つまみ食いは癖になる
小4 あきたお(akitao)
2025年8月2日
「ガリッガリッ、美味しい。やっぱり揚げたての唐揚げは非の打ち所がないな。」
僕はつまみ食いはお行儀が悪いと思っているので、お母さんが鶏の唐揚げを作っている時に、つまみ食いをしたくなる気持ちを抑えて、代わりに「味見をする」と言って、食事前に時々鶏の唐揚げ食べます。食事の時はトリの唐揚げがトリ放題だけど、食事の前の方が揚げたてで熱くて、もっと美味しい感じがします。その味はまるで、一流の唐揚げ職人が作った唐揚げの様でした。
お父さんが小さかった頃、毎年夏に1ヶ月間イスラエルへ行っていました。そして、おじいちゃんのお母さんの家に行っておじいちゃんのお母さんに会っていました。おじいちゃんのお母さんは、ルーグラというお菓子を毎日午後に作ります。ルーグラをオーブンで焼いて、まだ暑いのでキッチンカウンターに置いて冷まします。おじいちゃんのお母さんはチョコレートとナッツのルーグラを作っていたそうです。おじいちゃんのお母さんは毎日午後2時に寝て、午後3時にアラームかお父さんたちで起こします。そしたら、お父さんたちが「ミナおばあちゃん美味しいものください。」と言ってルーグラをもらいます。しかしおじいちゃんのお母さんが寝ている間、お父さんは待ちきれず、温かい時が一番美味しいと言って、2、3個のルーグラをつまみ食いしました。チョコレートとナッツのルーグラができるまで、おじいちゃんのおばあちゃんのアルバム探しや、テレビを見るしかすることがなく、暇なのでもっとルーグラをつまみ食いしたくなる気持ちが湧いてきたそうです。
この話を聞いて僕は、ルーグラという聞いたことないお菓子があったのでどんな味なのか味見してみたいなと思いました。
お兄ちゃんのつまみ食いの話は、5年前に軽井沢の別荘で、4日間過ごしていた時、きっちゃんというお兄ちゃんの友達の家族が東京から合流しました。その時に、きっちゃんのお父さんがたくさんの食材や、調理器具を持ってきてくれました。穴熊の肉や子羊の肉と一緒に、「燻製器」もあり、僕とお兄ちゃんときっちゃんときっちゃんのお父さんと一緒に、ある日ポテトチップス、ソーセージ、カマンベールチーズを一緒に燻製しました。ポテトチップスを食べた時の味は、一生忘れられません。この時はお兄ちゃんと、きっちゃんがどうやらお父さんが見ていないうちに、こっそり燻製したカマンベールチーズをつまみ食いしまくり、何と全部食べ尽くしてしまったそうなのです。しかし僕は食事の前にチーズの味見をちゃんとしていたので、2人が完食する前に無事に、燻製したカマンベールチーズを食べることができました。もし食事の前に味見をしていなかったら危ういところでした。料理をする時は油断大敵、仕上がった料理を見張っていないとうっかり食べられてしまうこともあるんだなと思いました。
つまみ食いはお行儀が悪いけど、ベストなタイミングで食べ物を味わうことが出来る一番の方法だなと思いました。これからもつまみ食いはしませんが、美味しそうなものの味見は続けます。