変わりゆく言葉について各自が考えていく必要がある、という主題について<<え2011/67み>>
★意見A 新しく出現した言葉の例を複数あげたうえで、とくに短縮された言葉について、定着度によっては受け入れるべきという意見がよく書けました。
★意見B <<え2012/13み>>一方「ことわざ」など古くかつたわる言葉について、「急がば回れ」の由来を詳細(しょうさい)に述べた実例はとてもよいです。‘急いでいる場合は…’など現代語に直さず、古典的な言葉遣い(づかい)である和歌の一部をそのまま用いる方が印象的であるとともに、昔の教えが現代でも教訓になっているところが、日本語文化に根ざした言葉の価値を見事に表現しています。
★名言の引用 「始めることも大切だが、やり遂げる(やりとげる)ことの方が、もっと大切である。」は、言葉を使う目的とその重要性を述べた★総合化の主題 を強調する効果があります。
★総合化の主題 【伝える相手のことも考えて言葉を選ぶことも大切】はとてもよいです。

項目(こうもく)評価:
名言がよく書けています。
複数の意見がよく書けています。
昔話の実例がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:907字/800字
思考点:72点
知識点:68点
表現点:69点
経験点:71点
総合点:78点
均衡(きんこう)点:8点

 


■思考語彙 18種 21個 (種類率86%) 72点
。しかし,。確か,が考える,するべき,そのため,とどまるべき,と思う,と言える,ないと,に考える,も考える,れるべき,乗らざる,使おう,取り入れよう,急がば,考えると,言葉かも,

■知識語彙 44種 75個 (種類率59%) 68点
世代,判断,反映,各自,同士,名言,問題,国語,報告,場面,大切,大津,審議,必要,意味,教訓,日本,時代,最近,武士,泥棒,湖岸,滋賀,瀬田,瀬田川,熟語,状況,独自,現状,琵琶湖,発祥,目安,相手,矢馳,短縮,立場,老若男女,臨機応変,自体,自由,言葉,長橋,隠語,魅力,

■表現語彙 91種 144個 (種類率63%) 69点
。確か,い,こと,ことわざ,すぎ,そこ,そのため,それ,たち,とも,どころ,どちら,ほう,もの,ゆるやか,よう,ら,タイ,タイム,パ,パソコン,パフォーマンス,パーソナルコンピュータ,マジ,リハビリ,リハビリテーション,世代,人,会,何,判断,反映,各自,同士,名言,問題,四,国語,地,報告,場面,変わり目,大切,大津,字,審議,岸,幸,必要,意味,抜き,教訓,方,日本,時代,最近,楽,橋,歌,武士,泥棒,湖岸,滋賀,瀬田,瀬田川,熟語,状況,独自,現状,琵琶湖,発祥,的,目安,相手,県,矢馳,短縮,私,立場,老若男女,臨機応変,自体,自由,船,言葉,道,遣い,長橋,陸,隠語,魅力,

■経験語彙 35種 48個 (種類率73%) 71点
が考える,しれる,できる,とどまる,とる,と思う,と言える,に考える,まう,めぐる,も考える,やり遂げる,れる,わかる,乗る,伝える,伝わる,住む,作る,使う,出る,取り入れる,回る,始める,学ぶ,得る,急ぐ,渡る,生まれる,異なる,知る,示す,聞く,通る,選ぶ,

■総合点 78点

■均衡点 8点
 

「食べられる」か
   中2 あえます(aemasu)  2025年8月1日

 「ら抜き言葉」をめぐる楽幸判断自体が、国語問題の現状を反映していると見ることもできる。報告にもあるように、言葉遣いについて審議会は「ゆるやかな目安、よりどころ」を示すにとどまるべきだ、という立場をとっている。時代の変わり目で、私たちが言葉をどうしていくか、各自が考えていく必要があるということだ。

新しいものが出てくるのは当然である。最近の言葉はもともとあった言葉を短くして作った「タイパ」=タイムパフォーマンスや「ま?」=マジ?といった言葉があり、あるいは場面や状況が異なっていても臨機応変に使うことができる「ヤバい」や「あーね」などの言葉が生まれてきている。確かに、「ま?」まで短縮しすぎたり、もともとは泥棒同士の隠語だったりしたヤバいなどの言葉は若い世代の人しかわからない言葉かもしれない。しかし、「パソコン」=パーソナルコンピュータや「リハビリ」=リハビリテーションのように老若男女ともにわかるような言葉は広く使われるべきだと思う。

しかし、古い言葉を使うことも大切である。私が住む滋賀県にある瀬田川は「急がば回れ」ということわざの発祥地である。このことわざはもともと「武士の矢馳の船ははやくとも急がばまわれ瀬田の長橋」という歌からきている。この歌の意味は大津へ行くのには、琵琶湖の岸の矢馳から出る船に乗らず、湖岸の道を通って瀬田川の橋を渡って陸の道をいったほうが良いという意味である。このように考えると、新しい言葉を取り入れていくのも大切だが、日本独自の四字熟語やことわざなどの言葉も大切にするべきだと言える。

新しい言葉には意味を聞かないとわからない言葉があったりと魅力的であるし、古い言葉にはそこから教訓を得たり、知らなかったことを学ぶことができる。しかし、どちらにも大切なのはその言葉を使って相手に伝わるかということだ。「始めることも大切だが、やり遂げることの方が、もっと大切である。」という名言があるように、古い言葉を使おうが新しい言葉を取り入れようがそれは自由である。ただ、それが伝わらないと何も意味がない。そのため、伝える相手のことも考えて言葉を選ぶことも大切なのである。