アルフレッドの遺言状はを読んで
小3 あけいと(akeito)
2025年9月3日
この話を読んで一番すごいと思ったことは、アルフレッドが人類のために役立つ仕事をした人々に賞をあげると遺言に残したことだ。
「人類のために役立つ仕事って何だろう?」
ママが僕に尋ねた。僕は不治の病を治す薬を発明したり、生活に役立つ家電を発明する人を想像した。しかしママは、全ての仕事が人の役に立っているという。確かにその通りかもしれないけれど、全ての人にノーベル賞をあげるわけにはいかないから、初めにそのものを発明した人が賞をもらうべきだと僕は思った。もし僕が巨額の遺産を持っていたら、飛行機を開発する工場に寄付をして、安全で快適な飛行機を作ってもらいたいと思った。
人の役に立つ仕事をした人として、僕は二宮金次郎が頭に浮かんだ。金次郎は江戸時代、大勢の貧しいお百姓のために力を尽くした人だ。僕はこの二宮金次郎の話が好きで、ママに何回も本を読んでもらったし、街で金次郎の石像を見つけるとワクワクする。貧しい人の先頭に立って自ら開墾に全力を尽くす金次郎の姿はまるでスーパーヒーローのようだと思った。もし、今の時代に金次郎が生きていたら、間違いなくノーベル賞を貰えたと思う。
ママは僕には無限の可能性があるという。そして、好きなことに没頭してとことんのめり込んでほしいと思っているらしい。僕にはいつか自分で飛行機を作ってみたいという夢がある。しかし、勉強が嫌いな僕にはノーベル賞は程遠いかもしれない。