自信をもつことは大切だ
中1 すりりんご(akimano)
2025年8月3日
自分に友達ができないのは、口が重く、しゃべることが下手で相手を引きつけることができないからだと思っている人も少なくない。他人から尊重されるためには自分自身を尊重することが第一である。自分は好かれない人間だと思っているかぎり、自分を好いてくれる人はつかない。人間というものは、いつも友達を欲しそうにして卑屈な愛想笑いをしている人間よりも、孤高の態度をくずさない人間に対して、むしろ友情を求めたがる。自分は何を無償で人に与えることができるかを考えているとき、よき友達はおのずから作られるにちがいない。自分に自信を持つことは大切だ。
第一の理由は、劣等感を持っていると他人を不快にするからだ。私は四月から卓球を習い始めた。今月、初めて試合に出た。その大会は、県下の中学一二年生の卓球部、クラブチームが勢揃いする大会だった。会場には多くの選手と観客が集まっていて会場の入った途端に鳥肌がたった。大会の流れは、まず各チームごとにラリーなどをして軽く体を慣らし、その後コートで待機し、自分の番号がアナウンスで呼ばれたら指定の卓球台へ行き試合開始をなる。私は、会場の大きさと大勢の選手の熱気でアナウンスの声がまともに聞こえなかったので、気づかないうちに自分の番号が呼ばれていたらどうしよう、と試合をすることよりもアナウンスが聞き取れなかいことへの不安を感じていた。待つこと三十分。やっと呼ばれた。一回戦は全勝して二回戦へ進めることになった。一回戦からさらに一時間後に番号が呼ばれた。次に戦う学校は、先輩の情報によると強豪チームということだった。しかし、三対二の逆転勝利。情報通り強くて悪戦苦闘したががんばって練習してきた甲斐があった。初めての試合だし一回戦で敗退するだろと思っていたが、三回戦まで進めて自分が一番驚いた。三回戦では全敗したが初めての試合でここまで進めたのは良い結果だと思う。私のチームは強く、先輩二人が決勝戦まで勝ち上がった。結果は二位と三位だった。私も先輩のような選手になりたいと思った。そして、自分と比べてしまって劣等感を持ってしまった。たくさん練習をしてこの劣等感を力に変えたい。
第ニの理由は、自信の中から他人に与えることのできるあたたかさが生まれるからだ。オリンピックでは、選手が競い合い人々はそれを観て勇気や元気をもらうことができる。なぜならば、選手自身が元気と勇気をもって奮起しているからだと思う。自信がなければオリンピックという大きな舞台に出る勇気はでないと思うし、自分に自信がなければ自分らしいプレーもできないと思う。自信を持つ人を見ることで人々は感動することができる。
自分の力を過信して尊大な態度になることはよくない。しかし、他人から尊重されるためにはまず自分で自分を尊重できなければならないという名言があるように、自分に自信を持つことで、人は自分のぞばに寄ってくる。自分に自信を持つことは大切だ。