語彙 49種 68個 (種類率72%) 71点
一切,不思議,中型,人形,全部,効率,動物,反対,哺乳類,商品,変態,大型,大量,密接,幼虫,意味,摂取,文中,方法,昆虫,時代,普通,本能,果実,栄養,栄養分,植物,満足,特徴,独自,生活,短所,穀物,競争,細胞,繁栄,自分,自然,自身,苦労,草食,複雑,解消,連鎖,部分,都合,食物,食糧,養分,

■表現語彙 86種 157個 (種類率55%) 67点
こと,これ,それ,それぞれ,どこ,ぼく,もの,よう,ん,サイズ,スーパー,セール,バクテリア,プランクトン,一切,上,不思議,中型,事,人形,他,価,僕,全部,効率,動物,反対,哺乳類,商品,変態,外,大型,大量,密接,幼虫,意味,感じ,摂取,文,文中,方法,昆虫,時,時代,普通,本能,果実,栄養,栄養分,植物,海,満足,物,特徴,独自,生きるため,生き方,生き物,生活,短所,種,穀物,競争,細胞,繁栄,自分,自然,自身,苦労,草,草食,葉,葉っぱ,複雑,解消,質,連鎖,部分,都合,量,頃,食物,食糧,養分,魚,鳥,

■経験語彙 38種 54個 (種類率70%) 76点
あみ出す,いかす,おる,かんじる,てる,できる,と思う,と思える,と考える,ねらう,れる,似る,作れる,優れる,出来る,分かる,取り合う,取れる,含む,学ぶ,当てはまる,感じる,成り立つ,探す,摂る,死ぬ,生きる,知る,育つ,見つける,触れる,読む,関わる,限る,飛ぶ,飛べる,食う,食べる,

■総合点 74点

■均衡点 5点
 

感想文:自然の不思議
   小5 あこすい(akosui)  2025年7月3日

  「葉を食べるということは、ずいぶん効率の悪い事なのである。なので普通草食の哺乳類でサイズの小さいものは、葉だけを食べるということをせず、もっと栄養のある部分を食べる。サイズの大きい哺乳類でも、草に含まれている細胞質だけから栄養を摂ることはせずに、もっと優れた方法をあみ出しだものが繁栄している。ほとんどの鳥は葉っぱを食べない。葉を食べるということは、栄養価の低いものを大量に摂取することを意味している。これでは飛ぶのには都合が悪い。実は、同じことが昆虫にも当てはまる。草を食うのは飛ばない幼虫の時代なのである。変態して飛ぶようになったら、草を食べない。このように昆虫は変態することにより、小さいサイズの短所を解消した。昆虫の生活は、まさにサイズと密接に関わっているものである」。ぼくはこの文を読  んで、自然はとてもうまくできてると思った。

 ぼくも似たようなことを知っている。食物連鎖のことだ。例えば海では動物プランクトンは生きるために自分で養分の作れる植物プランクトンを食べる。小魚はプランクトンを食べる。さらに小魚より大きな中型魚は小魚を食べる。そして大型魚は自分よりも小さい魚を食べる。まるでマトリョーカ人形のようだ。その上死んだ生き物はバクテリアなどによって栄養分になる。このように複雑な食物連鎖で自然は成り立っている。

 

 本文中に「ほとんどの鳥は葉っぱを食べない」とあるが、その鳥の生活はどんな感じなんだろう。鳥は、小さい頃から果実や穀物を食べて育つのだろう。果実などは質がよりよいが、他の種の生き物もねらっているので、競争が激しい。まるでスーパーのセール商品を取り合う時のようなかんじなんだと思う。食糧としての質は低いけどどこにでもある草とは反対だ。鳥は、飛べるという特徴をいかして、果実などを探していく。やっと見つけても取れるかは限らない。これだと苦労する上、食糧の量も比較的少ないが、それが鳥の飛ぶ特徴にあっているし、質の高いので満足出来るのだろう。ぼくは鳥も鳥自身の独自の生き方があるのだと思った。

 僕はこの文を読んで、生き物はそれぞれ独自の生き方があると分かった。そしてそんな細かい生き方が一切外から学んでおらず、全部本能だと考えると、自然はとても不思議で奥深い物だ、と思える。なのでこれからもっと自然に触れ、その不思議を感じたいと思った。