信念
中1 あきたい(akitai)
2025年8月4日
自分の生き方を自分で決めただけだ。青く高い夏空の下で、中学三年の宗介はためらうことなく言い切った。宗介が辞めたのを知った三年生のレギュラーたちが翌日から退部を申し出るようになった。夏休みの前日になって残った三年生のレギュラーは吉川一人になってしまった。吉川は両手で涙を拭くと、そのまま走って行って新しいチームのシュート練習に加わった。宗介も吉川も、道は違いますが自分の信念を貫いている。僕は、自分の信念を貫くことは大切だと思う。
第一の理由は、後悔したくないからだ。小学3年生の図画工作単元で、「版画」の単元があった。スイミーの好きな段落を選び版画を描くと言うものだ。僕は、その時はあまり集中していなかったようで、好きな場面を考えずに先生に当てられてしまった。そのせいか咄嗟みんなに合わせた段落を答えてしまった。しかしこれがあまり良くなかったのだ。僕は、好きではない場面なのでアイデアが湧いてこなかった。なので仕方なく一番評価の低い教科書の絵をまねをしてしまったのだ。僕はいつも図画工作の時間は、教科書の路線から一歩踏み出したことを作ることが好きなのだ。しかし今回は、信念を貫けなかったので納得のいかない結果に終わってしまった。なので僕は、自分の信念を貫くことは大切だと思う。
第2の理由は、それぞれの個性が出せないからだ。僕はバドミントンを真剣にしている。今年の3月からやり始めて5ヶ月が経った。それでわかったことがある。バドミントンは、自分の得意な戦い方(信念や個性)を貫き通す勝つスポーツだと。バドミントンは大きく6つの打ち方がある。その中でもコースがある。しかも自分で新しい打ち方をしている選手もいる。全て自分で考えて自分で即座に行動して勝つ。自分の自信がある技を貫き通すスポーツだと思う。サーブの種類にも4種類以上もある。全員同じことをするのではなく、プロでも4種類すべて使う選手もいれば1種類のみの選手2種類、3種類使う選手がいるのだ。僕は、前に落とす球が好きで得意なのでよく使う。なので4ヶ月目でもそれを武器にして戦っている。それに対して先輩の中にはスマッシュで打ち込んくるのが好きな先輩もいる。体感6割打ってくる戦いにくい先輩も存在している。しかしそれがバドミントンの戦略なのだ。先輩は自分の得意なことを貫き通して勝っている。そしてその先輩は、部内で上の方の実力者だ。自分の得意なことを理解して極めて貫き通すことがバドミントンの勝利への鍵となるのだ。なので僕は、これからも自分の信念を貫き通し抜きたいと思っている。
確かに、他者と協調することも大切だ。しかし「他人になろうとして自分を失うより、ありのままの自分でいる方がはるかに価値がある。」 と言う シャルル・ド・ゴールの名言があるように人間にとって信念を貫くこととは本来の自分を出すことだと思う。