まさゆき君、こんにちは。

まず、作文の主題「外国の文化や言語の受容が日本にもたらす利点」について、明確に述べられている点が素晴らしいです。
作文の中で、具体的な例を挙げており、その点も非常に理解しやすく、説得力があります。
たとえば、スマートフォンや陶磁器(とうじき)、宋銭などの例は、外国の技術や文化が日本にどのように影響(えいきょう)与え(あたえ)てきたかを具体的に理解するのに役立っています。
また、江戸(えど)時代の鎖国(さこく)政策を引き合いに出し、開国して得られた利益を強調する部分は、歴史的な視点も取り入れており、深みがあります。
さらに、外国の文化や技術の受け入れが、新しい発見や技術の進歩にどう貢献(こうけん)するかという点を、紙や生糸の例を通して説明しているのも、論理的で理解しやすいです。
異文化への憧れ(あこがれ)や自己顕示(けんじ)欲についても触れ(ふれ)、それがどのように個人や社会に影響(えいきょう)与える(あたえる)かを考察しており、多角的な視点から問題を捉え(とらえ)ていると感じます。

項目(こうもく)評価】
-是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
-理由がよく書けています。
-体験実例がよく書けています。
-データがよく書けています。
-反対意見の理解がよく書けています。

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1250字/800字
思考点:79点
知識点:80点
表現点:80点
経験点:66点
総合点:80点
均衡(きんこう)点:4点

 


■思考語彙 21種 29個 (種類率72%) 79点
n確か,。例えば,いくと,いるから,からこそ,ことによって,しまうから,たかも,たため,だろう,と思う,ないから,ないと,なければ,は可能,は考える,ほとんど一方,伝授によって,本社によって,無ければ,言うと,

■知識語彙 62種 108個 (種類率57%) 80点
一昔,不便,世界,中世,中国,他国,伝授,便利,古代,国際,変動,変化,外国,大切,対象,布団,干渉,広汎,強大,成長,技術,接触,接近,文化,日本,日本人,日本語,時代,最近,末期,本社,欧米,歴史,江戸,海外,状態,理由,生活,生糸,発展,発明,発見,発達,目標,知識,社会,結果,習慣,自己,英語,表現,言語,豊富,貿易,輸入,通貨,銅貨,鎖国,陶磁器,顕示,風俗,飛躍,

■表現語彙 114種 206個 (種類率55%) 80点
n確か,あいさつ,あちら,いま,いろいろ,こと,これ,これら,ごはん,そこ,たため,だれ,はじめ,は可能,ほか,もの,よう,フィンランド,一つ,一昔,上,不便,世界,中,中世,中国,二つ,井,人々,今,他,他国,休み,伝授,何,例,便利,前,化,古代,国,国際,変動,変化,外国,多く,大切,宋,対象,布団,干渉,広汎,強大,成長,技術,接触,接近,文化,新た,日本,日本人,日本語,時,時代,暮らし,最近,服,木,末期,本社,欧米,欲,歴史,江戸,海外,源,物々交換,状態,理由,生き方,生活,生糸,発展,発明,発見,発達,的,目,目標,知識,社会,私,箸,紙,結果,習慣,自己,英語,蛙,表現,言語,語,豊富,貿易,輸入,通貨,銅貨,銭,鎖国,限り,陶磁器,顕示,風俗,飛躍,

■経験語彙 31種 46個 (種類率67%) 66点
く,さらす,しまう,しれる,せる,つくる,つづける,できる,と思う,なくなる,は考える,られる,れる,作る,入れる,分かる,劣る,取り入れる,取り込む,受け入れる,増える,憧れる,欠く,比べる,用いる,知る,繋がる,習う,起きる,起こる,食べる,

■総合点 80点

■均衡点 4点
 

最近といっても
   中3 まさゆき(akiroma)  2025年7月2日

 日本人が金曜の夜などに番組が終わるとき「では皆さん、よい週末をお過ごしください」といったあいさつをするようになったが、一昔前だったらだれも言わなかった。このようなことが起きているのは、海外との接触が飛躍的に増えた結果、Have a nice weekend(holiday)! のような、休みを前にしてのあちらの人々のあいさつの習慣を、取り入れたことによって起こった言語表現上の変化なのである。欧米の文化や風俗習慣は、多くの日本人の生き方の目標や憧れの対象である。よって、いま日本語は、日本の国際化という大変動の中で、外国語、特に英語という強大な言語からの広汎で、しかもほとんど一方的な干渉にさらされている。そこで私は、外国語などに干渉されてでも異文化に対する憧れや自己顕示欲、そしてその文化や言語への接近をすることは良いと思う。

一つ目の理由として、他国のものを受け入れていかないと今の日本社会ではうまくいかないから。いままで日本は、他国からの輸入や技術の伝授によって発展してきていて、まだ今もその状態でもある。例えば、今暮らしで欠かせないスマホはフィンランドにある本社によってはじめてつくられた。もし今日本にスマホが無ければ、今の日本での生活は不便になっていただろう。また、最近だけでなく古代末期から中世にかけて陶磁器が増え、宋銭をはじめとする中国の銅貨も輸入されて日本で通貨として用いられた。このような通貨が無かったとしたら、いまだに物々交換の時代だったかもしれない。

二つ目の理由は、他国のものを入れてかないと、新しい発見や技術の成長がなくなってしまうから。木が無ければ紙ができないと同じで、新しい何かになる源のようなものがなければ、新しい発見をすることができない。紙の例だけでなく、生糸というものが無ければ、服や布団をつくることは可能では無かった。これらは日本の例ではないが、日本の例で言うとごはんを食べる時のお箸である。お箸は木からできているものの、実際に発明されたのは日本である。他にも同じようなことを今まで日本でもしてきた。このようにほかの国のものをどんどん取り込んでいって、そこから新しいものを作っていくのが大切なのだ。

確かに貿易をあまりしていなかった江戸時代などでも日本の暮らしができていた。私は、江戸時代について詳しくはないが分からないが、歴史とかで習った限り、今の日本に比べてかなり技術が劣っていたと思うその理由として江戸時代は、鎖国状態だったため「井の中の蛙」というようにもっと広くて、知識豊富な世界があることを知らなかったのだ。これをつづけていたら日本は、今のような便利な社会になっていなかったと思う。今までいろいろなものを受け入れることによって、今の便利な社会になっているからこそ、異文化に対する憧れや自己顕示欲、そしてその文化や言語への接近をすることは良いと思い、またそのようなことが新たな技術の発達やよりよい日本社会に繋がっていくと私は考える。