きよのさん、こんにちは。
今回の文章は、体験を通して成長していきたいという思いが、具体的な実例を交えて力強く伝わってきました。
演舞のリーダーに立候補し、仲間をまとめる難しさに直面した経験は、
挑戦する姿勢がよく表れていて、体験実例がよく書けています。
また、衣装づくりに取り組んだ場面では、お母さんの苦労を知り、自分の視野が広がったことが素直に
描かれていて、読者の共感を呼びます。
積極的に行動することや苦手なことに
挑戦するという方法も明確に示されており、方法がよく書けています。
さらに、「百聞は一見にしかず」ということわざを引用して、自分の考えをまとめている部分は、名言がよく書けています。
何事も自分の身をもって体験することで成長したいという思いが、文章全体を通して
一貫しており、生き方の主題がよく書けています。
きよのさんの前向きな姿勢と、人との関わりを大切にする気持ちが伝わる、温かい文章でした。
【
項目評価】
方法がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
名言がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
作文字数1140字 |
 |
目標字数800字 |
■思考語彙 22種 28個 (種類率79%) 82点
確か,。しかし,。確か,あれば,いるから,くれるので,しかざる,せるべき,そのため,たので,だから,だろう,と思う,ないから,ないと,なると,また第,みると,を考える,始まると,楽しいはず,親しむため,
■知識語彙 56種 93個 (種類率60%) 76点
一緒,一見,人達,今回,仕事,体育,体験,何事,個人,傾向,先生,全員,危険,団長,場所,大勢,大変,失敗,子供,役割,成長,披露,挑戦,文化,方法,日本,時間,普段,来月,演舞,無駄,片面,王国,現在,理由,理解,環境,百聞,禁止,積極,立候補,立場,素人,練習,自分,自然,苦労,苦手,行動,衣装,見本,身近,退屈,退廃,途中,隊形,
■表現語彙 101種 194個 (種類率52%) 74点
確か,。確か,お母さん,こと,ことわざ,これ,せい,そう,そのため,たち,とき,ところ,みんな,もの,よう,スカート,ストーン,タイプ,チーム,トンボ,バトン,モノ,リーダー,ルール,一緒,一見,人,人達,今,今回,仕事,体育,体験,何,何事,個人,傾向,先生,全員,分,危険,団長,場所,大勢,大変,失敗,嫌,子供,年,役割,成長,戦,披露,挑戦,振り,採り,数,文化,方法,日本,時,時間,普段,来月,楽しいはず,演舞,無駄,片面,王国,現在,理由,理解,環境,百聞,的,祭,禁止,私,積極,立候補,立場,素人,練習,自分,自然,苦労,苦手,虫,行動,衣装,見本,親しむため,身,身近,退屈,退廃,逆,途中,通り,遊び,隊形,
■経験語彙 38種 61個 (種類率62%) 76点
いける,かかる,くれる,させる,しく,しまう,せる,つける,つながる,できる,と思う,まとめる,もつ,られる,れる,を考える,付ける,作る,始まる,始める,守る,感じる,探す,教える,案じる,残す,決まる,決める,生かせる,知る,競う,習う,興じる,親しむ,認める,諦める,踊る,関わる,
■総合点 84点
■均衡点 7点
百聞は一見にしかず
中3 あききの(akikino)
2025年9月2日
トンボ王国は、トンボと親しむための場所だ。そのためには、子供たちにトンボ採りも体験させるべきだ。子供たちが「美しいもの」を自分のモノにしたいという理由からトンボ採りを始めたとき、むげに禁止することは、楽しいはずの身近な自然を逆に、つまらない退屈なものと感じさせはしないかと案じてしまう。確かに、今の子供たちに虫採りをさせてみると、やたら数ばかり競う傾向が認められる。しかし、これは子供の遊びに関わる文化が退廃しているからである。とはいえ、現在の日本ではいかにルールを守ったとしても大勢の子供たちがトンボ採りに興じられるような環境はほとんど残されていないのだ。私は、何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。
そのための方法としてまず、積極的に行動することだ。私は今、来月の体育祭で披露す演舞の練習をしている。団長などを決める時、私はあまり立候補しないタイプだが、今回は演舞のリーダーに立候補して、リーダーに決まった。演舞リーダーは、演舞で踊るものを探したり、作ったり、隊形を決めてみんなに教えたりする役割だ。私はバトンで習ったことがが演舞に生かせると思い、立候補した。しかしいざ練習が始まると、普段は何年も一緒にいて、ある程度理解ができる人と一緒に練習しているせいか、ほとんど素人の人達に教えて、踊らせることがとても大変なように感じた。バトンをしているときは先生が隊形や振りを考えてくれるので、ただ踊るだけで良かったけれど、自分がリーダーになってみんなをまとめる立場になるととても難しかった。
また第2の方法として、苦手なことにあえて挑戦することだ。バトンのキラキラしている衣装は、ほとんどお母さんたちが作っている。今回の衣装はチームの衣装だから、全員で同じようにストーンをつけないといけない。個人戦の衣装にストーンをつけるよりも時間がかかり、大変だということだ。普段、ストーンはお母さんが付けてくれるけど、今回はお母さんの仕事が忙しそうだったので、少し自分でつけることにした。お母さんがストーンをつけているところを見ている時は楽しそうだなと思っていたが、実際にしてみると見本の通りにストーンをつけないといけないから、途中で嫌になってしまい、スカートの片面だけして諦めた。私はスカートの片面に1時間もかかったが、お母さんは30分あればできると言っていた。とても大変だったが、お母さんの苦労を知ることができて良い体験になったと思う。
確かに、何事も自分の身をもって体験することが時には危険だったり、無駄な失敗につながることもあるだろう。
しかし、「百聞は一見にしかず」ということわざがあるように、私は何事も自分の身をもって体験することで成長していきたい。