あおさみさん、
今回の作文では、自然との共生という重要なテーマについて、個人的な体験と具体的な方法を交えて深く
掘り下げています。特に、地球との一体感を感じる
瞬間を具体的な体験として述べた部分は、読者にもその場の情景を想像させ、感情移入しやすくなっています。体験実例がよく書けています。
また、生態系のバランスについての理解を「ダーウィンが来た」という番組を通して深め、それを自分の生き方に結びつける方法も具体的で説得力があります。方法がよく書けています。さらに、自分の住む
霧島の自然との接点を通じて、地球を守ることの重要性を
訴える部分では、地球という大きな命と自分とのつながりを感じさせる素晴らしい表現が見られます。生き方の主題がよく書けています。
名言「未来を予測する最も確実な方法は未来を創造することである」という言葉を引用し、それを自分の行動に生かす姿勢を示した点も印象的です。名言がよく書けています。
全体を通して、あおさみさんがどれだけ深くこのテーマについて考え、感じているかが伝わり、非常に読み応えのある作文でした。これからもこのような感性を大切にしてください。
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項目評価]
-体験実例がよく書けています
-方法がよく書けています
-生き方の主題がよく書けています
-名言がよく書けています
森リン評価 地球の一員 ri 09月1週 あおさみ字数/基準字数: 1830字/800字 思考点:74点 知識点:87点 表現点:89点 経験点:89点 総合点:89点 均衡点:4点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:4点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 19種 | 20個 | 95% | 74点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 71種 | 99個 | 72% | 87点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 135種 | 221個 | 61% | 89点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 47種 | 62個 | 76% | 89点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1830字
 | | 74点
 | | 87点
 | | 89点
 | | 89点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 19種 20個 (種類率95%) 74点
確か,。だから,いくため,いるから,いると,からこそ,すべき,だから,だろう,できると,として第,と思う,と考える,なければ,よると,られるはず,守ろう,弱ければ,持てば,
■知識語彙 71種 99個 (種類率72%) 87点
一員,一生,下界,世代,世界,予測,人間,体験,価値,便利,保護,倹約,全体,全員,創造,同士,商品,問題,地球,場所,変化,大切,大学,循環,必要,快適,意識,排気,散策,方法,未来,本腰,植樹,標高,次世代,毎年,洋服,活動,活火山,深呼吸,現実,現状,理由,環境,生態,発電,瞬間,確実,第一歩,範囲,簡単,継続,自動車,自然,自発,芝生,行動,解決,言葉,記事,責任,連山,連鎖,運動,過去,都市,長期,開発,集団,霧島,食物,
■表現語彙 135種 221個 (種類率61%) 89点
確か,いくため,きっかけ,こと,ころ,ご飯,そう,そこ,それぞれ,たくさん,たち,つながり,なか,ひとつ,ひとり,ひとりひとり,よう,られるはず,アクション,ガス,ゴミ,ダービー,一つ,一人ひとり,一員,一生,下界,世代,世界,中,予測,争い,二,人,人間,今,体験,価値,便利,保護,倹約,全体,全員,創造,化,原っぱ,同士,命,商品,問題,土,地球,場,場所,変化,大切,大学,天,好き,子ども,安らか,山,年,後,循環,必要,快適,息,意識,所,排気,散策,方法,日々,暮らし,未来,本腰,森,植樹,標高,次世代,毎年,気持ち,洋服,活動,活火山,深呼吸,源,現実,現状,理由,環境,生態,発電,的,皆,目,省エネ,瞬間,確実,私,第一歩,範囲,簡単,系,継続,緑,自動車,自然,自発,芝生,英,行動,親,解決,言葉,記事,豊か,責任,輪っか,連山,連鎖,運動,過去,都市,鍵,長期,開発,関わり,集団,雲,霧島,食物,飢え,%,
■経験語彙 47種 62個 (種類率76%) 89点
おる,くれる,つながる,できる,と思う,と考える,もつ,ゆく,よる,られる,れる,伝える,住む,保つ,信じる,入れる,出る,受け止める,合う,変える,失う,守る,崩す,巻きこむ,成り立つ,拾う,持つ,握る,支える,昇る,深める,生きる,眠る,着る,終える,落とす,親しむ,訪れる,買う,起こす,起こせる,述べる,進む,閉じる,離れる,願う,食べる,
■総合点 89点
■均衡点 4点
地球の一員
中3 あおさみ(aosami)
2025年9月1日
身で森と対話した時、初めて森は私を受け入れてくれる。多様な木々、草花、虫たち、動物たち、風、匂い、光などすべてが深く関わり合って、それぞれの役割をにないながら、ともに一つの生命のシンフォニーを奏でている。もし森が奏でるシンフォニーを聴きたいなら、その森の一員として、隅っこにでも加えてもらわなければならない。
私は地球の一員であるという自覚を持って生きていきたい。
その方法として第一に、すべてのものが支え合って生きていることに気づくことだ。「ダーウィンが来た」という番組を観ることが幼い頃の楽しみのひとつだった。紹介される動植物に胸を高鳴らせながらクッションを用意する。なぜなら、動物の死体を見るかもしれないからだ。血が流れ、骨が剥き出しになっている姿は衝撃的で、できるだけ見たくなかったのだ。
サバンナの回でシマウマがライオンに襲われるのをみて、ライオンが嫌いになり、シマウマを食べる姿が怖かったのを覚えている。
そんなある日、ライオンの特集を観た。画面の中のライオンは、想像していた「百獣の王」の姿と違い、飢えと闘いながら獲物を追いかけ野原を走り回りまわっていた。獲物を捕まえてもまず子供に食べさせる優しい一面もあった。また乾季は特に獲物となる動物の個数が減るため、何日間も食料を口にしないこともあるという。その姿をみて、ライオンも生きるために必死なんだと思った。
ライオンが草食動物を捕食し、時にライオン同士の争いや飢えで命を落とすことで、食物連鎖が成り立ち、生態系が保たれているのだ。
人も同じで、私たちが洋服を着れるのも、ご飯を食べれるのも、私たちを支えてくれている人たちがいるからだ。そしてまた私たちがその人たちから商品を買うことでその人たちの暮らしを支えている。このように、私たちは皆互いに支え合い生きている。輪っかのようにつながっていて、循環している。だからその輪っかを崩すようなことがあってはならないのだ。
その方法として第二に、地球もひとつの命として大切に守ろうとすることだ。
私の住む霧島は、活火山や連山などがある自然豊かな場所だ。そこに毎年のように訪れる山がある。原っぱでご飯を食べた後は芝生で眠ったり、散策したりする。私はひとりでその場を離れ、森の中で目を閉じて深呼吸をするのが好きだ。ふかふかの土は雲のようで、標高の高い場所にいると、いつもいる下界から天へ昇った気持ちになる。
今の世界には解決すべき問題が多くあり、環境保護活動に本腰を入れることが難しくなっている。発電所や自動車などからは日々排気ガスが絶えず出ており、地球全体を巻きこんだ長期的なアクションを起こすのは簡単ではない。それでも、ひとりひとりが地球を守ろうという意識を持てば、現状は変えられるはずだ。
英ダービー大学(University of Derby)によると、「人と自然とのつながり」は過去200年で約61%も失われているそうだ。その記事では、理由の一つに「親の自然とのつながりが弱ければ、その子どもも自然に親しみにくくなる」ことがあると述べられている。
だからこそ、幼いころから自然とのつながりを大切にすることが必要だと思う。都市化が進むなかでも植樹運動やゴミ拾いといった活動は自然とのつながりをもつきっかけになるだろう。
世代という大きな集団の意識を変えていくことで、それぞれの行動が、大きな変化となることを信じている。幼いころからの「継続的な自然体験」が、自発的なアクションになる。自然の価値を次世代にも伝えていくために、私たち一人ひとりが現実を受け止め、できる範囲で自然との関わりを深めていくことが緑豊かな未来へゆく第一歩になると考える。
確かに、快適で便利な暮らしには開発することも大切だ。
しかし、私たちの源である地球はひとつの命である。地球を守らなければ、私たちの未来も失うことになる。「未来を予測する最も確実な方法は未来を創造することである」という言葉があるように、未来の鍵を握るのは私たち人間だ。省エネや倹約など、この瞬間から起こせるアクションはたくさんある。地球の一員として全員が責任を持って行動できるとよい。地球は人間のように、絶えず息をし、一生を終える。地球が安らかな気持ちで一生を終えられることを願う。