自分らしく生活するには
中2 あかさほ(akasaho)
2025年8月3日
目あきは、何でも見えるために、何でも解ると思っている。盲人は、目あきと較べるとたしかに何も見てないに等しい。しかし、眼は見えないが、代わりに心の眼を与えられている。心の眼は耳・身体・足・鼻・その他諸々の器官を「見る」ために動員する。生態系には、荒唐無稽なこと、ばかばかしいこと、無駄なことが満ちている。自然との調和こそ、我々人類が生存し続けるために避けることの出来ない原則になった。
私は快適に生きるためには自分の必要を考えていくことも大切だと考える。今、私のスケジュールは、長期休み以外、勉強とバレエと部活で回っている。まずは、勉強についてだ。私の学校には定期テストはない。その代わりに、Re-Dayという日が一ヶ月に一回程度ある。Re-Dayとは、普段の授業とは違うことをして過ごす1日のことで、校外学習をしたり、テストが行われたりする。テストはほぼ定期テストと扱いが同じなので、一生懸命勉強しなければならない。私はバレエを習い事として習っていて、バレエがとても好きだ。しかし、テスト二週間前くらいから、レッスンに行けなくなってしまう。テスト勉強が大変だからだ。部活も同じだ。幸い、部活はほぼ自由参加のようなもので、週一回しかないのだが、テスト前に限って私が好きな料理を作っている。ちなみに、私の部活は手芸料理部だ。逆に、バレエの発表会前の、三月中旬から四月上旬は、勉強はほぼできない。特別レッスンが入るからだ。このように、私はその時に自分がした方がいいことに順位をつけて、全てやろうと頑張りすぎずに生活できるようにしている。私は、メリハリをつけて生活した方が、快適に暮らしていけると考えている。
しかし、私は一見して無駄なものもなくてはならないものだと考えている。例えば旅行だ。旅行に行くには、たくさんの時間とお金が必要になる。また、旅行先ですることは、ほとんど家でもできることだ。しかし、私の家族は旅行好きなので、毎年夏には家族旅行に行く。いつも行くのが楽しみで、行く直前はいつもより勉強や仕事がはかどる気がしている。例えば、今年は8/21から8/25まで北海道に旅行に行く予定になっている。今は準備に追われているのだが、そんな中でも、少しずつ時間を見つけて勉強ができている。普段の私なら、そんなことしないだろう。なぜ勉強できるのだろうか。それは、旅行がとっても楽しみだからだと思う。旅行をきっかけに、自分にやる気が湧いてくるような感覚になった。だから、一見して生きていくためには必要のない旅行だが、このようにたくさんの利点があるのだ。
確かに、自分に必要なものも、一見して無駄なものもどちらも必要だ。しかし、一番大切なことは、自分が快適に過ごせる方法を考えることだ。一見無駄に見えるものを、無駄だと決めつけるのではなく、何か利点はないのかを探せるような人間になりたい。そして、無駄に見えるものも必要に見えるものも関係なく組み合わせて、自分らしく生活して生きたいと考えた。