あいきぬさん、今回の作文はヨーロッパと日本の文化の違い(ちがい)をテーマに、それぞれの良さを比較(ひかく)しながら、自分の考えをしっかりと述べている点がとてもよかったです。
特に、個人の自立の大切さを自分の体験と結びつけて説明しているところは説得力があり、具体的な学習計画表の例がわかりやすく、体験実例がよく書けています。
また、相互(そうご)の助け合いの重要性についても、運動会のリレーでのクラスの協力を通して具体的に示しているので、読者に伝わりやすい内容になっています。
複数の意見がよく書けていて、個人の自立と助け合いという相反するような価値観をバランスよく扱っ(あつかっ)ているのも素晴らしいです。
さらに、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、全てそれなりの理由がある」という名言を引用し、両文化の良さを生かす新しい伝統を作るべきだとまとめている点は、総合化の主題がよく書けています。
最後に、自分の今後の行動目標まで具体的に示しているので、作文全体に一貫(いっかん)した意志が感じられ、読み手に強い印象を与え(あたえ)ます。
これからも、自分の体験を生かしながら、考えを深めていってください。

項目(こうもく)評価】
・複数の意見がよく書けています
・体験実例がよく書けています
・名言がよく書けています
・総合化の主題がよく書けています
 

森リン評価 新しい伝統をつくること yabi 09月4週 あいきぬ
字数/基準字数:
1077字/800字
思考点:69点
知識点:79点
表現点:76点
経験点:73点
総合点:80点
均衡点:6点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:75点
知識点:85点
表現点:83点
経験点:79点
総合点:81点
均衡点:6点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙17種21個81%69点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙60種104個58%79点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙107種199個54%76点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙36種53個68%73点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1077字
 69点
 79点
 76点
 73点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 17種 21個 (種類率81%) 69点
 しかし, 確か,。しかし,。だから,あるから,ことによって,すると,すれば,そのため,たから,つくから,つながるから,で考える,と思う,なければ,なので,みると,

■知識語彙 60種 104個 (種類率58%) 79点
一番,一般,両方,今年,伝統,位置,体験,個人,僕達,先生,全体,勉強,協力,友達,名言,否定,困難,基盤,堅固,大切,存在,学年,学校,学習,定期,工夫,市民,年生,意見,意識,文化,日本,日本人,本番,点数,独立,理由,生活,発言,直面,相互,短所,経験,結果,練習,自信,自分,自力,自立,自身,行動,解決,計画,責任,追及,運動会,達成,長所,関係,順位,

■表現語彙 107種 199個 (種類率54%) 76点
 確か,こと,さ,そのため,それ,それぞれ,それなり,どちら,みんな,もの,よう,クラス,タイム,テスト,ドイツ,バトン,パス,ヨーロッパ,リレー,一,一番,一般,三,両方,中,二,五,人,人々,今年,他,伝統,位,位置,体験,個人,僕達,先生,全て,全体,前,力,勉強,十,協力,友達,名言,否定,周り,困難,在り方,基盤,堅固,大切,存在,学年,学校,学習,定期,工夫,市民,年生,当たり前,思いやり,意見,意識,感,文化,日本,日本人,時,本番,次,気持ち,法,点数,独立,理由,生活,発言,的,直面,相互,短所,秒,経験,結果,練習,自信,自分,自力,自立,自身,行動,表,解決,計画,責任,足,身,追及,運動会,達成,長所,関係,頃,順位,

■経験語彙 36種 53個 (種類率68%) 73点
しまう,つく,つながる,できる,で考える,と思う,もらう,られる,れる,伴う,作る,入れる,出せる,出る,分かる,助ける,助け合う,助け合える,勝つ,取り入れる,困る,学ぶ,建てる,得る,持つ,書く,欠ける,比べる,生かす,生まれる,示す,立てる,続ける,縮める,育つ,重ねる,

■総合点 80点

■均衡点 6点
 

新しい伝統をつくること
   中2 あいきぬ(aikinu)  2025年9月4日

 ヨーロッパと日本の文化を比べてみると、一般の人々における市民意識の堅固さに関係するのである。ドイツでは、個人としての在り方が独立的で頼もしい。このことは日本人に欠けていることだ。ヨーロッパの長所は、同時に短所を伴っている。日本人が短所も取り入れてしまうのはもったいない。だから、自分自身の生活の基盤から、自力を持って追及していかなければならない。

 確かにヨーロッパの文化のような個人の自立は大切だ。なぜなら、自分で考えて行動することで責任感が育ち、困難に直面しても解決する力が身につくからだ。学校の定期テストで、一年生の頃からずっと続けてきたことがある。それは、学習計画表に学習の計画を書くことだ。テストまでの学習を、先生や友達など周りの人ではなく、自分で建てることによって、どのような結果が出たとしても、自分で立てた計画なので、結果に責任を持つことができる。点数が良かったら、自分の勉強法に自信を持つことができる。もし点数が悪かったとしても、次のテストの時に勉強法を工夫することができ、解決する力が身につく。この体験から、自分で考え自立することの大切さを学んだ。

 しかし、日本の文化のような相互の助け合いも大切だ。なぜなら、一人では解決できないことも、協力すればより良い結果につながるからだ。今年の運動会では、僕達のクラスは、学年で一番弱いと言われ続けて来た。なぜなら、他のクラスよりも全体的に足が遅かったからだ。だからリレーで勝つのは難しいと思っていたが、バトンパスやバトンをもらう位置など、遅いなりに工夫をクラスみんなで重ねた。すると、本番は練習より十五秒ほどタイムを縮めることができた。また順位も、三クラス中二位になることができた。この経験で、一人では得られない達成感を得ることができたし、一人では出せない力も協力すれば出せることが分かった。

 確かに、個人の自立も、相互の助け合いも大切だ。しかし一番大切なことは、「存在するものには、良いとか悪いとかを言う前に、全てそれなりの理由がある。」という名言が示すように、どんな文化にも生まれた理由がある。ヨーロッパの自立の文化にも、日本の助け合いの文化にもそれぞれの良さと理由があるから、どちらかを否定するのではなく、両方の良さを生かして、個人が意見を持ちつつ、みんなで助け合える新しい伝統を作っていくことだ。これからは、意見をしっかり持ち、思いやりの気持ちを大切にしたい。そのために、学校での発言に力を入れ、困っている人がいたら助けることを当たり前にしていきたい。