山登りでヒルを見たときのはなし
   小1 あけあこ(akeako)  2025年9月2日

 九月六日土曜日、神奈川県相模原市にある石老山へ登山に行きました。前の日は台風が来ていたので、道はぬれていて、木の根や岩は登ると滑りました。目標を「滑らないで歩く。」としていたので、ちょうど良いと思いました。

休憩中、友だちのひざの辺りが血でズボンをぬらしていました。めくってみると、傷がなく、痛くもかゆくもないと言っていました。そして靴の中に膨れたヒルがいました。よく見ると、地面の上にもシャクトリムシのようなヒルがたくさん見えて、お母さんの靴の上に登ってきていました。立ち止まると寄ってくるので、私は怖くなりました。

お母さんは、二匹、ズボンの中に入り込んで足首に貼り付いていました。私は、

「なんで、お母さんのところばかり、ヒルが来るのだろうね。」

「血の匂いに寄ってくるのかな。」

とお母さんと考えました。蚊に刺されるとかゆいけど、ヒルはかゆくならないからヒルの方がましかなぁと思ったけど、血がなかなか止まらないので、嫌だなぁと思いました。

まるで、かくれんぼをしているように洋服の中に入ってくるな、と思いました。