【まえ先生からのひとこと♪】
今回の清書、とってもレベルアップしましたね! 特に名言と主題のつながりがとても自然で、読み手に「なるほど!」と伝わる構成になっていて素晴らしかったです。自然の花と造花をくらべた場面も、具体的でイメージしやすく、心に残りましたよ。また、「自然の音や景色が心を落ちつかせる」という説明も、自分の体験に置きかえて考えられる内容で、とても説得力がありました。最後に名言をうまく生かしきってまとめたことで、文章全体がぐっと引きしまって、読み終えたあとに「自然から学びたいな」と思えるような作品になりました。ここまで丁寧に考えられるのは中1として本当に立派!これからも「どう伝えたらもっと伝わるかな?」を意識して、さらに表現の幅を広げていきましょう。
■思考語彙 18種 27個 (種類率67%) 72点
n第,、なぜ,。しかし,。だから,。例えば,あるから,いるから,いると,たため,たてば,だから,だろう,と場合,と思う,なるから,みよう,場合によって,学ぶべき,
■知識語彙 57種 93個 (種類率61%) 77点
一定,人工,人間,人類,余分,作曲,価値,修理,個体,利点,刺激,効果,名言,喧騒,場所,変化,大半,存在,学的,安全,安心,対比,対策,対話,情報,情景,感受性,文章,時間,景色,本来,本物,本能,歴史,洪水,無力,理由,環境,画像,知覚,神経,空気,緊張,背景,自分,自律,自然,要素,解放,記憶,造花,都会,都市,重要,集中,音楽,音響,
■表現語彙 114種 206個 (種類率55%) 80点
ここ,こと,さ,せせらぎ,そこ,そのもの,それ,たくさん,たため,たち,と場合,ならでは,ぬくもり,もの,よう,ら,テレビ,バランス,リズム,リラックス,一,一定,中,二,二つ,人,人工,人間,人類,体,余分,作曲,価値,修理,個体,先,利点,刺激,効果,名言,味,喧騒,場所,声,変化,多く,大半,嫌,嫌い,存在,学的,安らぎ,安全,安心,対比,対策,対話,心,思い,情報,情景,感,感受性,文章,方,時,時間,景色,服,木々,本来,本物,本能,歴史,気持ち,水,洪水,無力,牙,理由,環境,生き物,画像,的,知覚,神経,私,移ろい,穏やか,空気,緊張,緑,背景,脳,自分,自律,自然,花,要素,解放,記憶,話,豊か,造花,都会,都市,重要,限り,集中,音,音楽,音響,鮮やか,鳥,
■経験語彙 38種 52個 (種類率73%) 76点
かれる,くれる,せる,たつ,できる,と思う,むく,もたらす,れる,与える,入る,入れる,取り戻す,和む,壊れる,学ぶ,学べる,感じる,感じ取る,持つ,整える,枯れる,比べる,汚れる,生きる,癒す,着る,落ちつく,落ち着く,襲う,触れる,訪れる,読む,超える,過ごす,違う,離れる,響く,
■総合点 83点
■均衡点 7点
清書
中1 ジュンノスケ(akasiyu)
2025年8月4日
自然ならでは、自然だから
作曲に集中していると、自分の知覚を超えた存在を感じ、無力感に襲われることがあるが、そこにぬくもりや心地よさもある。音は音響学的には一定でも、音楽の中では変化し、生きているかのようだ。それは、個体を持たないが生きている存在だからである。音と共に作曲することは自然との対話であり、自然の記憶や移ろいを感じ取る感受性が重要である。
この文章を読んで私たちは自然から多くのものを学ぶべきだと思った。理由は二つある
第一に自然ならではの良さがあるからだ。
ここで、人工のものと自然のものを対比してみよう。
本物の花と造花だ。
造花は、かれることはない。しかし、本物の花のような鮮やかさはなく、心に響く味もない。自然の花には限りがあり時間がたてば枯れていき悲しい気持ちになる。悲しくなるということはそれだけ思いを入れることができるということだ。造花が壊れたとしても、修理したりすることができてそれほど悲しい気持ちにはならない。
テレビで見る大自然の画像よりも、実際の自然に訪れて、空気などに触れるのでは、話が違う。やはり、大半の人は、実際に訪れた方が、気持ちいいと感じるだろう。このように人工のものにも利点はあるが自然ならではの良さもあるのだ。
第二に自然で心が豊かになるからである。
先ほど言ったように、大自然を実際に、訪れた方が気持ちいい人が多い。それは、自然ならではのものがあるから、心が和み、豊かになり、落ちつくのだろう。
では、なぜ人間は自然で落ち着くのだろうか。それはまず、自然の景色や音には、脳や神経をリラックスさせる効果があるとされているからだ。木々の緑や水のせせらぎ、鳥の声といった自然の要素は、人工的な刺激に比べて心に穏やかさをもたらし、自律神経のバランスを整えやすいのである。さらに、人類は長い歴史の大半を自然環境の中で過ごしてきたため、本能的に自然を「安全で安心できる場所」と感じやすいという背景もある。都市の喧騒や人工的な環境から離れることで、余分な緊張や情報の洪水から解放され、心と体が本来のリズムを取り戻すことができるのだろう。
そんな自然も時には人間に牙をむくこともある。それだけではなく嫌いな生き物がいたり、服が汚れるのが嫌だったりすることもあるだろう。しかし、「悪いことそのものがあるのではない、時と場合によって悪いことがあるのだ」という名言があるように、自然は悪いことだけではない。いいことだってたくさんある。例えば、自然の音や情景などが私たちに癒しと安らぎを与えてくれる。自然の空気は都会よりもおいしいと感じる。だから、多くのことを学べ、多くの安らぎを与える自然の中には、入る価値があるのだ。
汚れてもいい服を着ることなど自然への対策だってできるのだから。