そんな彼らに必要なこと
高1 あおそふ(aosohu)
2025年9月2日
これから、出生いらいパソコンとともに育った「新々人類」が増えていく。そんな彼らは、コンピューターに強いが本を読まない。情報には詳しいがものを考えない人種になるのではないだろうか。「新々人類」に必要なことはいったいなんであろう。
知識を生産する能力を培うべきだ。
そのための第一の方法として、情報を得るだけで止まらす活用できるようにすることだ。
私は、教科の中で数学が一番好きである。今は好きであるが、昔から好きだった訳ではない。小学校低学年のときから人より計算が遅く、おはじきがなければ正確な答えが出せなかった。中学校に入学し、算数が数学と変っても毎回のテストは四十点台が普通で五十点台なんかもってのほかだった。周りの生徒は九十点台をたたき出していたが、私はそんな彼らは次のように思っていた。彼らには、問題を読んで閃く力があるから解けるのだと。数学のテストで高得点を取るには天賦の才が必要不可欠だと思っていた。しかし、中学二年生時の三学期期末テストにおいて数学の勉強方法を変えたことによりはじめて八十点台に達したのだ。以前までは、数学というのは公式さえ覚えていたら問題が解けるとおもっていた。そのため、テスト勉強をするといっても参考書を一周する程度だった。今の勉強法は、公式を覚えることは大前提として参考書のすべての問題を完璧にこたえられるまでしている。このことから言いたいのは、公式という情報をただただ頭に入れるだけではなく活用できるようにならなくてはならない。活用できるようになってはじめて知識としてみにつくということだ。
第二の方法は、 膨大な情報を扱えるようになることだ。
先ほど情報を知識となるようにすべきだと述べたが、その前段階において情報をどのように集めるかが問題である。インターネットの普及により、情報を得る手段も拡大しかつ、量も増えた。また、どんな人でも簡単に情報発信することができる。ここではダイエットを例に考えてみよう。あなたが今日からダイエットをすることにしたとする。まず、食事管理や運動方法などを調べることになると思う。従来なら、本などからダイエット方法を学ぶであろう。一方、現在においては、インターネットでダイエット方法を調べるだろう。インターネットには一冊の本に書かれている情報をはるかに上回る情報が存在し、様々な人の意見までをしることができる。なんと便利なのだろう。以外にも便利の裏には闇が存在する。インターネットは誰でも簡単に情報を発信することができる反面、嘘の情報が拡散しやすいのである。その情報を真に受けて活用したことにより、良からぬ方向に進んでしまうかもしれない。そのため、情報を知識として身に着ける前に膨大な情報から取捨選択する能力が必要である。
確かに、多種多様な情報を得ることによって沢山の機会をえることができるかもしれない。インターネットにより、自分と違う意見をきけたり、新しいことに興味を持つきっかけになるかもしれない。しかし、ただただ情報を集めることはAIでもできる。知性がある人間はその情報を活用することがだいじである。