みきひささん、作文を読んで、とても心がこもっていることが伝わっ(つたわっ)てきました。
「花のき村と盗人(ぬすびと)たち」のお話と自分の経験(けいけん)、そしてお父さんの話を上手につなげて、諦め(あきらめ)ないことの大切さを考えられているところが素晴らしい(すばらしい)です。
特に(とくに)、自分の気持ちやお父さんの気持ちを想像(そうぞう)して書いているので、文章に深みが出ていますね。

「まるでのび太のようになっていただろう」というたとえも、とてもわかりやすく、たとえがうまく使われています。
また、作文の中で「なぜかというと」と理由をくわしく説明(せつめい)しているので、みきひささんの考えがしっかり伝わっ(つたわっ)てきました。
自分の心の中で思ったことも素直(すなお)に書けていて、読んでいて共感(きょうかん)しやすかったです。

最後(さいご)に「不撓(ふとう)不屈(ふくつ)」という四字熟語(じゅくご)を使って、これからの目標(もくひょう)をはっきりと示し(しめし)ているのも、とても立派(りっぱ)です。
これからも、みきひささんの気持ちを大切にして、いろいろなことに挑戦(ちょうせん)していってくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
たとえの使い方:よくできています
理由の説明(せつめい):よくできています
心の中で思ったこと:よく書けています
前の話や聞いた話:よく書けています
ですます調:よく書けています
動作や情景(じょうけい)結び(むすび):書けています
 

森リン評価 挑戦の大事さとは_清書 ti 09月4週 みきひさ
字数/基準字数:
1052字/500字
思考点:74点
知識点:55点
表現点:55点
経験点:54点
総合点:61点
均衡点:2点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:81点
知識点:62点
表現点:63点
経験点:61点
総合点:67点
均衡点:2点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙19種41個46%74点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙26種34個76%55点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙60種94個64%55点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙23種53個43%54点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1052字
 74点
 55点
 55点
 54点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 19種 41個 (種類率46%) 74点
。だから,。なぜ,あるかも,いうと,いく可能,しまうから,たから,たので,だろう,で思う,と思う,ないから,ないと,なければ,れざる,人間にとって,思うから,挫けざる,諦めざる,

■知識語彙 26種 34個 (種類率76%) 55点
上手,不屈,不撓,九月,人間,信用,勉強,困難,大切,失敗,意志,挑戦,熟語,生活,盗人,目標,相手,算数,経験,結果,練習,自分,試合,迷惑,遭遇,野球,

■表現語彙 60種 94個 (種類率64%) 55点
いく可能,こと,そう,たくさん,とき,のび太,みんな,もの,よう,ん,キャッチ,チーム,ボール,一,一人ぼっち,上手,不屈,不撓,中,九月,五,人,人間,今,信用,僕,勉強,半ば,四,困難,大切,失敗,字,家,心,性,意志,挑戦,点,熟語,父,生活,用,的,盗人,目標,相手,算数,経験,結果,練習,自分,試合,話,近く,迷惑,遭遇,野球,頑張り,頭,

■経験語彙 23種 53個 (種類率43%) 54点
いける,かける,きれる,しまう,しれる,で思う,と思う,なくなる,なれる,やる,れる,似る,使う,出来る,取れる,持つ,挫ける,泣く,立ち向かう,続ける,聞く,諦める,頑張る,

■総合点 61点

■均衡点 2点
 

挑戦の大事さとは_清書
   小4 みきひさ(mikimiki)  2025年9月4日

 涙が流れて流れて止まらないのであった。頭は今まで、人から冷たい眼でばかり見られてきた。子どもの頃には美しい心になったことがあったが、あれから長い間、悪い汚い心でずっといたのだ。

「花のき村と盗人たち」を読んで一番驚いたのは、みんなが頭を信用してくれないというところだ。なぜかというと、普通は信用されるのにとても信用されていないからだ。例えば、池の面に浮かんでいる鯉でさえも、頭が岸に立つと底のほうに沈んでいくのだ。そのくらい頭は信用されていないのだ。頭がとても信用されていなくて驚いた。信用されていなかったのは、頭が盗人だったからだろうと思った。もし僕が頭だったら、泣いてしまうと思う。なぜかというと、みんなに信用されず、一人ぼっちで泣いてしまうからだ。

 僕にもこの話と似た経験がある。僕は、九月の半ば、算数の家の勉強を頑張ったがうまくいかなかったことがある。

「どうせ僕は出来ないんだよ~。」

と心の中で思った。そのとき、今までやっていた頑張りがなくなったので、悲しかった。でも、諦めずに続けた。なぜかというと、どうしても頭が良くなりたくて諦めきれなかったからだ。諦めずに続けて良かったと思う。続けなかったら、頭が悪くなっていたと思う。まるでのび太のようになっていただろう。

 父にも似た経験があるか聞いた。父は小五くらいのとき、野球を近くの人とやっていて、あまり上手にボールをキャッチ出来なかった。野球では、ボールを取れないと相手の点になってしまう。だから、同じチームの人に迷惑をかけないよう、一人で頑張っていた。たくさん自分で練習したが、試合で失敗が多かった。だから、どうせ野球は出来ないんだと思ったそうだ。父の話を聞いて、父はたくさん練習していたのに試合でうまくいかなくて、悲しかったと思う。僕なら諦めてしまうだろう。なぜなら、うまくいかなければ、ずっと上手になれないと思うからだ。

 目標にしたものは諦めないのが良いと思う。なぜかというと、僕や父の話から、諦めずにやったら、結果的にうまくいったからである。人間にとって、諦めるとは、使ってはいけないものだ。諦めるのではなく、挑戦することが大切だと思う。なぜかというと、挑戦してみることで、挑戦しているものがうまくいく可能性があるかもしれないからだ。これから、「不撓不屈」という四字熟語のように、どんな困難に遭遇しても、挫けずに立ち向かい、強い意志を持って生活したいと思う。