人間は一つの物事について一面しか考えられていない
小4 みきひさ(mikimiki)
2025年8月2日
「しめしめ。」
一か月前、キッチンで僕は甘いチョコレートを四つつまみ食いした。コソコソと父や母にばれないようにして食べた。この様子はまるで泥棒のようだ。1つ目を食べてキョロキョロした。誰にもばれていなさそうなので、二つ目を食べる。またキョロキョロとする。これを繰り返してどんどん食べていく。もっと食べたいが我慢した。
「もっと食べたら、明日と明後日の分がなくなるなぁ~。」
小学二年の九月の夕方、家のキッチンで祖母が作った団子を僕の母はつまみ食いした。団子が美味しそうで、いっぱいあり、ばれないと思った。だから、一つつまみ食いをした。キョロキョロと周りを見回してばれていなかったから、三つくらい食べてしまった。その団子はお月見をするために作られた団子で、母だけでなく、母の兄もいくつか団子をつまみ食いしていて、お月見だんごの山の形にならなかったらしい。そして、母の兄は恐らく六個くらい食べていたと思われる。母の兄に対して、団子を食べ過ぎだと思った。もし、僕だったら二つくらい食べると思う。なぜかというと、美味しくてたまらなくて我慢できないので食べてしまうが、食べ過ぎるとおなかがいっぱいになってしまうからだ。
人間にとって、つまみ食いは良くないことだ。なぜなら、母の話のように誰か他の人の分がなくなってしまうかもしれないからだ。でも、やったほうが良いこともある。つまみ食いをするということは、何か食べたいと表現しているのではないか。そしたら、自分の気持ちに素直になれる。また、表現力が上がるかもしれない。この時大切なことは、他の人のことを考えてからつまみ食いをするということだ。物事は、常に二面性がある。つまり、一つのことに二つの見方ができるのだ。「盾の両面を見よ」という教訓のように物事には表裏がある。最も大切なことは、一面だけでなく、全体を見るということだ。これからも二つの視点で見ていきたい。