みきひささん、今回の作文は非常(ひじょう)に感動(てき)で、多くの重要(じゅうよう)教訓(きょうくん)詰まっ(つまっ)ていましたね。

まず、巳之助のエピソードを通じて、自制心(じせいしん)重要(じゅうよう)(せい)訴える(うったえる)部分が非常(ひじょう)印象(いんしょう)(てき)でした。巳之助が最終(さいしゅう)(てき)に火をつけなかったという選択(せんたく)は、みきひささん自身の経験(けいけん)とも重なり、読者にとっても共感(きょうかん)しやすい内容(ないよう)だったと思います。また、自分自身の経験(けいけん)振り返り(ふりかえり)ながら、自制心(じせいしん)必要(ひつよう)(せい)について考える姿勢(しせい)素晴らしい(すばらしい)です。

さらに、お母さんの過去(かこ)の話を取り入れることで、文章が一層(いっそう)深みを持ち、読む人にとっても考えさせられる部分が増え(ふえ)ました。前の話聞いた話がよく書けています。また、心の中で思ったことがよく書けています。その中で「人の振り(ふり)見て(わが)振り(ふり)直せ」という諺を引用したのは、文章の主題を強調するのに効果(こうか)(てき)でした。

全体を通じて、自制心(じせいしん)個人(こじん)だけでなく、社会全体にとってなぜ重要(じゅうよう)なのかを、具体(てき)(れい)を交えて説明(せつめい)している点が非常(ひじょう)良かっ(よかっ)たです。ですますがよく書けています。また、動作情景(じょうけい)結び(むすび)がよく書けています。

みきひささんの作文からは、多くのことを学ぶことができます。これからもこのような深い洞察(どうさつ)を持った作文を期待しています。素晴らしい(すばらしい)作文をありがとうございました。
 

森リン評価 自分の行動を見直してみた_清書 ti 07月4週 みきひさ
字数/基準字数:
962字/500字
思考点:79点
知識点:57点
表現点:58点
経験点:67点
総合点:66点
均衡点:1点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:91点
知識点:69点
表現点:71点
経験点:78点
総合点:77点
均衡点:1点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙21種34個62%79点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙29種42個69%57点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙65種113個58%58点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙32種55個58%67点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
962字
 79点
 57点
 58点
 67点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 21種 34個 (種類率62%) 79点
。なぜ,いうと,しまうので,たから,たので,たらしい,だろう,つながるかも,できると,と思う,ないから,ないと,なければ,に考える,は思う,人間にとって,募ると,持つため,行くと,見ると,言わざる,

■知識語彙 29種 42個 (種類率69%) 57点
世界,中学,中学生,人間,先輩,冷静,喧嘩,大丈夫,大会,大切,小学,巳之助,年生,必要,戦争,文句,最後,相手,確認,算数,経験,自分,自制心,茫然,行動,解決,試合,途中,選手,

■表現語彙 65種 113個 (種類率58%) 58点
こと,せい,その後,たち,もの,よう,ん,ガット,テニス,ラケット,一,三,世界,中,中学,中学生,二,人,人間,他,僕,先輩,冷静,前,周り,喧嘩,四,塾,壁,大丈夫,大会,大切,子,小学,巳之助,年生,心,必要,我,戦争,持つため,振り,文句,日,時,最後,本,母,火,相手,県,確認,算数,経験,自分,自制心,茫然,行動,解決,試合,話,諺,途中,選手,頃,

■経験語彙 32種 55個 (種類率58%) 67点
いける,おく,くれる,しまう,しれる,つける,つながる,できる,と思う,に考える,は思う,やる,れる,出る,出来る,切る,勝てる,募る,叫ぶ,合う,張る,怒る,持つ,振る,気付く,直す,移す,立てかける,聞く,見直す,負ける,踏みとどまる,

■総合点 66点

■均衡点 1点
 

自分の行動を見直してみた_清書
   小4 みきひさ(mikimiki)  2025年7月4日

 巳之助は、火打ちというものは、あまり便利ではないと思った。ちょうど月が出て空が明るくなるように、巳之助の頭がこの言葉をきっかけにして明るく晴れてきた。電灯という新しい一層便利な道具の世の中になったのである。「おじいさんのランプ」を読んで、一番やってはいけないと思ったところは、巳之助が牛小屋に火をつけようとしたところだ。なぜかというと、火をつけることがよくないからだ。

 巳之助は途中で自分が悪いことに気付いたので、火をつけなかった。僕にも巳之助と同じような経験がある。小学四年生の塾の時だ。僕は、算数ができなかったことがある。その時、他の子はちゃんと出来ていてイライラしたことがある。まるで、怒った母のようだ。心の中で、

「なんで出来ないんだよ。」

と叫んだ。でも、できないことに文句を言わず、心の中にしまっておいた。なぜ行動に移さなかったかというと、やってはいけないと思ったからだ。やってはいけないと冷静に考えることができると、人間は踏みとどまることができるのだ。イライラが募ると人は思ってもない行動が出てしまうので、募る前に解決することが大切だ。

 母に相手が悪いと思っていたが、最後には自分も悪かったと思う話を聞いてみた。母は、中学生の頃テニス選手だった。中学一年生の県大会の日に、テニスラケットを壁に立てかけていた。その後、ラケットを見に行くと、ガットが切られていた。母は茫然としたらしい。ガットが切られていたので、コーチがガットを張り直してくれた。でも、母に合ったものではなく、試合に負けてしまった。その後、先輩たちを見ると、ラケットを常に二、三本持っていた。母も同じようにしなければならなかったと思ったらしい。僕は、ガットがそのままだったら試合に勝てたと思い、母は悲しかっただろうと思った。なぜかというと、ガットを切られたせいで、勝てなかったからだ。

 人間にとって、自制心は必要である。自制心がないと、喧嘩ばかりの世界になってしまうだろう。そして、戦争につながるかもしれない。自制心を持つためには、人の行動を見て、大丈夫か確認することが大切だ。「人の振り見て我が振り直せ」という諺があるように、僕はこれから周りの人の行動を見て、自分の行動を見直したい。