■思考語彙 26種 32個 (種類率81%) 92点
、むしろ,。たとえば,。つまり,。一方,。例えば,かによって,こう考える,すぎると,すると,たので,だろう,て考える,と思う,と考える,と言える,について考える,もらえば,やれば,やろう,人間にとって,変えれば,思うざる,抜こう,直そう,考えると,見ると,
■知識語彙 61種 96個 (種類率64%) 80点
一生懸命,世話,人生,人間,仕事,以上,仲間,作業,先生,全体,全部,冷静,分担,判断,効率,単純,友達,取材,唯一,変化,大事,大切,姿勢,存在,家族,工夫,当番,役割,必要,性格,性質,意見,慎重,改善,敏感,時間,最後,様子,決断,活動,無二,熟語,発見,相手,真剣,短所,神経質,空気,結局,結果,自分,苦手,表情,表裏一体,見方,観察,負担,責任,長所,関係,雰囲気,
■表現語彙 104種 179個 (種類率58%) 75点
うさぎ,お願い,ここ,こと,この世,さ,すぎ,それ,それぞれ,とき,ところ,みんな,もの,よう,ん,グループ,チャンス,一,一つ,一生懸命,世話,二つ,人,人生,人間,仕事,他,以上,仲間,休み,作業,係,僕,先生,全体,全部,冷静,分,分担,判断,効率,単純,友達,取材,周り,唯一,四,声,変化,大事,大切,姿勢,字,存在,家族,工夫,強み,当番,役割,必要,性格,性質,意見,感,慎重,抱え,改善,敏感,時間,最後,楽,様子,残り,気,決断,活動,無二,熟語,生き方,発見,的,目,相手,真剣,短所,神経質,空気,結局,結果,自分,苦手,表情,表裏一体,見方,観察,誰,負担,責任,込み,逆,長所,関係,雰囲気,面,
■経験語彙 48種 84個 (種類率57%) 91点
かける,くれる,こう考える,しまう,すぎる,つかう,て考える,できる,と思う,と考える,と言える,なくす,について考える,もらう,やる,られる,れる,伸ばす,切り離す,切る,取り入れる,取り組む,変える,変わる,役に立つ,感じる,手伝う,扱う,抜く,抱え込む,持つ,歩む,気づく,決めつける,生かす,生まれる,疲れる,直す,知る,終わる,考え込む,聞く,読む,転じる,進む,遅れる,頼む,頼る,
■総合点 87点
■均衡点 3点
表裏一体の自分
小6 あえさた(aesata)
2025年9月1日
「あともう少し。」机の上で鉛筆を握りしめながら、そうつぶやく自分がいる。それは家でやっている算数の問題で時計の針が進んでいくのを気にしつつ、問題の同じところを何度も見る。なかなか答えにたどりつけないが、それでもあきらめたくはない。気がつけば、もう二十分以上同じ問題とにらめっこをしていた。これは、僕の日常によくある光景だ。
この姿を振り返ると、自分の長所と短所がよくわかる。まず長所は「責任感があるところ」だと思う。やらなければいけないことを途中で投げ出さず、最後までやろうとする性格がある。宿題や係の仕事も、「どうせ誰かがやってくれるだろう」と思わず、自分の役割としてきちんとやる。たとえば、一人で他の人のうさぎの世話の当番をやったこともある。そのとき「ちゃんとやれば、みんなの役に立つんだな」と感じた。一方で短所もある。それは「抱え込みすぎる」ことだ。責任感が強すぎて、人に頼るのが苦手で、つい全部自分でやろうとしてしまう。うさぎの世話のときも、友達に手伝ってもらえば楽だったのに、結局一人で遅くまで作業してしまい、休み時間が終わっても仕事が終わらなかった。自分がやらなきゃと思いすぎると、逆に効率が悪くなったり、周りが手伝うチャンスをなくしたりしてしまうのだ。
こう考えると、僕の長所と短所は表裏一体の関係にあると言える。つまり、強みである責任感が行きすぎると、短所である抱え込みすぎになってしまうのだ。この関係に気づいてからは、改善する工夫を少しずつ取り入れている。例えば、グループ活動では「ここまでは自分がやるけれど、残りはお願いしてもいい?」と仲間に分担を頼むようにした。すると、自分の負担が軽くなるだけでなく、周りの人も責任を持って取り組んでくれるようになり、結果的に全体がうまく進んだ。さらに、短所を単純に「悪いもの」と決めつけないことも大事だと考えている。僕の「抱え込みすぎる」性格は、見方を変えれば「最後までやり抜こうとする真剣さ」でもある。先生から「責任感を持ってやり切る姿勢がいい」と言われたこともある。つまり、短所を直そうとするだけでなく、それを長所に転じて生かすこともできるのだ。
僕は自分の長所と短所について考え、さらに家族に取材して意見を聞いてみた。自分では気づかないこともあったので、とても新しい発見があった。まず、僕の長所の一つは観察がするどいことである。人の表情や雰囲気の変化に敏感で、空気を読むことができる。家族からも「人の様子に早く気づいて声をかけられるのはいいところだ」と言われた。周りから見ると大きな長所であると知り、嬉しかった。一方で、短所もある。観察がするどい分、人のことを気にしすぎてしまい、必要以上に考え込んでしまうことがあるのだ。家族からも「少し神経質なところがある」と言われた。気づかなくてもよい小さなことに目が行きすぎると、自分も疲れてしまうし、相手も気をつかってしまうことがある。
人間にとって長所と短所とは切り離して考えるものではなく、むしろ同じ性質から生まれる二つの面だと思う。慎重な人は冷静に判断できるが、決断が遅れることもある。このように、長所と短所は常に表裏一体であり、それぞれをどう扱うかによって人の生き方は変わっていく。唯一無二という四字熟語があるように、自分という存在もまたこの世に一人しかいない。その自分を大切にしながら、長所を伸ばし短所を生かしつつ、これからの人生を一生懸命歩んでいきたい。