あかるらさん、今回の作文について拝読しました。

まず、作文全体を通して、言語の進化とその社会的影響(えいきょう)について深く考察している点が非常に良かったです。現代と過去の「若者言葉」を例に挙げることで、言葉が時代と共にどのように変化していくかを具体的に示しており、理解しやすかったです。また、自身の母親との会話を例に出すことで、世代間での言葉の違い(ちがい)を実感させる体験実例がよく書けています。

さらに、正しい日本語の重要性を説く部分では、アナウンサーの例を挙げて具体的にどのように「正しさ」が求められるのかを説明しており、説得力がありました。この部分での名言の引用も、作文の主張を強化するのに効果的でした。名言がよく書けています。

文章全体として、新しい言葉と古い言葉の価値をバランスよく評価し、それぞれの良さを理解する姿勢が見られました。言葉が持つ力とその進化を理解し、それを受け入れつつも基本を大切にするという総合化の主題がよく書けています。このように多角的な視点から言語を考察している点は、中学2年生の作文としては特に優れています。

これからも様々な角度から物事を考え、それを表現する力をさらに磨い(みがい)ていってください。

項目(こうもく)評価】
-体験実例がよく書けています
-名言がよく書けています
-総合化の主題がよく書けています
 

森リン評価 言葉の持つ意味 yabi 08月1週 あかるら
字数/基準字数:
1434字/800字
思考点:62点
知識点:76点
表現点:78点
経験点:76点
総合点:77点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種19個74%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙56種108個52%76点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙110種206個53%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙38種64個59%76点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1434字
 62点
 76点
 78点
 76点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 19個 (種類率74%) 62点
 しかし,。しかし,。だからこそ,。確か,あるから,するため,だろう,なければ,のかも,はもちろん,も言える,伝えるため,盛り上げるかも,知らざる,

■知識語彙 56種 108個 (種類率52%) 76点
世代,交流,人間,代表,仲間,会話,伝達,価値,共有,勉強,反対,問題,変化,外国,大切,孔子,学校,就職,工夫,年代,心情,意識,手段,挑戦,教育,教養,日常,日本語,時代,様子,活用,演出,状況,現代,発音,相手,瞬間,知識,積極,老若男女,背景,自分,若者,苦労,英語,表情,観点,言葉,資格,追求,通用,過去,配慮,長年,雰囲気,面接,

■表現語彙 110種 206個 (種類率53%) 78点
。確か,い,いくつ,こと,これ,さ,するため,そう,それ,たち,もの,よう,アナウンサー,グッド,コミュニケーション,ニーズ,ベリー,一,一つ,上,世代,交流,人,人間,今,代表,仲間,会話,伝えるため,伝達,何,例,価値,全て,共有,初め,力,勉強,反対,問題,場,変化,外国,多く,大切,孔子,学校,就職,工夫,年代,彼ら,後,心,心情,思い,意識,手段,挑戦,教育,教養,日,日常,日本語,時代,様々,様子,歩,母,気,活用,流れ,演出,状況,現代,発音,的,目,相手,瞬間,知識,私,積極,繋がり,老若男女,耳,背景,自分,若者,苦労,英語,表れ,表情,親,観点,言葉,話,語,資格,追求,通用,遊び,過去,達,配慮,鏡,長年,際,雰囲気,面接,顔,

■経験語彙 38種 64個 (種類率59%) 76点
おく,おる,くだける,くれる,しれる,できる,も言える,られる,れる,伝える,伝わる,伴う,作り出す,作る,使う,取りまく,取る,合わせる,向き合う,向ける,含む,応じる,感じる,持つ,挙げる,教える,映す,楽しむ,消える,深める,生まれる,留める,盛り上げる,知る,繋ぐ,聞く,話す,配る,

■総合点 77点

■均衡点 4点
 

言葉の持つ意味
   中2 あかるら(akarura)  2025年8月1日

 いわゆる「ら抜き」言葉に関心が集まっている。こうした関心の偏りが国語問題を反映している。まず世代間の断絶が背景にある。同世代にしか通用しない隠語は日本語の境を越え旧世代はついていけない。もともと地域による違いや官民の意識の落差、そして根本には言語観の違いも横たわる。時代の流れとともに国語審議会の役割も変化してきた。だからこそそれぞれの現場で私達の言葉をどうしていくべきか、各自が考えていく必要がある。

 新しいものが出てくるのは当然だ。時代の変化と共に取りまく状況やそれに伴う心情の変化があるからだ。その一例として若者言葉が挙げられる。言葉は時代を映す鏡だ。現代では常にいくつもの「若者言葉」が作り出され、SNSや日常会話で広く使われるようになっている。私も学校でよく耳にし、自分から使うことも多い。それはその世代の仲間意識や繋がりを感じることができるのだ。ある日、母は自分の時代の「若者言葉」について教えてくれた。母の時代にはチョベリグ(超ベリーグッド)やその反対のチョベリバ (超ベリーバッド) という言葉が使われていたそうだ。やはり、どの年代であってもその世代のみが楽しむことのできる言葉が作られるのだ。今では全く聞くことのない過去の「若者言葉」も多い。このような言葉もその世代では言葉遊びのように楽しまれていたのだろう。時代の流れがますます速くなっている現代ではより多くの「若者言葉」が生まれ、時代に応じて消えていくのかもしれない。しかし私達は今この瞬間の言葉が繋ぐ同世代との交流を楽しむことできるのではないか。

 しかし、古いものも大切だ。この「古い」には「正しさ」も含まれており、教養の一つとして価値があるからだ。今使われている「若者言葉」を長年使う人は少ない。資格などの面接、就職後、そして親になった際の教育的観点からの問題が背景にあるだろう。確かに若者言葉を使った会話はその場の雰囲気を盛り上げるかもしれないが、正しい日本語を使うことでより多くの人に伝わる話をすることができる。その代表となる一つがアナウンサーだ。彼らは老若男女全ての人に伝わるよう様々な工夫をしている。発音や顔の表情はもちろん、何よりも彼らは正しい言葉に気を配る。私は今までにアナウンサーが「若者言葉」などといったくだけた言葉を使って話している様子を見たことがない。演出上「ヤバい」などの言葉を使うことがあったとしても常に日本語の正しさを追求している。正しい言葉への配慮は全世代への配慮である。新しさはかりに目を向けるのではなく、正しいものにも向き合うことがどの時代にも通用する教養の表れとなるのではないか。

新しいものにも古いものにも良さがある。しかし最も大切なのは、相手に伝えることだ。「言葉の力を知らずして、知識を深めることはできない」という孔子の言葉がある。言葉は相手に何かを伝達し、共有するための手段として生まれた。だからこそ、人間のニーズに合わせ新しい言葉ができたり、変化したりしてきた。このような言葉を活用するには、まず私たちが「言葉は相手に伝えるためにある」ことを心に留めておかなければならない。これは外国語でも言えるだろう。私は英語の勉強をしている。英語での会話は初めの一歩が難しく苦労することも多い。しかし、相手に伝えたい思いを強く持ち、積極的に挑戦することで少しずつより多くの人とコミュニケーションを取っていきたい。