正直は大切
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年月日
次の朝早く海蔵さんはまた地主の家へ出かけていきました。
「私は謝りに参りました。昨日、わしはここから帰るとき、息子さんからあなたが死ねば息子さんが移動を許してくれると聞いて悪い心になりました。」
「お前さんは心のええお人じゃ、わしは長い生涯、自分の欲ばかりで、人のことなどちっとも思わずに来ていたが今はじめて前さんの立派な心に動かされた。」
僕がこの長文を読んで1番感心したと思ったことは、海蔵さんが正直に地主に謝ったことです。なぜなら、謝ることは難しいからです。まるで、地主の心は石のような心だったけれど、海蔵さんのおかげでいい人になりました。
僕にも似た話があります。僕はお友達と喧嘩をし、1日は話しませんでしたけれど、次の日の朝仲直りをしました。
もし僕が海蔵さんのような立場だったら、海蔵さんのようにとてもでないけど、謝れないと思います。どうしてかというと、それで地主が怒ったら怖いからです。
僕はこの話を読んで、正直にいろいろなことを言うのは大切だということを心の中で思いました。