◆【要約】は工夫をして上手くまとめられています。
◆ホテルのベッド近くに異様なほどたくさんある謎のボタン類。「読書用ライト」まであるとは、そういう要望をもつ客を想定するから数が増えるんですね。
調べてみると「特別な体験をしたいから。自宅よりも、豪華で快適な部屋にするため。」とのこと。“確かに、ホテルにきて、ライトがいっぱいあるベッドを見ると、「ホテルに来た!」と嬉しくなる”。旅館の畳の匂いも、「あった方が特別感があるもの」なんですね。
◆小さいバッグが流行っていて「可愛い! 欲しい!」と思って買っても、いざとなると何を入れたらいいかわからず、結局置き場に困るという結果になる。極小のバッグにスマホとハンカチだけ入れてお出かけ(スマホにクレジットカードや全ての会員情報が登録されている)、というイメージなのでしょうが、まだ現実はそうはいきませんね。
◆ホテルのライトや極小バッグのような実用的ではないものを生み出していくのが文化なのでしょう。淘汰されるものもあります。人の文化は変化し続けるものですね。
<<え2015/92pみ>>
こととさんの作文は、身近なものや流行について自分の考えをしっかりと述べているところがとてもよいです。
まず、噴水やホテルのライト、小さいバッグという具体的な例を使って、役に立つものと役に立たないものの違いや、特別感について考えている点が素晴らしいです。
特にホテルのライトについて、親の話を聞いたり、自分で調べたりしているところは、文章に深みが出ていて立体的な内容になっています。
また、「ライトは無くてもいいものだが、あった方が特別感を感じるもの」というまとめの考え方は、とてもよく整理されていてわかりやすいです。
こととさんの視点で、身近なものの意味や価値を考える姿勢がよく伝わってきました。
文章の中で使われているたとえや具体例も、読者にわかりやすくイメージしやすいです。
これからは、話がずれないように気をつけて、最後までまとめを書けると、もっと完成度が高まるでしょう。
全体として、こととさんの考えをしっかり伝えようとする力が感じられ、とてもよい作文です。
【項目評価】
・具体例の活用:よくできている
・前の話や聞いた話の活用:よく書けている
・たとえの使用:うまく使われている
・文章のわかりやすさ:よい
・まとめの工夫:今後の課題
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1322字/800字
思考点:92点
知識点:67点
表現点:79点
経験点:76点
総合点:79点
均衡点:1点
■思考語彙 26種 36個 (種類率72%) 92点
、確か,。しかし,。確か,「どうして,あろう,かかるはず,しか思う,するため,そう考える,そのため,たいから,たから,たため,だから,だろう,と思う,のかも,のため,ません,みると,られるから,入れば,分からざる,書くべき,考えると,見ると,
■知識語彙 43種 49個 (種類率88%) 67点
一番,不思議,以上,体験,作文,個人,出現,周辺,問題,噴水,多分,大丈夫,大体,大幅,完全,完成,小物,役割,彼等,快適,旅館,最初,最近,期間,本当,格好,活用,特別,理由,生活,異様,相当,知恵,福岡,結果,自宅,苦手,英語,読書,豪華,贅沢,邪魔,部屋,
■表現語彙 112種 166個 (種類率67%) 79点
、確か,。確か,あと,お盆,お金,お願い,かかるはず,こと,するため,そこ,そのため,それ,たくさん,たため,たち,ところ,のため,まとめ,まま,もの,よう,ん,イメージ,サイズ,サイト,スマ,ハンカチ,バッグ,ベッド,ホ,ホテル,ボタン,ポーチ,ライト,レベル,一つひとつ,一番,不思議,中,二,人,人々,代,代わり,以上,体験,何,作文,使い方,個,個人,入れ,出現,前,匂い,十,周辺,問題,噴水,多分,大丈夫,大体,大幅,好き,完全,完成,小物,年,店,役割,彼等,快適,感,方,旅館,時,最初,最近,期間,本,本当,格好,気,活用,点,物入れ,特別,理由,生活,用,異様,畳,相当,知恵,福岡,私,結果,置き場,自宅,苦手,英語,親,話,読書,謎,豪華,贅沢,近く,邪魔,部屋,間,頭,
■経験語彙 38種 64個 (種類率59%) 76点
いける,おる,かかる,しか思う,しまう,しれる,ずれる,せる,そう考える,つける,できる,と思う,られる,れる,作る,入る,出る,分かる,合わす,困る,増やす,売る,寝る,役に立つ,感じる,持つ,書く,書ける,果たす,流行る,消す,続ける,群がる,聞く,読む,調べる,買う,遺る,
■総合点 79点
■均衡点 1点
役に立たないものの活用法
小6 ことと(akakoto)
2025年9月2日
噴水の水は、ただ循環しているだけで何ものをも潤さない。何の役にも立たないものなのだ。現在先進諸国の各都市では、「何の役にも立たないもの」を出現させることで、住民に文化的衝撃を与えることが、流行し始めている。パリの噴水でも、人々が水浴びをしていたから、間も無く彼等も、「もっと役に立たないもの」を、出現させなくてはいけなくなるであろう。その点、遺本はまだ大丈夫である。噴水は、「役に立たないもの」であり続けており、周辺に群がる人々も「どうしていいか分からない」ままである。
私は、いつもホテルに行くと思うことがある。ベッドの近くにたくさんある謎のボタンは、何の役割を果たしているのか。異様なほどにある、ライト。しかも、格好をつけて、一つひとつ英語で書かれているのだ。英語が苦手な私からしたら、なおさら分からなくなる。お盆期間中に、私は福岡に行った。そこのホテルには、確か「読書用ライト」と英語で書かれたライトがあった気がする。「読書のために、もうすでに5個以上あるライトを増やすのか」と私は不思議にしか思わなかった。しかし、親に聞いてみると、
「多分だけどね、暗いところで本を読んだ方が眠くなる、という人がいると思うんだ。そのためじゃないかな。」
と言っていた。私も、本を読むのが好きだから暗いところで、しかも寝る前に読むという贅沢はしてみたい。だが、わざわざホテルに来てまではしないと思う。ホテルにあるライトは、個人に合わされて作られている、ということだろうか。しかし、それを実際にするには、相当なお金がかかるはずだ。少し、調べてみることにした。一番最初に出てきた理由は、「特別な体験をしたいから。自宅よりも、豪華で快適な部屋にするため。」とサイトには書いてある。確かに、ホテルにきて、ライトがいっぱいあるベッドを見ると、「ホテルに来た!」と嬉しくなる。旅館に来た時にも嬉しくなるのは、たくさんのライトの代わりに、畳の匂いを感じられるからではないか。そう考えると、「ライトは無くてもいいものだが、あった方が特別感を感じるもの」ということになる。私は、あと3個ほどは消してしまっても問題ないと思う。
最近、と言っても二年程前の話だが、小さいバッグが流行っていると聞いたことがある。それも、スマホとハンカチが入るか入らないかレベルのサイズである。よく小さいポーチのような小物入れがお店で売っている。最初は、「可愛い!欲しい!」と思って買うが、いざ買ってみると、何を入ればいいか分からず、置き場に困るのが大体の結果だ。二十代の人たちが持っている、小さいバッグも小物入れのように置き場に困る、と言うことはないのだろうか?もし、そのようなことにはなっていなくて、うまく活用しているのなら、それは、とても頭が良いと思われる使い方をしているのだと思う。私から見ると、完全に持っていて邪魔でしかないバッグというイメージしかない。何か、小さいものでも活用できるのが本当の生活の知恵なのかもしれない。
すみません。少し、話が書くべき作文と大幅にずれてしまったため、まとめが書けませんでした。未完成ですが、よろしくお願いします。