作文の内容がとても興味深く、食品サンプルに対する情熱が伝わってきました。
特に、「サンプルってまるで、ようがんみたいだな」というたとえがうまく使われていますね。これにより、ろうが固まる様子がより具体的にイメージできます。
また、「いちばんうれしかったのはえび天をうまく作れたことです」という中心がしっかりと決められていて、作文全体に主題が通じています。
家族との関わりも描かれており、「お母さんは紙ねん土でミニチュアの食べものをつくった」という過去の話が挿入されていることで、作文がより立体的になっています。
さらに、食品サンプル作りを通じて将来の夢や職業について考える姿勢が見られ、「食品サンプルを作るおしごとをしてもいいなと思いました」という部分では自分の将来についての考えがしっかりと書かれています。
日本の食文化や歴史についても触れ、「食品サンプルは、むかし日本に来た外国のメニューを食品サンプルで表したのがはじまり」という情報を提供しており、教育的な価値も感じられます。
全体的に、自分の経験と感想が豊かに表現されており、読む人にその楽しさが伝わる作文になっています。
###項目評価
-たとえがうまく使われています
-中心がよく決められています
-前の話聞いた話がよく書けています
-自分だけがしたことや自分だけが思ったことがよく書けています
内容★ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:701字/400字
思考点:54点
知識点:42点
表現点:48点
経験点:54点
総合点:54点
均衡点:5点
■思考語彙 11種 16個 (種類率69%) 54点
。どうして,。なぜ,あれば,いうと,かたまるから,さわると,たから,だから,と思う,ないから,冷ますと,
■知識語彙 8種 14個 (種類率57%) 42点
上手,名人,外国,文字,日本,日本人,言葉,食品,
■表現語彙 43種 75個 (種類率57%) 48点
いろいろ,うち,えび,おし,お母さん,こと,ごと,さい,そう,それ,だれ,どろどろ,ぼく,みたい,むかし,よう,りか,ろう,ん,サンプル,ミニチュア,メニュー,レタス,上手,人,名人,土,外国,天,始まり,家,店,文字,日本,日本人,時,水,紙,言葉,野,食べもの,食べ物,食品,
■経験語彙 23種 36個 (種類率64%) 54点
かたまる,こまる,さわる,ちる,つくる,できる,と思う,はじまる,はたらかせる,ほめる,やる,られる,わかる,丸める,作る,作れる,使う,入れる,冷ます,帰る,生きる,表す,食べる,
■総合点 54点
■均衡点 5点
日本のちえ
小3 いのはる(inoharu)
2025年9月2日
「わあ、すごい、もうかたまった。」
ぼくは食品サンプルを作るのが大好きだ。家族といっしょに合羽橋道具がいに行った時に、食品サンプルを作りました。
ぼくはサンプルってまるで、ようがんみたいだなと思いました。なぜなら食品サンプルで使うろうは温かいうちはどろどろだけど、水に入れて冷ますと、さわるといたくなるほどかたくかたまるからです。ぼくはその時、レタスとえび天と野さい天をつくりました。レタスを丸めるのはむずかしかったけど、えび天をうまく作れてうれしかったです。家に帰ったら「上手だね。」とほめられてうれしかったです。ぼくは、あまりにもたのしくて、またやりたいなと思いました。
もし、食品サンプルが食べられたら、水とろうさえあれば食べ物にこまらないし、サンプルを作る名人だったらお店にあった大きなえび天を作ってみたいです。ちなみに、お母さんは紙ねん土でミニチュアの食べものをつくったことがあるそうで、ぼくも紙ねん土で食べものを作ったことはあるけど、ミニチュアじゃないから、ミニチュアも作ってみたいし、ぜったいかわいいと思いました。
ぼくは、食品サンプルを作るおしごとをしている人ってすごいなと思いました。それにぼくはそのしごとをしてもいいなと思いました。実は、食品サンプルは、むかし日本に来た外国のメニューを食品サンプルで表したのがはじまりなんです。どうしてかというと、文字だけだと外国の言葉だからわかりにくくて、りかいできなかったからです。それをだれでもわかるように表したのが食品サンプルの始まりです。日本人っていろいろなちえをはたらかせて生きているんだなと思いました。