テスト勉強について
   中1 あおなち(aonati)  2025年7月4日

  人生で初めて、第二回定期テスト(期末テスト)をやった。第一回定期テスト(中間テスト)とは、全く違う教科が増えて、範囲も広くなって大変だった。しかも、3日も苦痛のテストが続くとなると、いつも勉強している子も、ぐったりだった。まるで、本当に酷くて一生治らない風邪になってしまった時のように。そして、テスト最終日。笑顔で学校にくる人は、いなかった。体全体が闇のようなものに食い尽くされていた。テストが全て終わった時には、みんなに笑顔が見えて闇も消えていた。

テストは、なくていいと思う



 理由一つ目は、テスト勉強は体力が落ちるし、ストレスの原因だからだ。テストは、どれだけ100点に近づけられるかが勝負だからテスト勉強で知識を深くしなければならない。自分は、納得しないと落ち着かないし自分を責めすぎてしまうタイプ、つまりは完璧主義だからテスト勉強もテストも嫌いなのだ。気持ちが焦りすぎて朝の5時から起きて、登校時間ギリギリまで勉強した日もあった。土日は、サッカーがあったが休んで朝の 7時から夜の9時までテスト勉強をした日もあった。このように、非常に心配性の効果が出てしまうからテストは、軽くで,いや、なくていいと思う。僕は、茂木健一郎さんという脳科学者で、教育にも多くの意見を持っている人に注目した。そして、大きく関心に思った言葉がある。それは、

「テストばかりの教育では本当の意味で脳が活性化しない」「失敗から学ぶことが大事なのに、点数だけではそれができない」

と話していることだ。テストは、人生に本当に大切な物なのか全校の校長が考えて欲しいと思う。



 理由2つ目は、テスト期間に入ると好きなことができなくなってしまうからだ。単純かもしれないが僕にとっては大きいものだ。今回が初めてだったのもあったが、ものすごくテスト勉強をしてメンタルをボコボコにした。僕の好きな事はサッカー。サッカーはいつもどれだけボールを触っているかによって、サッカーのうまさが変わるのだ。テスト期間に入ったら、週に2,3回しかボールを触っていない。きっとサッカー馬鹿な僕は心の中で叫んでいるだろう。自分の心をボコボコにしてまで勉強した日は、今回が初めてだろう。そして、テスト勉強をがんばり、テストで精一杯今の実力を示した。テスト最終日を終え、帰宅したら、まずボールを触って、好きなことをして、ボコボコに傷ついた心を癒した。次の大きなテストでは、しっかりと作戦を立て、これからも自分に厳しくしていきたい。



 確かにテストをすることで、勉強の内容が完全にわかったり、自分を見つめたりすることができるかもしれない。しかしテストは誰も楽しくないし、頻繁にやるものではないと思う。だからテストは頑張るものの、何か作戦を立ててストレスを軽減させる方法を考えて、これからも自分なりに頑張っていきたい。「人間と言うものは結果から事のよしあしを判断する」という名言があるように、人間はテスト結果で評価をしがちである。しかし、テストではなく日頃の勉強の頑張っている姿や人間性を見るべきだ。