森リン評価 文化とは hi 09月2週 あおやゆ
字数/基準字数:
1011字/800字
思考点:85点
知識点:80点
表現点:75点
経験点:70点
総合点:81点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:94点
知識点:89点
表現点:85点
経験点:79点
総合点:87点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙23種26個88%85点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙62種103個60%80点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙103種181個57%75点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙34種48個71%70点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1011字
 85点
 80点
 75点
 70点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 23種 26個 (種類率88%) 85点
 つまり,。しかし,。ただし,。だから,いれば,しんどいので,だから,だろう,てこそ,と思う,ないため,なると,のになぜ,の場合,はなぜ,みれば,やろう,人間にとって,光によって,役に立たざる,死ぬかも,都市によって,鍛えるため,

■知識語彙 62種 103個 (種類率60%) 80点
中国,人物,人間,仕草,体現,信長,修行,俳句,個性,創始,厳格,友達,古来,噴水,国風,大切,存在,学校,実用,家康,小道具,川柳,平和,当初,循環,徳川,心情,心身,必要,恒例,意義,戦争,戦国,所作,文化,日本,明日,時代,村田,武士,水不足,演者,物語,独特,独自,生活,登場,秀吉,精神,織田,舞踊,茶室,茶道,茶道具,衣装,表情,表現,豊臣,質素,身体,都市,鎌倉,

■表現語彙 103種 181個 (種類率57%) 75点
いつ,おもてなし,こと,これ,さび,そこ,ところ,ないため,の場合,もの,よう,わけ,わび,ファン,一つ,上,中,中国,人,人々,人物,人間,仕草,体現,何,信長,修行,俳句,個々,個性,僧,光,創始,厳格,友達,古来,噴水,国風,型,夏,大切,存在,学校,実用,家康,小道具,川柳,平和,当初,役,循環,徳川,心,心情,心身,必要,性,恒例,意義,戦,戦争,戦国,所作,手,文化,日本,日照り,明日,昔,時,時代,村田,武士,水,水不足,演者,物語,独特,独自,珠,生活,登場,的,秀吉,私,精神,織田,舞踊,茶,茶室,茶道,茶道具,衣装,表情,表現,豊か,豊臣,質素,身体,身振り,都市,鍛えるため,鎌倉,

■経験語彙 34種 48個 (種類率71%) 70点
くれる,しまう,しれる,できる,と思う,やる,られる,れる,伝える,使う,停める,和む,噴き上げる,学ぶ,役に立つ,従う,戦う,持ち込む,掴む,栄える,死ぬ,浴びる,満たす,用いる,立つ,続く,習う,行う,表す,補う,通す,重んじる,鍛える,飲める,

■総合点 81点

■均衡点 4点
 

文化とは
   小6 あおやゆ(aoyayu)  2025年9月2日

  噴水は飲めない水である。浴びることのできない水である。言ってみれば、何の役にも立たないものだ。ただし夏の日照りが続き、恒例の水不足になると都市によっては噴水の水を停めてしまうところがある。噴水の水はただそこを循環しているだけである。だから、どんなに水不足の場合でも停める必要はない。停めたって水不足を補うことにはならないのだ。噴水はただ水を噴き上げていればいいのである。 つまり噴水の水は役に立たず実用的ではないけれど、そこで噴き上げているだけで人々の心が和み存在意義があるということだ。文化とはこの噴水と同じように「実用的ではないけれどそこにあるだけで心を満たしてくれるもののこと」なのではないだろうか。

私は学校で茶道について学んだ。茶道は生活する上でどうしても必要ではないものだ。しかし、「おもてなしの精神」「わびさび」などの美しい精神を体現するものであり、古くから日本文化として栄えてきた。鎌倉時代に中国の僧に持ち込まれた茶は当初、心身を鍛えるための修行に用いられた。そして村田珠光によって「わび茶」が創始される。わび茶とは質素な茶室や茶道具を使い精神性を重んじるものである。ではなぜ、茶道をやったところで戦に強くなるわけでもないのになぜ茶道が重んじられたのか。私は、武士には明日死ぬかもしれない中で戦っているのもしんどいので少しでも精神性のあるものをやろうと茶道を行ったのではないかと思う。戦国時代の織田信長や豊臣秀吉、徳川家康も茶道や日本文化を大切にしていたというのだから文化とはなくてはならないものなのだろう。

私の友達は日本舞踊を習っている。日本舞踊とは身振り、手の仕草、表情そして美しい衣装や小道具を用いて登場人物の心情を表現する日本古来の文化の一つだ。厳格な型や所作に従いながらも個々の個性や独特の表現などで物語を豊かに表すもので、演者の身体表現を通し、人に伝えるという難しいものである。しかし、これも実用的ではなく心を満たすものだ。けれど昔からいつの時代にもファンがいてずっと続いているということは人の心を掴む「何か」があったということだ。文化は平和な時代には国風文化が栄えるが、戦争時には文化が栄えていないため平和あってこその文化なのだなと思った。

人間にとって文化とは心を満たすものである。俳句や川柳などの日本独自の文化を大切にしていきたい。