自分で判断し決断し行動する(感)
   中2 なかそう(nakasou)  2025年9月2日

   自分で判断・決断・行動することは簡単そうに見えて実は非常に難しく、多くの人が他人や集団に依存しがちである。特に子どもや若者は判断力が未熟なため、自分の意思で行動する力が育ちにくい。近年の教育現場でも主体性を育む機会が減り、自ら考え行動する力が十分に養われていない。その結果、具体的な指示やマニュアルがなければ動けず、自分でテーマを設定する力も弱い。大学生や新社会人にもその傾向が見られ、自分で課題を発見し、判断・決断する力が求められているにもかかわらず、それに慣れていないのが現状である。

 自分で判断し、主体的に行動することは大切だ。ある日、授業で使うプリントを家に忘れてしまったことがあった。そのとき、先生に指摘される前に、自分から事情を説明し、次の日に必ず持ってくると約束した。さらに、家に帰ってすぐにプリントをカバンに入れ、翌朝も確認してから登校した。このように、自分で何をすべきかを考え、すぐに行動に移すことで、問題を大きくせずに済ませることができる。誰かに言われてから動くのではなく、自分で状況を判断し、行動できる力は、学校生活だけでなく、将来さまざまな場面で必要になると思う。

 他人の意見を取り入れることも大切だ。私は、新しいものに挑戦するのが苦手だ。父と一緒に映画を見に行った時、近くにあるラーメン屋でいつも昼ご飯を食べるが、父はたまには違う場所にいかない?と誘ってきた。違う場所に行くと自分の口に合わなかったりする可能性が出てくるためあまり乗り気ではなかったが別のラーメン屋に行った。醤油ラーメンを食べると、サッパリとしていて麺もつるつるしておりとてもおいしかった。自分の意見だけでご飯を決めるのではたまには、他人の意見も聞き入れてご飯を何にするかを決めるのもいいと思った。

 確かに自分の判断で物事を進めていくことも他人の意見を取り入れながらやっていくこともどちらも大切だ。しかし、「できあがった規則をなんとか守ろうとすることよりも、実態に合わせて規則を変えていくことが、真に規則を生かす道である。」という名言もあるように、時や場合によって自分の判断で物事を進めていくか他人の意見を取り入れるかを判断するのが一番重要だ。