たいくん、こんにちは。じょうずに要約できています。言葉に頼らないコミュニケーションは、感性が共通しているからこそ成り立つのでしょうね。日本では、年中行事で自然やお祝い事をみなで楽しむ習慣があります。これからの季節だと、名月をめでたり、農作物の豊作を祝ったり、菊の花を愛でたりします。
★「日本人の勘のようなもの」とたいくんは表現しました。海外での生活や文化的体験があるからこそ、日本のコミュニケーションの性質を鋭く見抜いています。高得点の作品となりました。
同じものを見て感動して、老若男女を問わず、同じ理解ができる安心感がありますね。たいくんも家族で旅行をして温泉旅館に泊まった時、その雰囲気を自然に満喫することができました。みなで同じいい気分にひたったのですね。
また、共通の感性があることで、やさしい思いやりのある全員で意見をすりあわすことのできる社会になります。異文化が混在する場では様々な場面で意見を戦わせることになります。自然にまとまるのは有難いことですね。
たしかに、言葉を尽くして正確に相手に伝えることが必要な場面もあります。しかし、やはり同じものを共有しながら感動の受け手が自由に解釈をひろげていけるような、日本的なコミュニケーションは大切にしたいですね。
<<え2017/268pみ>>
あきたいさんの作文は、日本独特の「見る」ことを通じたコミュニケーションの良さを、自分の体験や具体例を交えてしっかりと伝えています。
特に、家族での温泉旅行のエピソードは、同じ空間や雰囲気を共有することで生まれる連帯感がよく表現されていて、体験実例がよく書けています。
また、学校や家族の中での意見のまとまりやすさについても、具体的な場面を想像しやすく説明しているので、理由がよく書けています。
さらに、海外の多様な文化との比較を通して、日本的なコミュニケーションの特徴を浮き彫りにしている点も説得力があります。
最後に、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである」という名言を引用し、言葉に頼らない共通理解の価値を示したことは、文章に深みを与えています。
全体として、意見の主題が明確で、理由や具体例、名言をバランスよく取り入れた立派な作文です。
これからも、自分の考えを具体的に伝える力を大切にしてください。
【項目評価】
是非の主題がよく書けています。
理由がよく書けています。
体験実例がよく書けています。
反対意見の理解がよく書けています。
名言がよく書けています。
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現◎ 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1233字/800字
思考点:85点
知識点:79点
表現点:80点
経験点:69点
総合点:82点
均衡点:4点
■思考語彙 23種 42個 (種類率55%) 85点
確か, 第,。しかし,。つまり,。なぜ,。一方,。確か,あるから,あるので,いるので,これによって,すれば,たから,だろう,と思う,ないと,なので,なると,人にとって,日本人らしい,来るので,次に第,行くと,
■知識語彙 60種 114個 (種類率53%) 79点
一致,中東,会話,体験,全体,全員,共通,名言,問題,国境,基本,場所,場面,多様,多種,大半,学年,学校,安心,家族,対象,寿司,封印,意味,意見,感情,感覚,成立,提出,政治,文化,旅行,旅館,日本,日本人,毎日,海外,温泉,満喫,無理,照明,物理,現地,理由,理解,環境,瞬間,空間,納得,絶対,自分,言葉,誤解,課題,連帯,配慮,重要,集会,集結,雰囲気,
■表現語彙 116種 219個 (種類率53%) 80点
確か,。確か,お父さん,かた,こと,これ,ご飯,さまざま,そこ,それ,それぞれ,たくさん,たち,とき,とり,ほう,みんな,もと,もの,よう,わけ,アメリカ,クラス,コミュニケーション,トランプ,プレー,ヨーロッパ,リラックス,一,一致,中,中東,人,会話,体験,僕,先ほど,全体,全員,共通,勘,匂い,名言,問題,国,国境,基本,場所,場面,多様,多種,大半,好き,学年,学校,安心,家族,対象,寿司,封印,屋,店,意味,意見,感,感情,感覚,成立,提出,政治,文化,方,旅行,旅館,日本,日本人,時,機,母,毎日,海外,温泉,満喫,無理,照明,物,物理,班,現地,理由,理解,環境,的,皆,瞬間,空間,米,納得,絶対,考え,自分,色々,言葉,話し合い,誤解,課題,逆,連帯,遊び,選び,配慮,重要,際,集会,集結,雰囲気,
■経験語彙 33種 56個 (種類率59%) 69点
いける,できる,と思う,まとまる,れる,与える,似る,使う,入る,出る,分かつ,割れる,取る,合う,合える,困る,寝る,感じる,感じ取る,成り立つ,持つ,求める,決まる,決める,混ざる,生きる,生じる,育つ,訪れる,話す,越える,頼る,食べる,
■総合点 82点
■均衡点 4点
日本式会話
中1 あきたい(akitai)
2025年9月2日
見、月見、雪見というように、だいたい日本人は「見る」ということに重要な意味を与える。さらに日本の基本は「見る」ことで成立する。つまり、日本では、言葉でなく、物理的対象物をともに見ることで、会話が成り立つのだ。僕は、言葉に頼らない、日本的なコミュニケーションのとりかたはよいと思う。
第一の理由は、同じ感情を分かち合える連帯感があるからだ。僕の体験は、家族で温泉旅行に行った際、旅館に入った瞬間家族全体がとても良い雰囲気になりリラックスしたことになったからだ。僕たちは、それから温泉旅館を満喫した。なぜなら温泉旅館に入った時の空間の封印機や匂い照明などそこで安心できる日本人らしいものを家族全員が感じ取ったからだ。これは日本人が持っている勘のようなものだと思う。逆に海外だと多種多様な文化を持っている人が集結している国もある。これによってなかなか全員が全員同じ場所で同じことを感じるわけにはいかないのだ。このような理由から僕は、同じ感情を分かち合える連帯感があると思う。
次に第2の理由は、全員の理由が一致しやすいからだ。学校なのでよく決まりや提出しないといけない意見や集会でする遊びなどなどたくさんクラスや学年、班で話し合いをしないといけない場面があると思う。その際先ほども話したが日本人の勘と言うものがあるので、意見が割れにくいと思うのだ。クラスの意見でなかなかこれは絶対良くないと言う意見が出ないと思う。それは皆同じ考えや感覚があるからだと思う。海外だと色々な場所で育った人がいるのでさまざまな意見が混ざり合って全員が納得することは難しいだろう。確かに日本でも全員が納得する政治をするのは無理が生じる。しかし日本人が求めているものの大半は似ていると思う。これは、日本的なコミュニケーションの取り方だと思う。僕の家族はさまざまな文化の人がいる。特にお父さんの家族は、たくさんの国境を越えた家族なので家族で集結する時には、場所選びに困る。ヨーロッパ、アメリカ日本、中東などさまざまな場所から来るのでちょうどみんなが来やすい場所そして家族が食べれる寝れる環境、訪れやすい環境などさまざまなことを配慮して場所を決める。問題は、これだけではない現地でも課題があり、それぞれ食べたいものや食べれないものがあるので全員で同じものを食べることは厳しいのだ。僕たちは、日本人なので寿司屋お米が食べたいのだがアメリカの人にとって毎日お米になるときついようで中々難しいのだ。一方で母の家族は、みんな日本人なのでご飯に行くとなると日本人なら皆好きな物があるお店にすれば良いだけなので意見がまとまりやすいのだ。
確かに、言葉ではっきり自分の意見を言うほうが誤解が生じにくい。しかし、「トランプが生きているのは、それが実際のプレーに使われているときである。」という名言があるように言葉に頼らない共通理解をもとにした日本的なコミュニケーションのとりかたはよいと思う。