あえつなさん、作文の内容(ないよう)がとても興味深かっ(きょうみぶかかっ)たですね。特に(とくに)、古いものと新しいものの違い(ちがい)について考える部分が印象(いんしょう)(てき)でした。あなたが描い(えがい)た巳之助の話は、時代の変化(へんか)個人(こじん)適応(てきおう)について考えさせられるものがありました。巳之助が怒り(おこり)ながらもすぐに気持ちを切り替える(きりかえる)様子は、変化(へんか)柔軟(じゅうなん)対応(たいおう)する大切さを教えてくれます。

自分の経験(けいけん)を交えて、古くなった(くつ)捨てる(すてる)話をすることで、物語に自分自身の実体験(じつたいけん)織り(おり)交ぜることができていて、文章がよりリアルで感情(かんじょう)移入(いにゅう)しやすくなっています。このように、過去(かこ)の話や自分の体験(たいけん)を取り入れることで、より深い理解(りかい)を読者に伝える(つたえる)ことができています。

また、心の中で思ったことがよく書けています。特に(とくに)、「人間は次の時代になったら前の時代に戻れ(もどれ)なくなってしまうのだな」という部分は、技術(ぎじゅつ)の進歩と人間の心理を繋げて考える素晴らしい(すばらしい)試み(こころみ)です。全体を通して、あなたの感じたこと、考えたことがしっかりと表現(ひょうげん)されていて、読み手にもその感情(かんじょう)伝わっ(つたわっ)てきます。

文章全体としても、説明(せつめい)描写(びょうしゃ)がバランス良く(よく)組み込ま(くみこま)れており、読みやすい作文になっています。次に作文を書くときも、このように自分の感じたことを大切にして書いてみてくださいね。

 構成(こうせい)◎ 題材(だいざい)◎ 表現(ひょうげん)◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準(きじゅん)字数:831字/500字
思考点:69点
知識(ちしき)点:54点
表現(ひょうげん)点:53点
経験(けいけん)点:77点
総合(そうごう)点:62点
均衡(きんこう)点:0点

 


■思考語彙 17種 20個 (種類率85%) 69点
。なぜ,あるので,うから,そう思う,たから,だから,だろう,と思う,ないから,なれば,のため,ません,変わろう,思うから,燃やそう,聞くと,言うと,

■知識語彙 24種 33個 (種類率73%) 54点
一番,人間,便利,写真,商売,大変,巳之助,愛情,手段,時代,最後,本当,母屋,火口,火打,火花,田舎,移動,自分,道具,都会,長文,電灯,電球,

■表現語彙 54種 89個 (種類率61%) 53点
あれ,くせ,こと,これ,そう,そっち,それ,のため,もの,もん,わけ,ん,カチカチ,ランプ,一,一番,世の中,中,人,人間,今,便利,僕,写真,前,商売,大変,巳之助,心,愛情,手段,時,時代,最後,本当,次,母屋,火,火口,火打,火花,牛,田舎,目,移動,自分,道具,都会,長文,電灯,電球,静か,靴,音,

■経験語彙 39種 49個 (種類率80%) 77点
きれる,く,くれる,こもる,さしつかえる,しまう,そう思う,つける,と思う,られる,れる,わかる,使う,使える,出る,分かる,変える,変わる,寝る,待つ,怒る,戻れる,捨てる,撮る,湿る,燃え上がる,燃やす,目覚める,眠る,知る,聞く,覚ます,読む,買う,起きる,進む,間に合う,間違う,飛ぶ,

■総合点 62点

■均衡点 0点
 

母屋はもうひっそりと
   小4 あえつな(aetuna)  2025年7月3日

 母屋はもうひっそり寝静まっていた。牛小屋も静かだった静かだと言って牛は眠っているか目覚めているかわかったもんじゃない。牛は起きていても寝ていても静かなのだから。もっとも牛が目を覚ましていたって、火をつけるには結構さしつかえないわけだけれども。火花は飛んだが、火口が湿っているのか、ちっとも燃え上がらないのであった。巳之助は、火打というものは、あまり便利なものではないのだと知った。火が出ないくせにカチカチと大きな音ばかりして、これでは寝ている人が目を覚ましてしますのである。「古くせーなー、いざという時に間に合わねえ・・・・・・・古くせーもな間に合わねえ・・・・・・」巳之助は今になって、自分の間違っていたことがはっきりとわかった。ランプはもはや古い道具になていたのである。電灯という新しい一そう便利な道具の世の中になたのである。世の中が進んで、古い商売がいらなくなれば、男らしく、すっぱりその商売は捨てて、世の中のためになる新しい商売に変わろうじゃないか。僕が一番すごいなーと思ったのは巳之助があれだけ怒って母屋を燃やそうとしていたのに、すぐに心をきれ変えられたことです。そしてこの長文の中は田舎だと思うから、都会から来ましたと言うと、「えっ本当かい」と言われそうです。なぜならこの時は移動手段が少なかっっただろうから僕はそう思いました。

 僕は古くなったものを捨てたことがあります。それは靴です。僕が、「小さくなった靴をもう使えないから次のを買ってくれる?」と聞くと、「うん分かったからちょっと待ってね」と言って今もだけど愛情がこもった靴だと思って写真を撮ってからじゃないと捨てていません。

 僕も今は電球やLEDそしてランプなどがあるのでそっちを使いたくなってしまします。

 僕はこの長文を読んでまず母屋も大変な時はぐっすり眠るんだなと思いました。最後に人間は次の時代になったら前の時代に戻れなくなってしまうのだなと心の中でもいました。