きよのさん、こんにちは。

今回の作文は、技術の進化とその影響(えいきょう)について深く考察されている点が印象的です。
特に、家庭内の人工照明が増えたことによる変化を、かつてのランプの焔と比較(ひかく)して述べている部分は、読者に対して強い印象を与える(あたえる)ことができています。
また、自らの体験を通じて技術依存(いぞん)の問題を実感し、それに対する対策を考える過程が具体的に書かれており、説得力があります。

体験実例がよく書けています。
飯盒炊飯(すいはん)のエピソードは、自分で火を扱う(あつかう)ことの難しさや、その経験から得る学びを具体的に描写(びょうしゃ)しており、非常に有効な例となっています。
さらに、学校教育における実体験の重要性を説く部分では、KGGでの学びを例に挙げることで、理論だけでなく実践(じっせん)を通じての学びの大切さを強調しています。

名言がよく書けています。
「寒さに震え(ふるえ)た者ほど太陽の温かさを感じる」という引用は、テーマに沿った非常に効果的なものであり、作文の締めくくり(しめくくり)に深みを加えています。

全体として、技術の進歩が人間の生活に与える(あたえる)影響(えいきょう)について、自己の体験を交えながら考察し、読者に考えるきっかけを提供する内容となっており、大変読み応えのある作文です。

内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1121字/800字
思考点:77点
知識点:78点
表現点:79点
経験点:76点
総合点:86点
均衡(きんこう)点:9点

 


■思考語彙 20種 26個 (種類率77%) 77点
 確か,、もちろん,。しかし,あるので,いるから,しよう,するため,そのため,と思う,と言える,なければ,なので,に思える,また第,使わざる,制御可能,取り入れるべき,生きるため,言うと,頼らざる,

■知識語彙 59種 86個 (種類率69%) 78点
不気味,人工,人類,代替,侵入,便利,個人,先生,出現,制御,制御可能,勉強,北九州,去年,名言,地域,地球,場面,大変,太陽,学校,学習,安全,実体験,家庭,形式,手足,教育,方法,普段,暴走,机上,林間,柔順,校外,機能,正体,温暖,炊飯,照明,現在,生活,発明,登場,皮肉,真昼,知恵,知識,社会,空間,管理,簡単,紹介,習得,自分,英語,身近,関心,飯盒,

■表現語彙 113種 181個 (種類率62%) 79点
 確か,こと,さ,さまざま,さん,しじま,するため,そこ,そのため,たくさん,ところ,どこ,もの,よう,カレー,クイズ,スタッフ,ストーブ,テレビ,ネット,ブラック,ポスト,ランプ,一,不気味,中,二,人,人工,人類,今,代替,侵入,便利,個人,先生,出現,制御,制御可能,剣,力,勉強,化,北九州,去年,名言,周り,器,地域,地球,場面,大変,太陽,学校,学習,安全,実体験,家,家庭,形式,手,手足,扱い,教育,方法,普段,暴走,机上,林間,柔順,校外,機能,正体,水,温暖,火,炊飯,焔,照明,熱,物,現在,生きるため,生き方,生活,略,発明,登場,皮肉,目,真昼,知恵,知識,社会,私,空間,管理,簡単,米,紹介,習得,者,自ら,自分,英語,薪,身,身近,鍋,関心,闇,隅々,飯盒,

■経験語彙 38種 58個 (種類率66%) 76点
いたる,くれる,しまう,しれる,すぎる,と思う,と言える,に思える,もつ,もとづく,れる,作る,使う,使える,借りる,化す,取り入れる,変える,始める,学ぶ,広がる,感じる,慣れる,流す,消え失せる,炊きあがる,炊く,生きる,知る,行う,行ける,触れる,負える,離れる,震える,頼る,飲める,高まる,

■総合点 86点

■均衡点 9点
 

生きた体験
   中3 あききの(akikino)  2025年8月1日

 家庭の中にはかつてのランプの焔の周りに広がっていた闇のしじまは消え失せて、いたるところに真昼のような人工照明の空間が出現してしまった。人類は火を制御可能なものにするためにさまざまな知恵を発明してきたのだと言える。皮肉なことに、火の機能の代替物は、正体のはっきりしないブラックポストとして、生活の隅々にまで侵入し始めている。社会化されてしまった現在の火は、やがて個人の手に負えないものになる。こうしていまや熱の機能としての火は、柔順なしもべであると同時にいつどこで暴走するかしれない不気味なダモクレスの剣と化してしまっている。私は、便利さに流されることなく、生きるための知識や知恵を自らの身をもって習得していきたい。

 そのための方法としてまず、便利なものに頼らず、自分の手足を使うことだ。去年、林間学校の飯盒炊飯でカレーを作った。飯盒炊飯なので、もちろん炊飯器を使わずに一から米を炊く。私の家には薪ストーブがあるので、火の扱いには慣れていると思っていた。しかし、飯盒炊飯で使う火は薪ストーブよりも強い火で炊かなければ行けなかった。なので、先生やスタッフさんの力を借りて、なんとか火を強くしようとしたが、どんどん弱くなってしまい、米がきちんと炊きあがらなかった。普段は炊飯器を使っているから知らなかったけれど、自分で火の管理をして、いつも使わない大きな鍋で炊くのは大変だった。

 また第二の方法として学校教育においても、机上の勉強だけではなく、実体験にもとづく学習を取り入れるべきである。学校の校外学習でKGGに行った。KGGとは北九州グローバルゲートウェイの略で、簡単に言うと、英語しか使えないキッザニアのようなものだ。私はそこでSDGsについて学んだ。普段、テレビやネットでよく目にするし、学校でもSDGsについて学ぶことがたくさんあるので、知っていることはたくさんある。しかし、いろんな場面で登場しすぎて、私の中でSDGsが身近なものに思えなくなってしまっていた。だが、KGGではクイズ形式で、私の学校がある北九州で行われているSDGsについて学ぶのだ。私は今まで、地球温暖化や水が安全に飲めていない人についてなど、私の生活とは少し離れたことについてしかSDGsに触れていなかった。なので、自分の身近な地域について紹介してくれたKGGで、よりSDGsへの関心が高まった。

 確かに、一度便利になってしまった生活を変えることは難しい。しかし、「寒さに震えた者ほど太陽の温かさを感じる」という名言があるように、私は、便利さに流されることなく、生きるための知識や知恵を自らの身をもって習得していくという生き方をしていきたい。