自分の体験と素直な気持ちをふり返りながら、深く考えた意見が伝わってきました。

<<え2020/115jみ>>

【総評】
 「自分で考えて行動すること」と「周りに合わせること」のバランスについて、自身の経験をふまえながら丁寧(ていねい)に論じており、読み手に深い共感と納得を与える(あたえる)意見文になっています。特に、(じゅく)での学習経験やクラスでの人間関係をふり返った場面では、飾ら(かざら)ない気持ちがまっすぐに伝わってきました。終わりの段落では、自分の行動に「意思をもつこと」の大切さを力強くまとめており、意見文としての構成もしっかりしています。

【段落ごとの講評】
第1段落:文章全体の主題となる「自分で考え行動することの重要性」が明確に示されており、読者を引き込む(ひきこむ)力のある書き出しです。「むずかしい」とわかっていても、それが必要だという真剣(しんけん)な姿勢が伝わります。

第2段落:自身の勉強習慣や苦労したことをふり返りながら、「考えることの大切さ」を具体的に示しています。ループに陥る(おちいる)自分への率直な気づきや、それでも前に進もうとする意欲がよく伝わり、説得力があります。

第3段落:人間関係における「周囲に合わせること」の大切さを、自分の体験と昔話を重ねて表現しており、文章に深みが出ています。たとえ話として「舌切り雀」を使ったところが印象的で、物語の教訓を自分の考えにしっかりつなげられています。

第4段落:自分の意思を持つことの大切さを、名言を引用しながらまとめており、文章全体の締めくくり(しめくくり)としてとても効果的です。「未来は今日何をするかにかかっている」という言葉をもとに、自分の行動に責任を持とうとする姿勢がしっかり表れています。

【特に優れていた点】
・四段落構成に基づき、主張と具体例がよく整理されている
・自身の体験を正直にふり返り、考えを深めている
・たとえ話を取り入れて説得力を高めている
・名言の引用で、主題を印象的にまとめている

【考えを深めるための質問】
 これからの生活の中で、「自分の意思を大切にしたい」と思う場面があれば、どんなときだと思いますか? その理由も考えてみましょう。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1369字/1000字
思考点:108点
知識点:66点
表現点:69点
経験点:100点
総合点:76点
均衡(きんこう)点:-8点

 


■思考語彙 32種 38個 (種類率84%) 108点
 しかし, 確か,。しかし,。だから,。考える,あると,あろう,いこう,いれば,かかわらざる,かによって,こう考える,しざる,しよう,するため,すると,たため,だろう,て考える,で考える,と思う,ないと,なると,はきっと,ば考える,もらえば,やめれば,今回こそ,抜かざる,次こそ,雀に対し,頑張ろう,

■知識語彙 42種 86個 (種類率49%) 66点
一番,一緒,中心,人間,今回,今日,前回,勉強,危機,境界,大事,大切,大変,失敗,学校,安堵,実践,宿題,後悔,意思,意識,教訓,方法,明確,昔話,普段,最近,期間,未来,点数,理由,生活,真剣,空気,自分,自分勝手,自己,行動,言葉,過去,達成,関係,

■表現語彙 91種 194個 (種類率47%) 69点
 確か,おばあさん,ここ,こと,これ,するため,そこ,それ,たため,つもり,どこ,みな,みんな,もの,よう,らく,クラス,グループ,テスト,ループ,一番,一緒,中心,人間,今,今回,今日,他,仲,何,分け,切り,前,前回,力,勉強,危機,周り,問,塾,境界,壁,大事,大切,大変,失敗,子,学校,安堵,実践,宿題,後悔,心残り,意思,意識,感,教訓,方法,明確,昔話,時,普段,最近,期間,未来,次,気,点数,理由,生活,的,皆,目,真剣,私,空気,線,考え,自分,自分勝手,自己,舌,行動,言葉,話,追い込み,過ち,過去,達成,関係,雀,

■経験語彙 54種 70個 (種類率77%) 100点
。考える,あう,おきる,かかる,かかわる,こう考える,しまう,せる,それる,て考える,できる,で考える,と思う,なくなる,はまる,ば考える,もくろむ,もつ,もらう,やめる,やる,ゆく,られる,上がる,付ける,似る,出す,動く,合わせる,向く,向ける,壊す,壊れる,変える,変わる,学ぶ,思い出す,怠ける,悔やむ,感じる,慣れる,抜く,持つ,捉える,楽しむ,活かす,築く,終わる,続ける,話す,返る,違う,離れる,頑張る,

■総合点 76点

■均衡点 -8点
 

自分で判断し決断し行動する
   中2 つばさ(aeoni)  2025年9月4日

 自分で判断し決断し行動する。簡単なようにみえて、じつはとてもむずかしい。しかし、われわれが社会生活を送っていく以上、自分で考え、自分自身で判断しなければならないことは当然のことであり、ときには厳しい決断を迫られることも少なくない。むろん、こうしたことはレポートのテーマだけではない。つまり、彼らは自分で考え、判断し、決断するといった作業に慣れていないといってよい。

 確かに、自分で考えて行動することは大切だ。考えることをやめれば考える力がなくなってしまう。私は塾や学校でテストがあるとなるとそれに向けて普段より勉強をする。私は普段の塾の宿題などで危機感を感じているにもかかわらず、あまり真剣に勉強をしないことがここで自分に返ってくる。少し話がそれたが私はそうやって自分の塾での小テストや過去問の点数にだんだん危機感を感じて追い込みで勉強をしていく。そのテスト期間が終わると安堵感と達成感でいっぱいになってしまい勉強をしなくなってしまう。そして、またこのループにはまる。次こそは勉強をしようと思ってもなかなか実践できない。でも最近は勉強が難しくなり、塾のクラスも上がったため気を抜かずに頑張ろうとしている。そして、少し怠けているが前よりは勉強に意識が向いていると思う。今回こそは前回のような失敗というか心残りを出さないようにしていきたい。

 しかし、周りに合わせることも大切だ。自分で考えて行動することが大切だと言ったが、これは理由が違う。周りに合わせることは、人間関係を壊さないようにするための方法だ。今のクラスには明確なグループ分けはなくみなどこでも仲が良いが、前のクラスははっきりとグループの境界線があった。自分のいたグループから少しでも離れて他のグループの子と話すだけでうっすらと壁ができて、空気が悪くなり仲良くしずらくなる。これは昔話にある「舌切り雀」と似たようなものである。舌切り雀では雀に優しく、仲良くしたおばあさんには良いことがおき、その雀に対し悪いことをもくろんだおばあさんは痛い目にあうという話だ。この話には自分勝手で行動すると人間関係が壊れてしまうことを教訓としているのだと思った。自分的に言わせてもらえばそこまで自己中心的に動いつもりはなかったのだが、そう一緒のグループだった子に捉えられて大変だった。でも今はみんなと仲が良くてとても楽しい。このような関係を続けられるように自己中心的にならないよう気を付けていきたい。

 自分で考えて行動することも、周りに合わせることも大事だが、一番大事なのは自分の意思を持っているかどうかだ。「未来は、今日何をするかにかかっている。」という言葉があるように今自分が何をするかによって未来は変わっていく。だから、自分の考えで行動するにしても皆に合わせるにしても自分の意思をもっているかどうかが大切であろう。それに、自分の行動に意思がないと後に後悔することもあるだろう。あの時もっとこう考えてこういっていればと過去を思い出して悔やむことはきっとあるだろう。でも過去を変えることはできない。しかし、過去の過ちから学び次に活かすことはできるということを実践して考えて行動していこうと思う。そして、良い人間関係を築き学校生活を楽しんでゆきたい。