花の絵を描き始める時
   小5 あかたよ(akatayo)  2025年8月2日

 花の絵を描き始める時を読んで



花の絵を描き始める時、心は画用紙のように真っ白でありたいと思う。それは、同じ名前がついている花でもよく見ると、一つ一つが人間の顔がちがうように、それぞれの表情を持っているからだ。自分のわずかなはかりで決めつけてしまうのは全く間違っている。花の下にある葉の一つ一つを、さらにその下にある土の中の根の美しさを、花びらの中に描けるようになりたいものだ。



僕にも似た話がある。それは小麦と牛乳は体に良いと思っていたが、実は体に悪いという本を読んだことだ。小麦はパンやうどん、ピザなどに使用されていて、どれも美味しく体を動かすエネルギー源。それから牛乳やチーズ、ヨーグルト等もお菓子の代わりのヘルシーおやつだ。お菓子を食べるよりも、体に優しいし安全だと思っていた。しかし、小麦のグルテンと乳製品のカゼインがアレルギー体質の原因にもなるそうだ。小麦製品や乳製品は成長に欠かせない栄養がたくさん詰まっていると思っていたので、とても驚いた。でも急に摂取をやめるのではなく、自分の体調や成分表を見ながら、それぞれの食品の良さも考え適量を食べていきたいと思う。決めつけてしまわずに、もっと詳しく調べてみたいと思った。



お母さんにも似た話を聞いてみた。お母さんは「男性は外で働き、女性は家庭を守る」という世間一般の固定観念が「女性も外で働くことが当たり前の時代」に変化してきたので、独身の頃はバリバリ働いていて、結婚してからも働きたくて仕方なかったそうだ。でも結婚して子供ができ、年齢と共に体の変化を積み重ねる事に、自分は家庭を守ることが、実は合っているのではと思うようになったそうだ。家庭にもふさわしい自分だということを受け入れた頃から、家事を勉強して得意にしていったそうだ。ぼくは、お母さんが自分らしさを見つけてくれたおかげで、いつも家に居てくれておいしいご飯を食べられることが嬉しいと思った。





ぼくはこの話を読んで、「こうに違いない」と決めつけてしまわず、色々な角度から物事を確かめたいと思った。色眼鏡をかけて、先入観で決めてしまうよりも、その眼鏡を一旦はずして、実際に自分で見たり調べたりする事が大切だと思う。それに、わずかな経験値だけで判断せず沢山の知識を身につけて、本質を見抜く力をつけていきたいと思った。だから沢山の体験をしたり、新聞や色々な本を読みたいと思った。「図書館へ行こう!」ぼくは大好きな本を借りに、今日も図書館へ向かった。