あえほあさん、この度は作文を提出してくれてありがとうございます。さて、あなたの作文は非常に興味深く読ませていただきました。

まず、作文の構成がしっかりしていて、読みやすかったです。特に、自分の体験とAちゃんとのエピソードを交えることで、内容に深みが増しています。前の話や聞いた話がよく書けており、文章が立体的になっています。また、読書の楽しさや人それぞれの感じ方の違い(ちがい)を上手く表現していて、読んでいるこちらも共感する部分が多くありました。

たとえば、「開かずの間の戸をみるように」という表現は、読書の神秘(しんぴ)的な面白さを上手く伝えており、たとえがうまく使われています。また、「読書とは人間にとって読めば考えさせられ、感動したり、共感することがあり」という部分では、読書の重要性や影響(えいきょう)力を一般(いっぱん)化して語ることができており、一般(いっぱん)化の主題がよく書けています。

全体を通して、あなたの作文からは読書への深い愛情と理解が感じられ、非常に感動しました。これからもこのような素晴らしい作文を期待しています。

###項目(こうもく)評価:
-前の話聞いた話がよく書けています
-たとえがうまく使われています
-一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
 

森リン評価 本が同じでも hi 08月2週 あえほあ
字数/基準字数:
1213字/800字
思考点:82点
知識点:59点
表現点:68点
経験点:74点
総合点:72点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:点
知識点:点
表現点:点
経験点:点
総合点:点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙22種30個73%82点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙32種48個67%59点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙89種167個53%68点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙37種65個57%74点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1213字
 82点
 59点
 68点
 74点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 22種 30個 (種類率73%) 82点
おらざる,が思う,しまうから,しよう,するため,それこそ,たから,だろう,と思う,と思える,どう思う,のかも,のため,ば考える,ふと思う,わたしにとって,人間にとって,言えば,読めば,違うと,違うので,開かざる,

■知識語彙 32種 48個 (種類率67%) 59点
一番,人間,今度,今更,共感,勉強,国語,実用,宿題,意見,感動,感想,授業,教科書,時間,最中,最初,本来,歴史,漫画,目的,相手,紹介,自分,興味,興奮,見当,解釈,説明,読書,返事,鑑賞,

■表現語彙 89種 167個 (種類率53%) 68点
あや,うち,おじゃま,ここ,こと,これ,さ,しり,するため,そう,それ,たま,ちゃん,つもり,ところ,のため,まま,みたい,みんな,もの,よう,わたし,ん,アドバイス,ページ,マンガ,一つ,一番,二,人,人間,今,今度,今更,他,付け所,何,共感,刃,別,勉強,友だち,国語,好き,実用,家,宿題,意見,感動,感想,戸,授業,教科書,文,方,日,時,時間,最中,最初,本,本来,楽しみ,歯,歴史,気,滅,漫画,物,目,目的,相手,私,系,紹介,自分,興味,興奮,見当,解釈,話,説明,読書,返事,逆,違い,鑑賞,間,鬼,

■経験語彙 37種 65個 (種類率57%) 74点
おどろく,おる,かむ,が思う,くれる,させる,しまう,しれる,すすめる,と思う,と思える,どう思う,ば考える,ふと思う,めくる,られる,れる,伝える,似る,出る,分かる,勧める,合う,合える,描く,書く,書ける,楽しむ,知る,立つ,聞く,覚える,読む,遊ぶ,違う,開く,驚く,

■総合点 72点

■均衡点 2点
 

本が同じでも
   小6 あえほあ(aehoa)  2025年8月2日

 字が読めないことを意識しつつページをめくり、「ここには何が書いているのだろう」と思い、もどかしい興奮を覚えたことがありますか、ちょうど開かずの間の戸をみるように。さて、「漫画の描き方」は、本来の目的から言えば、鑑賞のためにあるのではなく、実用のためにあるものです。歯の立たないものをかんだようなつもりになって、見当違いの解釈をすることも多いが、わたしにとってては、それこそが読書の楽しみなのです。

わたしには、好きな歴史の本が家にある。その歴史の本を友だちのAちゃんが私の家に来た時に、

「これおもしろいよ。」

と勧めたが、Aちゃんは

「そうなんだ。」

と全く興味がなさそうに返事をした。おもしろいのにと思いながらその日は、遊んだ。でも、別の日に、今度はAちゃんの家におじゃました。遊んでいる最中にAちゃんが

「このマンガおもしろいよ」

と一つのマンガをすすめてきた。わたしは、ぺらぺらとページをめくりながら見ていたが最初は、あまり好きではなかった。でもだんだん見ていくうちに面白くなってわたしも好きになった。もしAちゃんがこのマンガを紹介しなかったら、わたしは今も知らないまま自分の家にあるマンガ、「鬼滅の刃」をずっと読んでいたのかもしれない。勉強系の本ではAちゃんとは分かり合えないのかもしれないけど、マンガや面白い系の本だったら今までで一番気が合うのかもと思った。今度は、もっと歴史の本をちゃんと紹介しようかなと思った。なぜなら、ただ相手におもしろいよと伝えただけでは紹介する相手に「何が面白いのかな」と思われてしまうから、何が面白いのかを説明してから、「読んでみて」と言うのがいいのかなと今更だがふと思った。

 もう一つ似た話がある。またAちゃんとの話だ。ある日の国語の授業で教科書に書いてある本を読んでその話の感想文みたいなものを書いてくる宿題が出た。わたしは、すぐに書けたがAちゃんは書けておらずアドバイスをするためにAちゃんに

「Aちゃんはこの本を読んでどう思ったの。」と聞いて、Aちゃんの感想を聞いてみたらわたしが思った感想と全然違いおどろいたわたしは自分の感想を言ったら

「あやちゃんはそういう感想だったんだね。」と言われたのを今でもよく覚えている。わたしは、Aちゃんと全く同じ本を読んでいるのに感想が違ったから、他の友だちにも聞いてみたがみんな違った。同じ本を読んでいても目の付け所はみんな違うとしり驚いたがみんな感想が違うので今では、

「みんななんて書いたかな。」

と楽しむようになった。意見が似ている人はたまにいるけどやっぱり意見が違う人は二人くらい、いる。

 読書とは人間にとって読めば考えさせられ

、感動したり、共感することがあり、逆にそれは違うなと思うところは、自分だったらこうするなと思える時間をくれる物だ。