うなちゃん、こんにちは。10月からデータ実例を取り込む(とりこむ)練習をします。さらに論理的に仕上げていきましょう。

<<え2015/754pみ>>

すりりんごさんの作文は、日本文化における「見る」ことの意味や価値をしっかりと捉え(とらえ)、意見をわかりやすく述べている点がとてもよいです。
「言葉に頼ら(たよら)ないコミュニケーションが共感を生む」という主張が明確で、具体的な体験を交えて説明しているため、説得力が増しています。
祖父母の家での花火の思い出を通して、見ることの楽しさや家族のつながりを感じられる様子が伝わってきて、体験実例がよく書けています。
また、友達との関わりを通じて、言葉以外の共感の大切さを考察している点も素晴らしいです。
「トランプが生きているのは実際のプレーに使われるときである」という名言の引用も効果的で、文章に深みを与え(あたえ)ています。
意見の是非(ぜひ)を論じる形で文章が構成されており、理由も具体的に示されているので、論理的な展開ができています。
全体として、すりりんごさんの考えがしっかり伝わる、読み応えのある作文です。

項目(こうもく)評価】
是非(ぜひ)の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
名言がよく書けています。

内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎

字数/基準字数:1129字/800字
思考点:64点
知識点:80点
表現点:80点
経験点:71点
総合点:76点
均衡(きんこう)点:3点

 


■思考語彙 15種 20個 (種類率75%) 64点
 確か, 第,、なぜ,。しかし,。つまり,。なぜ,いるから,たので,だろう,できるから,と思う,れるから,を考える,日本人らしい,聞くと,

■知識語彙 61種 97個 (種類率63%) 80点
一番,一緒,上手,主義,予定,人前,今年,以上,共感,分間,動作,友達,叔母,名言,味方,基本,場所,場面,大事,天気,実証,察知,意味,意見,感動,成立,所作,授業,文化,方法,日本,日本人,時刻,時間,最上階,月見,様子,演技,煙火,物事,特有,独特,理由,発表,相手,社交,祖母,祖父母,総見,自分,花火,行動,言葉,誤解,近距離,連続,避難,部屋,重要,開催,雪見,

■表現語彙 115種 203個 (種類率57%) 80点
 確か,あたり,うち,かた,こと,これ,それ,っきり,とき,ところ,とり,どこ,まっ黒,みんな,もの,よう,コミュニケーション,タワー,トランプ,フィナーレ,プレー,一,一番,一緒,上,上手,中,主義,予定,二,人,人前,今年,以上,倍,共感,分間,前,力,動作,十,友達,叔母,名言,味方,基本,場所,場面,夏,大事,天気,好き,実証,家,察知,年,意味,意見,感動,成立,所作,手,授業,文化,方,方法,日本,日本人,時,時刻,時間,最上階,月見,有終の美,様子,母,演技,煙火,物事,特有,独特,理由,発表,的,目,相手,社交,祖母,祖父母,祭り,私,空,筒,総見,腰,自分,花,花火,行動,術,言葉,話,誤解,近く,近距離,連続,避難,部屋,重要,開催,階,雨,雪見,面,頭,

■経験語彙 35種 54個 (種類率65%) 71点
あがる,あげる,くれる,つく,できる,と思う,やむ,られる,れる,を考える,上がる,使う,出来る,分かつ,助ける,合う,始める,恵まれる,打ち上げる,教える,散る,生きる,生じる,確かめる,経つ,聞く,育む,見える,話す,話せる,遅れる,降る,頼る,飾る,驚く,

■総合点 76点

■均衡点 3点
 

日本人のコミュニケーション術
   中1 すりりんご(akimano)  2025年9月4日

 日本人は月見、雪見…と「見る」ことに重要な意味がある。日本人の社交の基本は見ることで成立する。「自分の目で見て確かめる」、実証主義なのだ。「総見」も演技の所作をみんなで一緒に見るということが意味である。見るという動作が日本文化のコミュニケーション方法だ。言葉にならない、日本的なコミュニケーションのとりかたは良い。

 第一の理由は、言葉に頼らないコミュニケーションでは、同じ感動を分かち合い、共感をできるからだ。今年、祖父母の家で花火を見た。花火は、近くで開催されている夏祭りのフィナーレを飾るというものだった。煙火筒がある場所は、家からも見えるほどの近距離だった。二階の部屋で母と叔母と私の3人で見た。この夏祭りの花火は、二年前にも見たことがある。その時は、避難タワーから見た。祖母に一番見える場所はどこかと聞くと、避難タワーが良く見える、と教えてくれたのでみんなで見に行ったのだ。避難タワーの最上階についたところで雨がざあーと降ってきた始めた。これでは花火は上がらないな、と思っていたが少し経ったら雨はやみ、花火の打ち上げ時刻は遅れたが見ることが出来た。今年は、お天気にも恵まれ、まっ黒の空に花が散る様子を見られた。予定時間では、十分間あがることになっていたが、実際はその倍もあがった。私が、今年の花火はどっきりが多いなあと思った。まず、時間に驚いた。一番驚いたことは、母と私が同じことを考えていたことである。それは、母と私が好きな花火のフィナーレのことだ。花火は、連続であがり有終の美を飾る。母と花火を見ているうちに、なぜかフィナーレの話になっていた。母とまだか、まだか、と話すことは日本独特のコミュニケーション術だと思う。

 第二の理由は、見るコミュニケーションで、言葉以上の共感力が育まれるからだ。私は、自分の意見・発表をなかなか人前で話せない。授業中の発表では、腰あたりまで手はあがるが、頭の上まではなかなかあげられない。そんな時に助けてくれるのが友達だ。友達は、私の行動を察知して、強い味方になってくれる。つまり、人は、見ることで共感できる一面もある。それは、同じものを見るときや物事をする時だ。なぜ、そんな場面で共感できるのか。それは、相手も自分も同じく、相手の方を大事にしているからだと思う。

 確かに、言葉ではっきりと意見を言う方が誤解は生じにくい。しかし、トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われるときであるという名言があるように、言葉だけではない、日本特有のコミュニケーション術を上手に使い、日本人らしいコミュニケーションをしていったらどうだろうか。日本的なコミュニケーションのとりかたは、良いと思う。