日本のちえ
   小3 いのはる(inoharu)  2025年9月2日

 「わあ、すごい、もうかたまった。」

ぼくは食品サンプルを作るのが大好きだ。家族といっしょに合羽橋道具がいに行った時に、食品サンプルを作りました。

 ぼくはサンプルってまるで、ようがんみたいだなと思いました。なぜなら食品サンプルで使うろうは温かいうちはどろどろだけど、水に入れて冷ますと、さわるといたくなるほどかたくかたまるからです。ぼくはその時、レタスとえび天と野さい天をつくりました。レタスを丸めるのはむずかしかったけど、えび天をうまく作れてうれしかったです。家に帰ったら「上手だね。」とほめられてうれしかったです。ぼくは、あまりにもたのしくて、またやりたいなと思いました。

 もし、食品サンプルが食べられたら、水とろうさえあれば食べ物にこまらないし、サンプルを作る名人だったらお店にあった大きなえび天を作ってみたいです。ちなみに、お母さんは紙ねん土でミニチュアの食べものをつくったことがあるそうで、ぼくも紙ねん土で食べものを作ったことはあるけど、ミニチュアじゃないから、ミニチュアも作ってみたいし、ぜったいかわいいと思いました。

 ぼくは、食品サンプルを作るおしごとをしている人ってすごいなと思いました。それにぼくはそのしごとをしてもいいなと思いました。実は、食品サンプルは、むかし日本に来た外国のメニューを食品サンプルで表したのがはじまりなんです。どうしてかというと、文字だけだと外国の言葉だからわかりにくくて、りかいできなかったからです。それをだれでもわかるように表したのが食品サンプルの始まりです。日本人っていろいろなちえをはたらかせて生きているんだなと思いました。