論理的思考
小5 あえひの(aehino)
2025年8月3日
国際人とは一体どんな人間のことなのか、わかっているようでわかりにくい。単に外国へ何度も行った事があるとか、西洋のマナーを身に着けているとか、外国でも知名度が高いなどと言う事ではないような気がする。また、外国に堪能があるというだけでも国際人とは呼べないだろう。国際人とは、外国人を相手に自分の考えを伝えたり心を通わせる事のできる人だと思う。国際人たるべき最も大切な条件は論理的に思考し、それを論理的に表現する能力を持つ事ではないかと思う。では、論理的思考を育てるにはどうしたらよいだろうか。僕は、言葉を大切にする事が最も効果的なように思う。言葉と言う物は人間の思考と深く結びついている。言葉によって思考する、と言う意味では言葉が思想を形作るとさえ言える。論理的言葉を大事にするという事は、論理的思考を大事にするという事に等しい。つまり、僕らが国際人として生きようとする限り、論理的思考から逃れられない事は明らかに思う。
僕の学校は、恐らく国際人を育てようとしている。なぜなら、社会の授業の時に、先生がこれについて調べてくださいとお題を出して、僕らは、図書館に行って本で調べたり、パソコンで調べたりしている。そしてそのお題に答えると、何故そうなのか先生が聞いてくる。僕らは大体それを論理的に答えることができている。なので、僕はほかの学校の子と、論破合戦をしても、大体勝つ。その位うちの学校は、論理的に子供を育てている。例えば、箱根の名産品は何か、茅ヶ崎のお祭りはどんな物があるか、ゴミはどうやって処理しているか、と言うようなものだ。社会の授業だけではなく、理科の授業でも論理的思考を問われている。例えば適切な温度がなくても種は発芽するのか、という課題に対し、実験の結果、三人が発芽し、六人が発芽しなかった。でもこれは多数決によって発芽しない、と決めるのは違う。なぜなら、三人発芽したという事実があるから、その理由をよく考える必要がある。結果は、三人は実験をする際の条件が守れなかったことが理由だった。このように、覚えるだけではなく、実際に論理的に考えることによって分かることもある。
母は算数の公式が覚えられなかったので、毎回問題が出る度に問題の解きかたを考えていたらしい。解き方を考えると、難問が出た時も応用できる。なので、母は凄く論理的に物事を考えていると思った。父は仕事で、何か問題があったときは、論理的に物事を解決するそうだ。確かに父は論理的だと思う。なぜなら、僕の家族は城巡りが趣味で「百名城スタンプ」を集めている。その時に押すスタンプの場所がここだからこのルートで行くと、いつも考えていて、毎回その道がスタンプまでの最短ルートだからだ。
僕は国際人になりたいです。なぜなら、外国人相手でも、自分の考えを伝えられるのはかっこいいし、論理的になって、悪いことはないからです。なぜなら、論理的だと何か難しい問題にあったときに、順番立てて考えることができるからだ。