清正さん、今回の作文について拝読しました。
まず、社会問題に対する深い
洞察が感じられる点が素晴らしいです。
海外旅行を敬遠する
傾向にある現代日本人の心理を、メディアの
影響や言語能力の問題と結びつけて考察している部分は、非常に説得力があります。
また、海外経験を通じた具体的なエピソードを交えることで、読者に対してよりリアルな理解を
促しています。
これにより、単なる意見述べるだけでなく、実体験に基づいた説得が成されている点が印象的です。
さらに、教育体制に対する提案も興味深いです。
歴史教育を例に挙げ、世界各国の文化や思想を理解することの重要性を説いており、非常に建設的な提案となっています。
こうした深い知識に基づく解決策は、今後の教育改革においても参考にされるべき点が多いと感じます。
文章全体として、将来予測を
含めた問題提起や、具体的な解決策の提示が行われており、
論旨の展開が非常に明確です。
読者が理解しやすい構成であり、
一貫した
論旨が
貫かれているため、非常に読みやすい文章となっています。
予測問題の主題がよく書けています。
原因や対策がよく書けています。
森リン評価 地平の拡張 nnzi 07月3週 清正字数/基準字数: 1543字/800字 思考点:85点 知識点:76点 表現点:79点 経験点:79点 総合点:87点 均衡点:7点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:7点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 23種 | 27個 | 85% | 85点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 56種 | 97個 | 58% | 76点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 113種 | 195個 | 58% | 79点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 40種 | 62個 | 65% | 79点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1543字
 | | 85点
 | | 76点
 | | 79点
 | | 79点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 23種 27個 (種類率85%) 85点
、何故,、多分,、確か,。しかし,いくべき,いれば,ことによって,しまえば,すれば,だから,だろう,ないと,ないはず,なかろう,に多分,もらうと,やれば,使えば,思想に対し,知るべき,見渡せば,言えば,話そう,
■知識語彙 56種 97個 (種類率58%) 76点
不安,世界,主義,事件,事実,介入,他人,体制,個人,側面,単純,単語,原因,回答,基盤,大事,大人,大半,大変,学生,形成,必要,忌避,思想,提示,故郷,教育,文化,文法,旅行,日本,時代,構築,機会,歴史,海外,激動,片言,犯罪,現代,理解,知人,確実,社会,簡単,経験,翻訳,能力,臆病,英語,解決,解説,訂正,語法,貢献,非常,
■表現語彙 113種 195個 (種類率58%) 79点
、確か,あれ,いつ,がち,こと,これら,さ,すべて,そもそも,それ,それら,ただ,たち,ないはず,もと,もの,よう,わけ,イメージ,オーストラリア,カサカサ,タブー,ニュース,ホームステイ,一,不安,世界,中,主義,事件,事実,人,人々,今,介入,他人,体制,何,例,個人,側面,先,光,単純,単語,原因,周り,回答,国,国々,基盤,壁,外,大事,大人,大半,大変,学生,家,度,形成,影,必要,忌避,思想,我々,提示,故郷,教育,文化,文法,方,旅行,日本,時,時代,枕,楽,構築,様々,機会,歴史,海外,激動,片言,犯罪,現代,理解,的,知人,確実,社,社会,私,窓,策,簡単,経験,翻訳,能力,臆病,英語,行い,解決,解説,訂正,語法,貢献,赤,道,間,非常,音,
■経験語彙 40種 62個 (種類率65%) 79点
いける,いただく,しまう,すぎる,すたれる,せる,できる,なおす,もらう,やる,られる,れる,使う,出来る,分かる,占める,取り上げる,喋れる,変わる,寝る,差し込む,得る,怯える,愛する,感じる,持つ,比べる,犯す,生きる,知る,見つめる,見渡す,詰まる,話す,通じる,過ごす,違う,開ける,飛ぶ,鳴る,
■総合点 87点
■均衡点 7点
地平の拡張
高3 清正(rayuni)
2025年7月3日
最近の日本では海外旅行者が減少していると聞く。私の周りでも英語が出来ない、治安が不安だといったことで海外旅行は敬遠しがちだという人が多い。インターネットを通じていくらでも外を知ることが出来る、と思われている現代では確かに敬遠されがちであることはわからなくもない。しかし、旅にはネットで走りえない世界を知るという役割があり、それが出来ないと閉ざされた自国の見識のみで思考が偏ってしまう恐れがある。
前述の通り、海外へ赴くことがない原因として海外に対する偏見や好くないイメージがあるということが挙げられる。ではどうしてそのようなイメージが出来てしまうのか。やはり大きいのはマスメディアやネットの影響であろう。私もネットニュースを閲覧している一人ではあるのだが、明らかに喜ばしいニュースよりも悪いニュースが取り上げられがちであると感じている。これこれこういう国でこういう事件があって、あれあれ人は犯罪を犯して、と。こんなニュースばかりでは当然海外によいイメージを持つわけがないだろう。また、英語が出来ないといった個人の能力的側面もイメージ形成に貢献してしまっているだろう。。英語は難しすぎる、喋れるわけがないという学生や大人は周りを見渡せば一人は確実にいるというほどに多い。だが、実際に海外へ飛んだ経験から言えば、文法だの語法だのがハチャメチャでも単語だけの片言英語でなんとなく通じてしまうものである。さらに言ってしまえば私の海外経験はオーストラリアでのホームステイなのだが、本当に分からない時はG社の翻訳を使えば簡単に解決することが出来た。先ほど能力的側面といったが訂正させていただく。ただの知らないもの怖さ、臆病なだけである。寝ている時に枕もとでカサカサと音が鳴った時に不安になることに多分、多分変わりはない。つまるところ、海外への怖れは世界に対する理解度が低いということが原因の大半を占めているというわけだ。
ではどうすればこの原因を解決することが出来るだろうか。私が提示する解決策は、世界の文化や歴史、今をより深く知る教育体制、社会基盤を構築することである。理解度が低いのだから理解させてやればいい。なんと単純な回答かと言いたくなるものだが一人の学生として言わせてもらうと、現代日本の教育では決して海外を理解することなどできない。例として歴史教育について話そう。歴史というものにはその時代を生きた人々の主義、思想というものがぎっしりと詰まっている。その思想は現代では忌避されるものであったり、もはや影も見ないほどにすたれてしまったものであったり様々だ。これらの思想に対し、人の思想にあまり介入してはいけないとほとんど解説しないことが多い。しかし、それらの思想の中には今の国々を構築する基盤となったものもあり、思想を知ることによって何がタブーとされているのか、何故その行いをする必要があるのかといった海外での過ごし方を知ることが出来る。過ごし方が分かっていればその国に旅行するとなっても大して怯えたりはしないはずだ。赤の他人の家で過ごすのは大変だが、それに比べて知人の家で過ごすのが非常に楽なように。私たちは今よりもさらに海外について知るべきなのだ。
ただ、確かに我々と海外の間に大きな壁があることも事実だ。そもそもの文化が違うのだからすべてを理解することは当然できない。だとすれば日本をもっと知り、日本を愛するという道でよいではないか、と。しかし、海外、世界を知るということは日本という故郷を見つめなおす機会たり得るのだ。窓を開けて差し込むのはいつだって明るい光である。我々はこの激動の時代の中で、我々を外から見つめる機会を大事にしていくべきではなかろうか。