<<え8001み>>書き出しの工夫:『人は誰しも、長所と短所の両方がある。』と語り出しました。
<<え8003み>>たとえ:長所と短所は『まるでコインの裏表のよう』なもの。
<<え8002み>>体験実例:みささんの長所は「慎重であること」。たとえば旅行前に綿密なスケジュールを立てるなど。「慎重すぎる」ことで、決断を先延ばしにしてチャンスを逃してしまうこともあるけれど、「優柔不断」は慎重さの裏返しでもあると思うんですね。
もう一つの短所は「気にしすぎる性格」。人の言動で不安になったり落ち込んだりすることがあるけれど、そのおかげで、相手の気持ちや場の空気を読むことができる。『短所の中にも光る側面がある』とは、確かにそのとおりです。
長所や短所の評価は、文化や社会の価値観によっても変わる。日本の美徳「謙虚さ」も、アメリカでは「自信がない」とみなされてしまう。
<<え8004み>>一般化の主題:『私たちは自分の短所を無理に変えようとするのではなく、それを理解したうえで、うまく活かす工夫をしていくべきだ』。「長所は短所」を自分にも他人にも当てはめて、前向きに捉えていきたいですね。
<<え2009/351み>>
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1197字/800字
思考点:79点
知識点:89点
表現点:81点
経験点:74点
総合点:86点
均衡点:5点
■思考語彙 21種 25個 (種類率84%) 79点
nたとえば,、確か,。しかし,。たとえば,。つまり,あるから,いくべき,からこそ,するため,すると,だから,と思う,と考える,は考える,人にとって,変えよう,方によって,状況によって,私にとって,裏返しかも,観によって,
■知識語彙 74種 121個 (種類率61%) 89点
一方,一見,一面,上品,上手,不安,両方,両面,主張,事前,京都,人間,他人,何事,作成,価値,側面,優柔不断,友人,反対,周囲,場面,大切,存在,安心,完璧,工夫,左右,性格,性質,意見,感謝,慎重,成長,敏感,文化,旅行,日本,柔軟,欠点,欧米,決断,無理,特徴,状況,理解,環境,皮肉,相手,短所,社会,積極,空気,簡単,経験,結果,絶対,綿密,美徳,自信,自分,自己,行動,表現,裏表,視点,言動,評価,誤解,謙虚,長所,関係,非常,魅力,
■表現語彙 117種 210個 (種類率56%) 81点
、確か,うえ,こと,これ,さ,すべて,するため,それ,たち,もの,よう,アメリカ,コイン,スケジュール,スムーズ,チャンス,ネガティブ,マイナス,ミス,ユーモア,一方,一見,一面,上,上品,上手,不安,両方,両面,中,主張,事前,交じり,京都,人,人間,他人,伝え,何事,作成,価値,側面,優柔不断,先,友人,反対,周囲,場,場面,大切,存在,安心,完璧,工夫,左右,性格,性質,意見,感謝,慎重,成長,敏感,文化,方,旅,旅行,日本,柔軟,欠点,欧米,気,気持ち,決断,無理,特徴,状況,理解,環境,的,皮肉,相手,短所,社会,私,積極,空気,簡単,経験,結果,絶対,綿密,美徳,自信,自分,自己,行動,表,表現,裏,裏表,裏返し,視点,観,言動,評価,誤解,誰,謙虚,逆,遠回し,長所,関係,際,非常,面,馴染み,魅力,
■経験語彙 37種 60個 (種類率62%) 74点
しまう,しれる,すぎる,できる,とらえる,と思う,と考える,は考える,られる,れる,伸ばす,保てる,光る,入れ替わる,切り離せる,受け入れる,受け取る,向き合う,変える,変わる,延ばす,役に立つ,感じる,招く,持つ,捉える,楽しむ,気づく,活かす,用いる,示す,落ち込む,見える,読む,責める,述べる,逃す,
■総合点 86点
■均衡点 5点
長所と短所
小6 みさ(misa)
2025年9月1日
人には誰しも、長所と短所の両方がある。完璧な人間など存在しないし、逆に、すべてが欠点という人もいない。大切なのは、自分の長所をどう活かし、短所をどのように受け入れていくかだと私は考えている。長所と短所は、まるでコインの裏表のようなものであり、表と裏は切り離せない関係にある。一見するとマイナスに見える性格も、視点を変えることで魅力になることがあるからだ。
たとえば、私の長所は「慎重であること」である。何事にもじっくりと考えてから行動するため、大きなミスをすることは少ない。友人との旅行の際には、事前に作成する綿密なスケジュール表が役に立ち、安心して旅を楽しむことができると感謝されることもある。しかしその一方で、「慎重すぎる」と言われることもあり、決断を先延ばしにしてチャンスを逃してしまうことがある。これは、優柔不断という短所として捉えられることもあるが、私にとっては慎重さの裏返しでもあるのだ。また、私の短所は「気にしすぎる性格」である。人の言動を深読みしてしまい、不安になったり落ち込んだりすることも多い。しかし、この性格があるからこそ、相手の気持ちに敏感になり、場の空気を読むことができる。結果として、人間関係をスムーズに保てていると感じる場面も少なくない。つまり、短所の中にも、確かに光る側面があるのだ。これまでの経験を通して、私は自分の性格のマイナス面を責めるのではなく、それを理解し、活かすことの大切さに気づくようになった。
さらに、長所や短所の評価は、文化や社会の価値観によっても大きく変わる。たとえば、日本では「謙虚であること」が美徳とされているが、アメリカではそれが「自信がない」と受け取られることもある。反対に、欧米では積極的に自分の意見を述べる人が評価されるが、日本では「自己主張が強すぎる」とネガティブに捉えられてしまうこともある。このように、性格の特徴は絶対的なものではなく、周囲の文化や状況に大きく左右されるのだ。京都のように、遠回しで皮肉交じりの表現を用いる文化では、それが上品なユーモアとして受け入れられる一方で、そうした文化に馴染みのない人にとっては誤解を招くこともある。性格的な特徴もまた、環境や伝え方によって、その評価が大きく変わることを示している。
だからこそ、私たちは自分の短所を無理に変えようとするのではなく、それを理解したうえで、うまく活かす工夫をしていくべきだと思う。長所と短所は状況によって簡単に入れ替わる、非常に柔軟な性質を持っている。一面的にとらえるのではなく、「その短所は、その人の長所の裏返しかもしれない」という視点を持つことが、他人を理解する上でも、自分を受け入れる上でも大切なのだ。私はこれからも、自分の性格の両面をしっかりと受け入れ、長所は積極的に伸ばし、短所とも上手に向き合いながら成長していきたいと思う。