りこちゃん、こんにちは。10月から、作文の結びのくふうが加わります。いっしょにがんばりましょう。

<<え2015/754pみ>>


あきりりさんの作文は、「文化的カプセル」という新しい言葉を使って、日本人の行動や心のあり方をとてもわかりやすく説明しています。
この言葉を自分の体験や家族の話と結びつけているので、文章が立体的になり、読んでいて納得(なっとく)しやすいです。
特に、学校での友達との関係やクラブ活動の様子を具体的に書いているところは、自分の気持ちがよく伝わってきました。
また、カナダでのホームステイの話をお母さんから聞いたことを入れているので、視野(しや)が広がり、文章に深みが出ています。
「文化的カプセルをやぶる」という表現は、たとえのように使われていて、イメージがわきやすいです。たとえがうまく使われています。
最後に、「これからは日本でもやぶりたい」という決意で終わっているので、書き出しの話と結びがきちんとつながっていて、文章全体にまとまりがあります。
あきりりさんの考えがしっかり伝わる、とてもよい作文です。

項目(こうもく)評価】
・たとえがうまく使われています
・前の話聞いた話がよく書けています
一般(いっぱん)化の主題がよく書けています
・書き出しの結びがよく書けています

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:828字/800字
思考点:59点
知識点:56点
表現点:61点
経験点:60点
総合点:67点
均衡(きんこう)点:8点

 


■思考語彙 13種 20個 (種類率65%) 59点
。しかし,。だから,「思う,あまり思う,いるので,たから,たので,と思う,ないと,なければ,は思う,ましょう,人間にとって,

■知識語彙 27種 47個 (種類率57%) 56点
世界中,人間,全部,内側,勇気,参加,友達,外国,委員,学校,安心,実行,家庭,家族,年生,必要,授業,教室,文化,旅行,日本,日本人,昨日,機会,積極,緊張,訪問,

■表現語彙 73種 139個 (種類率53%) 61点
あれ,お母さん,こと,ごはん,そう,それ,たくさん,たち,とき,どこ,ほう,みたい,もの,よう,わたし,カナダ,カプセル,クラス,クラブ,ハワイ,プログラム,ホームステイ,一,世界中,五,人,人間,今,会,全部,六,内側,勇気,参加,友達,声,外国,夜,委員,子,学校,安心,実行,客,家庭,家族,席,年生,彼ら,必要,授業,教室,文化,旅行,日,日本,日本人,昨日,替え,朝,機会,母,的,私,積極,緊張,者,訪問,話,身の回り,近く,達,頃,

■経験語彙 27種 38個 (種類率71%) 60点
「思う,あまり思う,いける,かける,くれる,せる,だす,てる,できる,とりかこむ,と思う,は思う,もらう,やぶる,やぶれる,れる,伝える,動き回る,名づける,持ち歩く,持つ,破る,終わる,聞く,覚える,話す,過ごす,

■総合点 67点

■均衡点 8点
 

ときにはやぶることも大切だ
   小6 あきりり(akiriri)  2025年9月4日

 「世界中、どこに行っても日本人の旅行者たちは、身の回りに、「日本」を持って動き回る。それにとりかこまれていないとなかなか安心できないのである。彼らが持ち歩く「日本」、それを、わたしは「文化的カプセル」と名づける。日本人は、その文化的カプセルを内側から破るのは難しいのである。だからハワイにたくさんの日本人旅行客が来てハワイの家庭を訪問してましょうと言っても、たったの六人がそのプログラムに参加するぐらいである。」

 私もその「文化的カプセル」を内側からやぶれないと思う。今学校でいつも同じ友達と過ごしている。いつも教室で授業の話、朝ごはんの話、昨日の夜の話、実行委員の話、委員会の話などをしている。そのお友達と話をしていないと、「あれ、いつも仲良くしている友達は」と聞かれる。しかしクラブの日は楽しい。五年生まで仲良かった友達がいるので緊張するが話すのがとても楽しい。その子と今も同じクラスだし、席替えをして近くなったから話したい。クラブのとき話して楽しかったからだ。でもその機会が無いのである。だからそういうときには「文化的カプセル」をやぶって勇気をだして積極的に声をかけたいなと思った。

 母と私はカナダでホームステイしたことがある。私は小さい頃だったので覚えてない。しかし母が言うにはホームステイさせてくれた家族は思ったことを全部言ってもらいたいようだ。私達がホームステイしたときもう一人日本人がいたそうだ。その日本人はあまり思ったことを伝えないみたいだ。で、その外国人が「思ったことは全部伝えてね」とお母さんに言ったそうだ。それもその日が終わった夜にだそうだ。このときも「文化的カプセル」をやぶったほうがいいようだ。

文化的カプセルは人間にとって必要なものである。しかしときにはやぶったほうがいいときもあるようだ。これからは、外国だけで「文化的カプセル」をやぶるのではなく日本でもやぶらなければいけないときはやぶりたいと思った。