ちさちゃん、こんにちは。
今回の作品は、現代の便利さとその陰で失われつつある基本的な技能に焦点を当てたテーマが非常に興味深く感じられました。
文章を通じて、テクノロジーに依存する生活と自然や基本的な生活技術への回帰という対比が巧みに描かれています。
また、自身の経験を引用することで、読者に対しても説得力を持たせる試みが見られ、その点が非常に効果的です。
体験実例がよく書けており、その具体的なエピソードが作文の説得力を増しています。
特に、マッチを使うことの難しさや田植え体験を通じての学びが具体的に述べられており、実体験から得た教訓が生き方の主題にしっかりと結びついています。
名言「経験とは、皆が失敗につける名前のことだ」という言葉を引用している点も素晴らしく、その名言が作文のテーマを深めるのに一役買っています。
全体として、ちさちゃんの作文は、読者に考えるきっかけを提供し、自分たちの生活について一度立ち止まって考える機会を与えてくれる内容となっております。
項目評価:
-体験実例がよく書けています
-生き方の主題がよく書けています
-名言がよく書けています
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:937字/800字
思考点:67点
知識点:79点
表現点:80点
経験点:73点
総合点:80点
均衡点:5点
■思考語彙 22種 27個 (種類率81%) 82点
。しかし,。確か,いるから,かららしい,すると,そのため,たため,たらしい,だろう,と思う,なければ,に思う,のため,はどうして,思うと,提供に対して,法第,私にとって,税に対し,税に対して,行くため,言うと,
■知識語彙 63種 87個 (種類率72%) 81点
一生,不可欠,不思議,中身,今回,今年,介護,作文,使用,保障,元年,入館,全般,公立,利用,医療,原則,商品,図書館,国民,均一,場所,大人,子供,存在,学生,実感,対価,将来,導入,平成,平等,年金,徴収,必要,意味,授業,提供,支援,教育,施設,日本,昨年,時代,残念,消費,漢字,無料,理解,確認,社会,税収,税金,納税,経費,老人,自分,財布,販売,資料,身近,関心,飛鳥,
■表現語彙 130種 253個 (種類率51%) 87点
。確か,〇,うち,お世話,お金,きっかけ,こと,こども,これ,すべて,そう,そのため,その他,それ,たくさん,たため,ところ,のため,もの,よう,ん,アルバイト,サービス,ショップ,バッグ,バーガー,ファースト,フード,ポケット,ワード,一,一生,七,不可欠,不思議,中,中身,二,五,人,人々,今,今回,今年,介護,作文,使用,保障,元年,入館,全て,全般,八,公立,円,利用,医療,十,原則,商品,図書館,国民,均一,場所,大人,嫌,子ども,子供,子育て,存在,学生,実感,対価,将来,導入,平成,平等,年,年金,店,度,庸,徴収,必要,念,思い出,意味,手,授業,提供,支援,教育,料,施設,日本,昨年,時,時代,本,条,残念,母,法,消費,漢字,為,無料,理解,百,確認,社会,私,税,税収,税金,納税,経費,老人,考え,自分,行くため,話,調,財布,販売,資料,身近,関心,飛鳥,%,
■経験語彙 36種 51個 (種類率71%) 73点
おる,くださる,くれる,できる,と思う,に思う,れる,わかる,使う,借りる,充てる,入る,入れる,出かける,合う,含む,呼ぶ,変わる,学ぶ,帰る,思い出す,感じる,払う,持つ,握る,支える,湧く,知る,納める,聞く,見つける,読む,調べる,買う,買える,貸す,
■総合点 86点
■均衡点 5点
sakubunn
中3 ちさたん(tisatan)
2025年8月1日
百円ショップに行くために財布をバッグに入れる。念の為中身を確認すると二百円ちょうど。私は母に二十円貸してと言い、二百二十円を持って出かけた。消費税の十%が嫌になる。「百円ショップは百円均一じゃなくて百十円均一だよね」母にそう言うと母が消費税にまつわる思い出話をしてくれた。母は学生時代にファーストフード店でアルバイトをしていたのだが、その時に百円バーガーというものがあったらしい。すると、こどもが百円を手に握って「百円バーガーください」と言う。しかし、実際には消費税五%が入って百五円必要になる。けれど母は「それだと買えないんだ」と言ってこどもが残念そうに帰るのが辛く、それからはポケットに五円をたくさん入れていたそうだ。母もその時は「消費税なんてなければ良いのに」と思っていたらしい。でも消費税を含む税全般に意味があることを大人になって実感したそうだ。
母の話を聞いて私は社会の授業で租・庸・調を学んだことを思い出した。日本では飛鳥時代から税というものが存在しており、1989年(平成元年)に、商品の販売やサービスの提供に対して3%の税金を納める消費税の導入があり、1997年から5%、2014年から8%、2019年から10%に変わった。また、消費税の税収は、社会保障4経費である年金、介護、医療、子ども・子育て支援に充てることになっている。子供から老人までの幅広い人々のためのお金だと思うとそれは必要不可欠だ。
自分の身近なところでどんな場所に税が使われているのか調べたところ、図書館というワードを見つけた。確かに、私はよく本を借りるのだが図書館の本はどうして無料なのだろうと不思議に思う。それは図書館法第十七条において「公立図書館は入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない」とされているかららしい。これが図書館無料の原則と呼ばれている。図書館は社会教育施設であり、すべての国民が平等に使用できるようになっているのだ。読みたい本を全て買うのは学生の私には厳しい。そのため本が無料で借りれるというのは私にとってすごくありがたいことだと感じる。
私は今回税について調べてみて、税に対して嫌なものという考えが一八〇度変わった。税を払う人とそれを使う人とで社会の中で支え合っていることがわかった。一生のうち、今までも税にお世話になってきたし、これからもお世話になるのだと思うと、今のうちに税について理解することができてよかったと感じた。昨年の「今年の漢字」は『税』だった。そのこともあり税に対し私の中でも関心が湧いていたためこの作文を通してさらに税を知る良いきっかけになった。私が今できる納税は消費税を払うことだけれど、これから将来も意味ある税金をしっかり払っていきたい。