規則正しく生きることで
   中1 あささわ(asasawa)  2025年9月4日

人間は決められた時間に学校や会社へ行き、決められた仕事をする。それは、人間が自らを飼育し、自己家畜化をして生きているということだ。決められた時間に決められたことをすると聞くと、憂鬱で縛られているような印象が強い。だがもし、自己家畜化をしなければ生活面に支障が及んでしまう。しかし、自己家畜化をしすぎると縛られすぎてしまい、ストレスになってしまうことも考えられるのだ。自己家畜化はちょうどいいくらいの見極めが難しい。それでも私は、縛られすぎたとしても自己家畜化をすることがいいと思うのだ。その理由を二つ紹介する。

第一の理由は自己家畜化をすることで健康的に過ごせるからだ。私は小学生のころ、早寝早起きをしていなかったからか、いつも風邪をひいていて病院には常連になるほど通っていた。そのため、小学校最後の一年は学校に行っていた日よりも休んでいた日のほうが多く、心残りがあった。もう二度と同じ経験をしないよう、中学生になってからは毎日早寝早起きをするようにした。すると、あまり病気になりにくくなった。さらに、私は夏休みに南半球にあるニュージーランドという国に行っていたため、夏休み中はずっと冬を経験した。ニュージーランドは非常に寒くて、尚且つ家の暖房が壊れていたためいつも凍えるような寒さだった。高確率で風邪になるような気候だったにもかかわらず、一度も風邪をひかず、ずっと元気でいた。それはおそらく、早寝早起きをして規則正しい生活をしていたおかげで、体の免疫力が上がったのだと思う。自分自身を自ら自己家畜化したことにより、健康で楽しい夏休みを過ごせた。

第二の理由は一日を効率よく過ごせるようになるからだ。私は小学生のころ、学校に行くのが憂鬱でずっとゲームやスマホを触っていた。そのため、時間の使い方が狂ってしまい、学校にはいつも遅刻気味だった。だが中学生になり、中学生としての自覚を持つため、規則正しい生活を送ろうと心に決めた。私は平日学校に行き、土日には部活がある。部活がない日はお友達とお出かけしたり、家族とどこかに遊びに行ったりしている。どれも朝早くから始まるため、いつも朝5時30分くらいに起きている。朝早く起きると日中は元気がいっぱいで集中力も上がる。しかし、夜には日中に体力を使ったためすごく疲れているのだが、そのおかげですぐ眠りに落ちることができてぐっすり眠れる。ぐっすり寝られると朝起きた時の体の軽さには毎回びっくりする。正直、今でも朝早く起きるのは好きではないが、朝早く起きれば、小学校のころのようにギリギリに起きて遅刻するより、時間に余裕を持てると自分に言い聞かせている。学校へ行ったりとか部活に行ったりするのは疲れる。だがそのおかげで、早寝早起きや、決まった時間に勉強ができるし、運動もできる。そして、時間があれば、自由な時間を過ごすことができる。自分自身を自己家畜化してメリハリを付けることで効率よく過ごせる。

確かに、何かに縛られて生きるのはつらいが、「私たちの人生は、私たちが費やしただけの価値がある。」という言葉のとおり、決められた時間を有効活用することや、規則正しい生活を送った人生は、自分自身が一生懸命費やした努力だから、最高の価値がある。それに、縛られてつらい思いをしても、その行いは必ずいいものとして自分に返ってくるから苦ではない。よって、人間は自己家畜がよいのだ。私はこれからも「中学三年間無欠席」を目標として健康的に過ごせるよう、早寝早起きや一日を効率的に使えるように努力していきたい。