あおかちゃん、こんにちは。思考点の高い、すばらしい高得点です。
圧倒的な自然のなかに身をおくとは、どのような体験でしょうね。自然は優しく美しいだけのものではないようです。生きとし生けるものがバランスを保って命を繋いでいくのが自然界です。人間もその一員ですね。
まず、自然の音に耳を傾けてみることですね。苦手なものに蓋をしないということでしょうか。自然は素晴らしいとわかっていても、虫が苦手な人は多いです。実際に、虫が媒体となる病気もあるのだから禁忌されても仕方ない側面はありますが、殺虫剤をばらまいたとすればひとつの生態系を崩すことにもなりかねません。
また、宇宙のなかでは地球もひとつの生命体です。外来種による生態系のゆがみは、ぜひとも解決したい問題です。破壊した自然を元に戻すことは不可能かもしれませんが、ひとつひとつ試みることは決して無駄ではありませんね。
マングローブではなくマングースですね。ややこしい(笑)
最近の異常気象はおそろしいから、身を守るための自然開発は必要でしょう。しかし、自然のバランスを保つためには、人間の身勝手は戒めなくてはなりませんね。
<<え2022/1pみ>>
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1217字/800字
思考点:90点
知識点:73点
表現点:82点
経験点:89点
総合点:86点
均衡点:3点
■思考語彙 25種 33個 (種類率76%) 90点
確か, 第,。しかし,。だから,。例えば,いくべき,いると,くると,しよう,するため,せざる,せるため,たかも,たため,として考える,と思う,なければ,ならば,のため,みよう,吸い取ろう,残すため,減らすため,終わらざる,行くため,
■知識語彙 52種 84個 (種類率62%) 73点
一員,一斉,中国,事例,人間,今年,会話,低音,出来事,名言,問題,四方八方,固有,国内,国民,場所,大群,大量,子孫,存在,影響,必要,急増,急激,抑制,排除,摂理,方法,普段,有効,沖縄,活動,活用,減少,理由,生態,生物,生産,発展,絶滅,肉体,自分,自然,苦手,草木,調和,調達,資源,農作物,都合,開発,高原,
■表現語彙 120種 215個 (種類率56%) 82点
確か,お互い,こと,これら,さ,すべて,するため,せるため,そう,そこ,そのもの,それ,それなり,たため,たち,ところ,のため,ほか,もの,よう,アブ,キャベツ,シンフォニー,トンボ,ハブ,バッタ,ブヨ,マングローブ,ラップランド,一,一員,一斉,中,中国,事例,二,人,人間,今年,会話,低音,側,出来事,前,名言,問題,四方八方,固有,国内,国民,場所,夏,多く,大群,大量,子孫,存在,年,度,影響,後々,必要,急増,急激,抑制,排除,摂理,数,方法,昔,時,普段,月,有効,根絶やし,森,様々,歩,残すため,沖縄,活動,活用,減らすため,減少,理由,生態,生物,生産,畑,発展,県,私,種,系,絶滅,緑,考え方,耳,肉体,自分,自然,苦手,草木,虫,蚊,血,行くため,調和,調達,資源,農作物,都合,量,開発,間,雀,静か,音,餌,高原,
■経験語彙 47種 68個 (種類率69%) 89点
くれる,しまう,しれる,せる,として考える,と思う,もらう,れる,伝える,住む,傾ける,出る,出迎える,加える,助け合う,包む,及ぼす,向く,吸い取る,壊す,奏でる,妨げる,寄る,慣れる,放つ,残す,殺す,減らす,燃える,生きる,知る,立ち止まる,終わる,聞く,花開く,芽吹く,荒らす,行う,見つける,触れ合う,起きる,起こる,踏み入れる,逃げ回る,飛び回る,飛ぶ,食べる,
■総合点 86点
■均衡点 3点
自然との調和
中3 あおらは(aoraha)
2025年9月1日
ラップランドの森は夏のわずか数か月の間にあらゆる草木が一斉に芽吹き、花開き燃えるような緑に包まれる。しかし、ラップランドの森に一歩踏み入れると出迎えてくれるのは美しい自然ではなくおびただしい数の蚊やブヨの大群なのだ。それでもどうしても森のシンフォニーを聞きたいのなら森の一員として加えてもらわなければならない。子孫を残すために、肉体から血を吸い取ろうとするのは、森の摂理そのものなのだ。私はいつも自分を自然の中の一員として考え、自然とともに生きて行きたい。
第一の方法として、自然の音に耳を傾け自然と調和していくことだ。今年の夏、高原に行った。そこは、少し立ち止まっただけで四方八方から虫が寄ってくるような場所で虫が苦手な私は虫から逃げ回っていた。しかし、この虫の多さにも慣れてくると次第に虫の飛び回る音に耳が向くようになった。聞いていると様々な音がするものだ。例えば、アブが飛び回る低い重低音、トンボが飛ぶ静かな音などだ。私は普段、虫が多く出るような場所に住んでいない。だから虫と触れ合うというようなことをしたことがない。もししたことがあるという人ならば、高原での虫の奏でる音にもっと早く耳を傾けていたかもしれない。私は、これから自然と調和して生きて行くために自然の音に耳を傾け会話してみようと思った。
第二の方法として、人間の開発の資源調達のために自然があるという考え方ではなく、自然の中でお互い助け合って生きているということを多くの人に伝えていくべきだ。昔、中国では農作物を荒らす雀を減らすために、雀を大量に殺してしまったことがあった。それは一度では終わらず、雀を根絶やしにするために国民も雀を見つけたら殺してしまっていた。中国国内での雀が絶滅しようとしていた時、国内ではある問題が起きていた。雀を殺してしまったために、雀の餌となっていたバッタが急増してしまったのだ。バッタはキャベツを餌とする生物である。当然畑のキャベツを根こそぎ食べてしまったために、中国ではキャベツの生産量がその年は急激に減少したそうだ。このような、人間の都合で行った出来事が後々人間に影響を及ぼした事例はほかにもある。沖縄県では、ハブの活動を抑制させるためにマングローブを放ったところ、沖縄の固有種まで食べてしまい固有種が減少してしまったことがあるそうだ。これらの出来事は人間側の都合で生態系を壊してしまったために起こってしまったことだ。私たちは、自然を有効に活用するのではなく、自然の中でお互いに助け合っているということを知っていかなければならない。
確かに、私たちの発展のために、開発することも必要である。しかし、「存在するものには良いとか悪いとかを言う前に、すべてそれなりの理由がある」という名言がある。このように、自分たちの都合だけで妨げてしまう生物を排除しようとせず、ともに生きて行く一員として大きく調和して生きたい。