◆【要約】は、いいところを選んでまとめられています。
◆説明文でも、ユーモアが入っていると読みやすいし、感動を受ける。なるべくユーモアを入れてみたいなとおもうけれど、“ユーモアを入れるのは(ねこ)に水泳を教えることくらい難しい(むずかしい)”。(^m^) 日本の(ねこ)にはユーモアは難しい(むずかしい)。発するだけでなく、受け取る人との共鳴も必要なんですね。
◆イギリスのユーモアが皮肉を込める(こめる)のであれば、日本のユーモアは京都にある。「元気な人ですなぁ」とは活気がある人ですねと言っているふりをして「うるさくて迷惑(めいわく)」という意味なんですね。京都の、直接的な言い方は「無礼」「品がない」とする文化が、長い歴史を経て皮肉な表現となってしまった。確かに、これもユーモアの一つですね。
◆『人間にとってユーモアとは社会で生きていく中で必要不可欠なものだ』。ユーモアとは、上品な面白さ、知的な滑稽(こっけい)と、レベルの高いものですね。“ユーモアはストレスを軽減し、リラックスした環境(かんきょう)を作る助けとなる”。素敵なユーモアをもった人になりたいですね。

       <<え2016/674pみ>>




内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1333字/800字
思考点:74点
知識点:85点
表現点:78点
経験点:83点
総合点:86点
均衡(きんこう)点:6点

 


■思考語彙 19種 28個 (種類率68%) 74点
。つまり,。例えば,あるから,いいかも,いけば,いると,いるらしい,からこそ,たため,たらしい,だろう,と思う,と考える,のため,は思う,は考える,れるらしい,人間にとって,感じるかも,

■知識語彙 69種 103個 (種類率67%) 85点
一定,一生懸命,一番,一見,一部,上品,下品,不可欠,中心,事実,交流,京都,人生,人間,会話,体液,元気,共鳴,冗談,動作,印象,友達,大事,安全,対置,建物,必要,性質,意味,感動,感情,政治,文化,日本,日本語,格式,機知,欠陥,歴史,水泳,活気,湿気,滑稽,無礼,理解,環境,皮肉,直接的,相手,真面目,知的,社会,禁止,笑顔,素敵,能力,自分,自動車,言葉,語源,説得,説明,諧謔,趣味,軽減,迷惑,運転,関係,雰囲気,

■表現語彙 111種 194個 (種類率57%) 78点
お互い,かい,ぎゃく,こっけい,こと,これ,さ,たため,とい,ところ,のため,み,みたい,もの,よう,イギリス,ストレス,センス,ハンドル,ユーモア,ラテン語,リラックス,一定,一生懸命,一番,一見,一部,上品,下品,不可欠,中,中心,事実,交流,京都,人,人生,人間,会話,体液,元気,共鳴,冗談,初め,力,助け,動作,印象,友達,命,品,国,地,大事,安全,対置,広め,建物,必要,性質,意味,感動,感情,政治,文,文化,方,日本,日本語,格式,機知,欠陥,歴史,水泳,活気,湿気,滑稽,無礼,猫,理解,環境,的,皮肉,直接的,相手,真面目,知的,社会,禁止,私,笑い,笑顔,素敵,能力,自分,自動車,色々,言い方,言葉,話,語源,説得,説明,諧謔,趣味,軽減,迷惑,運転,間,関係,雰囲気,

■経験語彙 43種 66個 (種類率65%) 83点
あそぶ,おかす,くれる,しゃれる,しれる,せる,できる,と思う,と考える,は思う,は考える,やってくる,られる,れる,並べる,作る,使う,保つ,働く,入る,入れる,分かる,効く,受ける,合う,呼ぶ,守る,届ける,建てる,引き起こす,感じる,持つ,指す,教える,欠く,求める,泳ぐ,渡る,生きる,笑わせる,読む,込める,通じる,

■総合点 86点

■均衡点 6点
 

日本の猫は泳げない
   小6 みさ(misa)  2025年8月3日

 イギリス人は、「ユーモアのセンス」というものには特別のプライドを持っているし、また、それについて敏感である。国民性の違いと言ってしまうとそれまでだが、日本ではユーモア感覚は、それほどまで高く評価されていない。「お互いもっとユーモアの感覚を

磨こう」というより「人間マジメに、一生懸命に働くのが一番だ」とい言葉の方が、説得力を持つのではないだろうか。真面目な国から真面目を広めにやってきた人もいる。そのような人は、欠陥人間と呼んでもいいかもしれない。自動車のハンドルにあそびがあるからこそ、自動車を安全に運転することができるのだ。ユーモアは命を運転して人生を渡っていくのに欠かせないものなのだ。

 ユーモアといのは面白いという意味を持っていると私は考える。例えば、ただただ事実だけを並べた説明文よりも、ユーモアの入った説明文の方が私は読みやすいし、感動を受けると思う。なるべくユーモアを入れてみたいなと思うが、ユーモアを入れるのは猫に水泳を教えることくらい難しい。中には珍しく泳ぐ猫もいるが、日本の猫にはユーモアは厳しいのだ。ユーモアを持っているといろんな人と交流しやすくなる。初めはやはり印象が大事である。色々な面白い話や相手と同じ趣味があることで相手と共鳴するのだ。私も、ユーモアがあって、自分を笑わせてくれる友達のところへよく行くなと思う。お互いの冗談が通じ合う友達が一番大事だと思う。

 イギリスのユーモアは皮肉を込めるという。それなら、日本のユーモアは京都にあるのではないだろうか。例えば、元気な人ですなぁと言われたら一見、活気がある人ですねみたいに感じるかもしれないが、うるさくて迷惑だという意味にも使われるらしい。こういった皮肉を込めた言葉を使うのは、歴史的な文化の深さが関係しているらしい。京都は長い間、日本の政治・文化の中心地だったため、上品で格式高い雰囲気が求められていて、直接的な言い方は「無礼」や「品がない」とされてきたらしい。実際京都にいけば分かると思うが、京都には歴史的な文化が沢山あり、守られている。実際歴史の文化のために高い建物を建てることは禁止されている。つまり、京都の皮肉には歴史が込められていると考えられる。ある意味これもユーモアの一部ではないだろうか。

 人間にとってユーモアとは社会で生きていく中で必要不可欠なものだと思う。「ユーモアがある人」とは、人を思わず笑顔にするような上品な面白さや会話能力、機知の効いたしゃれがある人のことを指す。「ユーモアがある」の「ユーモア」“humor”の語源はラテン語で「体液・湿気」を意味する“humor”にあり、日本語では「ユーモア」は「ウィット(知的な滑稽)」と対置される。「感情的な滑稽(こっけい)・おかしみ・諧謔(かいぎゃく)」として理解されてきた。「ユーモアがある」というのは、「下品ではない一定の品を保ったしゃれ(機知)や会話、動作などで人に笑いを引き起こすおかしみの能力・性質・センスがあること」を意味しているのだ。ユーモアはストレスを軽減し、リラックスした環境を作る助けとなる。人に笑いを届けられる素敵なユーモアを持っている人になりたいと私は思う。