新しい伝統をつくること

   中2 あいきぬ(aikinu)  2025年9月4日

 ヨーロッパと日本の文化を比べてみると、一般の人々における市民意識の堅固さに関係するのである。ドイツでは、個人としての在り方が独立的で頼もしい。このことは日本人に欠けていることだ。ヨーロッパの長所は、同時に短所を伴っている。日本人が短所も取り入れてしまうのはもったいない。だから、自分自身の生活の基盤から、自力を持って追及していかなければならない。

 確かにヨーロッパの文化のような個人の自立は大切だ。なぜなら、自分で考えて行動することで責任感が育ち、困難に直面しても解決する力が身につくからだ。学校の定期テストで、一年生の頃からずっと続けてきたことがある。それは、学習計画表に学習の計画を書くことだ。テストまでの学習を、先生や友達など周りの人ではなく、自分で建てることによって、どのような結果が出たとしても、自分で立てた計画なので、結果に責任を持つことができる。点数が良かったら、自分の勉強法に自信を持つことができる。もし点数が悪かったとしても、次のテストの時に勉強法を工夫することができ、解決する力が身につく。この体験から、自分で考え自立することの大切さを学んだ。

 しかし、日本の文化のような相互の助け合いも大切だ。なぜなら、一人では解決できないことも、協力すればより良い結果につながるからだ。今年の運動会では、僕達のクラスは、学年で一番弱いと言われ続けて来た。なぜなら、他のクラスよりも全体的に足が遅かったからだ。だからリレーで勝つのは難しいと思っていたが、バトンパスやバトンをもらう位置など、遅いなりに工夫をクラスみんなで重ねた。すると、本番は練習より十五秒ほどタイムを縮めることができた。また順位も、三クラス中二位になることができた。この経験で、一人では得られない達成感を得ることができたし、一人では出せない力も協力すれば出せることが分かった。

 確かに、個人の自立も、相互の助け合いも大切だ。しかし一番大切なことは、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、全てそれなりの理由がある。」という名言が示すように、どんな文化にも生まれた理由がある。ヨーロッパの自立の文化にも、日本の助け合いの文化にもそれぞれの良さと理由があるから、どちらかを否定するのではなく、両方の良さを生かして、個人が意見を持ちつつ、みんなで助け合える新しい伝統を作っていくことだ。これからは、意見をしっかり持ち、思いやりの気持ちを大切にしたい。そのために、学校での発言に力を入れ、困っている人がいたら助けることを当たり前にしていきたい。