あおさみさん、今回の作文は「地球の一員としての自覚」をテーマに、自然や生き物とのつながりを深く考え、自分の体験や具体的な事例を交えて書かれている点がとても素晴らしいです。
特に、幼い
頃のテレビ番組の思い出からライオンの生態を理解し、命のつながりを実感した体験実例がよく書けています。
また、
霧島の自然の中での感覚や気持ちを
丁寧に
描写し、自然との一体感を感じ取れる表現も印象的でした。
さらに、英ダービー大学の研究結果を引用し、自然とのつながりの重要性を科学的に裏付けている点も説得力があります。
「未来を予測する最も確実な方法は未来を創造することである」という名言の引用も効果的で、文章全体の
締めくくりとして力強さを
与えています。
地球を守るための具体的な方法や、個人の意識の変化が社会全体の変化につながるという考え方もよく示されています。
全体を通して、自分の生き方に結びつけた意見がしっかりと書けており、読者に共感を呼ぶ内容になっています。
この調子で、これからも自分の体験や調べたことを活かして、説得力のある文章を書いていってください。
【
項目評価】
体験実例がよく書けています。
方法がよく書けています。
名言がよく書けています。
生き方の主題がよく書けています。
森リン評価 一員として ri 09月4週 あおさみ字数/基準字数: 1623字/800字 思考点:72点 知識点:90点 表現点:89点 経験点:92点 総合点:87点 均衡点:2点
| ●語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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1200字換算: 思考点:点 知識点:点 表現点:点 経験点:点 総合点:点 均衡点:2点
| ●換算語彙学年表
| 小1 | 小2 | 小3 | 小4 | 小5 | 小6 | 中1 | 中2 | 中3 | 高1 | 高2 | 高3 | |
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思考点 | | | | | | | | | | | | | | 知識点 | | | | | | | | | | | | | | 表現点 | | | | | | | | | | | | | | 経験点 | | | | | | | | | | | | | | 総合点 | | | | | | | | | | | | | |
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●語彙の説明語彙 | 種類 | 個数 | 種類率 | 点数 | 説明 |
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思考語彙 | 18種 | 20個 | 90% | 72点 | 考える言葉です。 理由、方法、原因などの説明の語彙。 多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
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知識語彙 | 76種 | 108個 | 70% | 90点 | 難しい言葉です。 社会的な例や調べた例の語彙。 多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
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表現語彙 | 134種 | 223個 | 60% | 89点 | 豊かな言葉です。 話題の幅が広い語彙。 多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
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経験語彙 | 49種 | 64個 | 77% | 92点 | 詳しい言葉です。 身近な例や経験した例の語彙。 多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
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種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。 |
1623字
 | | 72点
 | | 90点
 | | 89点
 | | 92点
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字数 | | 思考語彙 | | 知識語彙 | | 表現語彙 | | 経験語彙 |
■思考語彙 18種 20個 (種類率90%) 72点
しかし, だからこそ, 確か,。だから,いくため,いるから,すべき,だろう,できると,として第,と思う,と考える,なければ,よると,られるはず,守ろう,弱ければ,持てば,
■知識語彙 76種 108個 (種類率70%) 90点
一員,一部,世代,世界,予測,人間,体験,価値,便利,保護,倹約,全体,全員,創造,動物,同士,商品,問題,地球,場所,変化,大切,大学,役割,循環,必要,快適,意識,捕食,排気,散策,方法,未来,本腰,植樹,次世代,洋服,活動,活火山,深呼吸,現実,現状,理由,理解,環境,生態,発電,確実,第一歩,範囲,簡単,組織,継続,習慣,能力,自分,自動車,自然,自発,芝生,草食,行動,解決,言葉,記事,責任,連山,連鎖,運動,過去,都市,長期,開発,集団,霧島,食物,
■表現語彙 134種 223個 (種類率60%) 89点
確か,いくため,きっかけ,こと,ころ,ご飯,そう,それぞれ,たち,つながり,なか,ひとつ,ひとりひとり,よう,られるはず,アクション,オン,ガス,ゴミ,ダービー,ライオン,一つ,一人ひとり,一員,一部,世代,世界,中,予測,争い,二,人,人間,今,体験,何,価値,便利,保護,倹約,全体,全員,創造,動物,化,同士,命,商品,問題,土,地球,場所,変化,大切,大学,好き,子ども,山,年,役割,後,循環,必要,快適,意識,所,捕食,排気,散策,方法,日々,暮らし,未来,本腰,森,植樹,次世代,洋服,活動,活火山,深呼吸,源,現実,現状,理由,理解,環境,生態,発電,的,皆,目,省エネ,確実,私,第一歩,範囲,簡単,系,組織,継続,緑,習慣,能力,自分,自動車,自然,自発,芝生,英,草食,行動,親,解決,言葉,記事,豊か,責任,輪,連山,連鎖,運動,過去,都市,鍵,長期,開発,関わり,集団,雲,霧島,食物,飢え,%,
■経験語彙 49種 64個 (種類率77%) 92点
おる,くれる,つく,つながる,できる,と思う,と考える,もつ,ゆく,よる,られる,れる,伝える,住む,保つ,信じる,入れる,出る,受け止める,合う,問う,変える,失う,守る,崩す,巻きこむ,感じる,成り立つ,拾う,持つ,握る,支える,深める,生きる,直す,眠る,着る,落ち着く,落とす,見つめる,親しむ,買う,起こす,述べる,進む,遊ぶ,過ごす,閉じる,食べる,
■総合点 87点
■均衡点 2点
一員として
中3 あおさみ(aosami)
2025年9月4日
私は地球の一員であるという自覚を持って生きていきたい。
その方法として第一に、すべてのものが支え合って生きていることに気づくことだ。
「ダーウィンが来た」という番組を観ることが幼い頃の楽しみのひとつだったが、唯一動物の死体を見ることはどうしても避けたかった。血が流れ、骨が剥き出しになっている姿は衝撃的なのである。
ライオンに襲われるシマウマがかわいそうで、ライオンの血走ったような目が怖かったのを覚えている。
そんなある日、ライオンに焦点を当てた回をみた。画面の中のライオンは、想像していた「百獣の王」の姿と違い、飢えと闘いながら獲物を追いかけ野原を走り回っていた。また獲物を捕まえても一番に子供に食べさせる優しい一面もあった。さらに乾季は特に獲物となる動物の個数が減るため、何日間も食料を口にしないこともあるという。生死を彷徨うライオンの姿をみて、生きるために必死なんだと改めて気づいた。
ライオンが草食動物などを捕食し、時にライオン同士の争いや飢えで命を落とすことで、食物連鎖が成り立ち、生態系が保たれているのだ。
人も同じで、私たちが洋服を着れるのも、ご飯を食べれるのも、私たちを支えてくれている人たちがいるからだ。そしてまた私たちがその人たちから商品を買うことでその人たちの暮らしを支えている。このように、私たちは皆互いに支え合い生きている。輪のようにつながっていて、循環している。だからその輪を崩すようなことがあってはならないのだ。
その方法として第二に、地球もひとつの命として大切に守ろうとすることだ。
私の住む霧島は、活火山や連山などがある自然豊かな場所だ。霧島の山で思いっきり遊んで、ご飯を食べた後は芝生で眠ったり、散策したりするのが楽しい。私は森の中で目を閉じて深呼吸をするのが好きだ。ふかふかの土は雲のようで、自分が森の一部となり、落ち着くのである。
今の世界には解決すべき問題が多くあり、環境保護活動に本腰を入れることが難しくなっていると感じる。発電所や自動車などからは日々排気ガスが絶えず出ており、地球全体を巻きこんだ長期的なアクションを起こすのは簡単ではない。それでも、ひとりひとりが地球を守ろうという意識を持てば、現状は変えられるはずだ。
英ダービー大学によると、「人と自然とのつながり」は過去200年で約61%も失われているそうだ。その記事では、理由の一つに「親の自然とのつながりが弱ければ、その子どもも自然に親しみにくくなる」ことがあると述べられている。
だからこそ、幼いころから自然とのつながりを大切にすることが必要だと思う。都市化が進むなかでも植樹運動やゴミ拾いといった活動は自然とのつながりをもつきっかけになるだろう。
世代という大きな集団の意識を変えていくことで、それぞれの行動が、大きな変化となることを信じている。幼いころからの「継続的な自然体験」が、自発的なアクションになる。自然の価値を次世代にも伝えていくために、私たち一人ひとりが現実を受け止め、できる範囲で自然との関わりを深めていくことが緑豊かな未来へゆく第一歩になると考える。
確かに、快適で便利な暮らしには開発することも大切だ。
しかし、私たちの源である地球はひとつの命である。地球を守らなければ、私たちの未来も失うことになる。「未来を予測する最も確実な方法は未来を創造することである」という言葉があるように、未来の鍵を握るのは私たち人間だ。省エネや倹約など、地球の一員として全員が責任を持った行動ができるとよい。地球の一員としての日々の意識や責任が、より小さな組織での役割や自分の能力の理解にもつながり、自分を見つめ直す習慣もつくだろう。この広い世界の中で自分のできることは何か常に問いながら過ごしたい。