あかるらさん、作文の提出ありがとうございます。障害者と社会との関わりについて、非常に考えさせられる内容でした。特に、ローズマリ・サトクリフの引用や、プラトンの名言を取り入れて、論点を明確にし、読者に深い印象を
与えています。名言がよく書けています。
また、自らの経験を交えて語ることで、説得力が増しています。体験実例がよく書けています。特に、自分自身が骨折を経験し、周囲の助けを借りたことを述べることで、障害者だけでなく、一時的な
支援が必要な
状況にも目を向けることができています。
さらに、障害者の自立を尊重しながらも、適切な
支援の重要性を
訴えるバランスの取れた議論が展開されており、複数の意見がよく書けています。総合化の主題として、「自立と
支援のバランス」を見事に表現しており、総合化の主題がよく書けています。
これからも多角的な視点から物事を
捉え、深く考える力を大切にしてください。次回の作文も楽しみにしています。
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項目評価:
-名言がよく書けています
-体験実例がよく書けています
-複数の意見がよく書けています
-総合化の主題がよく書けています
森リン評価 双方の気持ちを知ることから始まる助け合い yabi 07月3週 あかるら字数/基準字数: 1360字/800字 思考点:90点 知識点:87点 表現点:89点 経験点:92点 総合点:97点 均衡点:8点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:8点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 25種 | 29個 | 86% | 90点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 71種 | 102個 | 70% | 87点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 134種 | 227個 | 59% | 89点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 49種 | 64個 | 77% | 92点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1360字
 | | 90点
 | | 87点
 | | 89点
 | | 92点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 25種 29個 (種類率86%) 90点
しかし, 確か,。しかし,。確か,「むしろ,あるから,いくべき,いると,だから,だろう,できるから,で考える,と思う,やり遂げよう,やろう,を思う,アイディアに対して,助けによって,協力によって,同時に考える,変えよう,気付くと,相手にとって,積み重ねによって,関わらざる,
■知識語彙 71種 102個 (種類率70%) 87点
主張,今後,介護,体験,価値,協力,原因,友人,双方,反論,否定,哲学,問題,場所,大切,学校,安心,完全,完治,実感,尊重,小学生,平等,弱者,彼女,必要,意味,意思,意見,感謝,投書,支援,教科書,新聞,有無,様子,横断,歩道,殺到,点字,特別,率先,現代,理解,生活,登校,白状,目線,相手,瞬間,社会,第三者,経験,自分,自然,自立,自身,苦労,行動,視覚,視野,親切,言動,言葉,訪問,身体,途方,過剰,障害,音響,骨折,
■表現語彙 134種 227個 (種類率59%) 89点
確か,。確か,あなた,こちら,こと,これら,さ,さわり,そこ,それ,とき,みんな,もと,よう,アイディア,アドバイス,クラス,ブロック,ボタン,リスク,一つ,上,世の中,中,主張,人,今,今後,介護,体験,価値,利き手,前,力,助け,協力,原因,友人,双方,反論,否定,周り,呼び名,員,哲学,問題,場所,塾,壁,多く,大切,学校,安心,完全,完治,実感,害,尊重,小学生,帰り道,平等,幸せ,弱者,彼女,心,心掛け,必要,思い,意味,意思,意見,感,感謝,手,手助け,投書,支援,教科書,新聞,方々,有無,様子,横断,歩道,殺到,気持ち,点字,特別,率先,現代,理解,生活,用,登校,白状,的,目,目線,相手,瞬間,社会,私,積み重ね,第三者,経験,考え,者,腕,自ら,自分,自然,自立,自身,苦労,行動,視覚,視野,親切,言動,言葉,訪問,足,身体,途方,運び,過剰,達,闘い,際,障害,鞄,音響,響き,骨折,
■経験語彙 49種 64個 (種類率77%) 92点
くれる,できる,で考える,と思う,なくす,なさる,もたらす,やり遂げる,やる,を思う,乗り越える,会う,作る,働きかける,元気づける,分かる,助ける,助け合う,取り払う,受ける,同時に考える,向かう,困る,変える,差し伸べる,待つ,手伝う,押す,持つ,損なう,暮れる,歩く,気付く,渡る,現れる,生まれる,知る,繋がる,落ち込む,行う,見かける,読む,超える,述べる,過ごす,関わる,障る,頼る,驚く,
■総合点 97点
■均衡点 8点
双方の気持ちを知ることから始まる助け合い
中2 あかるら(akarura)
2025年7月3日
ユージーンは障害者と自然に向き合う町だった。その生活は自分の力でできることが私をどれほど自由にするのかを教えた。傷つこうが、自分の責任で苦境に直面する、それをイギリスの作家ローズマリ・サトクリフは「傷づけられる権利」と呼んだ。これは障害者がすっと主張してきたものだった。
私達は障害を持つ人に手を差し伸べていくべきだ。私達の助けによって障害者であることがもたらすバリアを少しでも取り払うことができるからだ。小学生のとき、塾からの帰り道、横断歩道で待っていると、白状を手に点字ブロックの上を歩く視覚障害者がこちらに向かって歩いてきた。私はその人が横断歩道を渡るかどうかは分からなかったが、目の前にあった音響用押しボタンを押した。障害者に気付くと同時に自然とボタンを押すことができた自分自身に驚いたと共に、助け合うことは特別なことではないということを実感した瞬間だった。私達の行動の積み重ねによって障害から生まれる壁をなくすことができる。障害ではないが、私も利き手の腕の骨折が原因となり学校生活で困ったことがある。しかし周りの理解と協力によって乗り越えることができた。登校中に鞄を持ったり教科書運びを手伝ったりしてくれたのだ。特に同じクラスにいた足の骨折経験のある友人は彼女自身の苦労した体験をもとにアドバイスをくれ率先して助けてくれた。その言動の一つ一つは途方に暮れていた私を元気づけ、完治まで、落ち込むどころか、感謝の気持ちを持って過ごすことができた。現代では身体的なバリアだけでなく、第三者や社会から障害者への心のバリアが問題となっているが、私達の心掛けがこれらのバリアをなくし、平等な世の中を作るのだと思う。
しかし、自らの力でやり遂げようとする意思を尊重することも大切だ。障害者であっても私達と同じように自立への思いがあるからだ。私は障害者という呼び名を「要支援者」に変えようと主張する新聞の投書を読んだことがある。それは訪問介護員からの意見で、「障(さわり)」に「害」では意味にも響きにも優しさがないという考えを述べていた。このアイディアには障害の有無に関わらず、多くの人からの意見が殺到した。しかし障害者の方々はこのアイディアに対して否定的だった。中には「障害者は常に支援を必要としていない」、「むしろ周りの人を助けることもある。」と反論する人もいた。確かに「要支援者」として支援を受け、頼ることのできる人や場所があることは安心感に繋がるだろう。しかし私達は、相手にとっての過剰な支援は、自立への気持ちを損なうリスクがあることを同時に考える必要があるのではないか。
確かに弱者に手を差し伸べることも、自らやろうとする意思を尊重することも大切だ。 しかし最も大切なのは、相手の目線で考えることだ。「親切にしなさい。あなたが会う人はみんな、厳しい闘いをしているのだから」という哲学者プラトンの言葉がある。私達は完全に相手の考えを知ることはできない。しかし相手を思い、自分の今までの手助けに対する視野を超えて働きかけるとき、そこに初めて手助けの価値や双方の幸せが現れるのだ。今後困っている人を見かけた際には相手の様子をしっかりと見て必要としている助けを行っていきたい。