日本文化
   中3 あおてね(aotene)  2025年9月3日

  このところ日本では園芸が大はやりであるが、花木や草花の名称が大変な勢いで外来語に書き換えられている。四季咲きと言えばだれでも分かるのにセンペルフロレンスとなると、ラテン語の知識のある人なら問題がないが、一般の人、殊に園芸愛好家の高齢の人には、何やら呪文めいて正しく発音することも難しい。風車と言えば花の形をうまく捉えた巧妙な名と感心できるし覚えやすくもあるのに、クレマチスでは何の見当もつかない。彼岸花ならば、花の咲く季節との関係でだれにでもわかりやすいのに、それをどうして呼び変える必要があるのだろうか。私は日本的なよいものを見つめなおす生き方をしたい。



 第一の方法として、自国の文化に興味を持つこと。小学生の頃に茶道体験をしてから茶道は色々なルールがあり覚えたり実際にそのルールを守って行うことは大変だが興味を持った。特に私がいちばん興味を持ったところはお茶を作るところだ。普段は店で買ったパックをお湯に入れたらお茶ができるが茶道は色々な工程があるからこそ面白い。しかし、茶道は日本文化のほんの一部なのだ。日本文化は昔の先人が発明してくれたものなので数えきれないくらいある。その中で一つぐらい自分が興味持ったものはあるだろうと思う。それについてインターネットで調べたり本を読んだりするだけでもいいと思う。最初は深掘りして調べなくても後からだんだん日本文化の面白さを味わうことができると思う。



 第二の方法として、自国の文化を触れる体験学習を増やすこと。小学校の頃は高学年になるとたまに日本文化を体験する時間がある。しかし、中学生になってからは体験する学習が減ったので日本文化があまりに身近に感じない。小学校では茶道、折り紙、習字、けん玉、こま、あやとりなどたくさんの文化を体験した。しかし、中学校で体験したことあるものは箏だけだ。なので私は小学校にかかわらず中学校や高校などにも日本文化に触れられる授業を増やすべきだと思う。実際に経験することはとても大事である。経験することでそこだけでしか学べないことがわかったり知識を定着しやすくなる。また学んでいく意欲も生み出せられる。椅子に座り黒板やホワイトボードの方を向いて聴く授業より生徒は実際に体験する方が楽しいだろう。だから、体験学習を取り入れることは大切だ。



 確かに、異文化を理解し大切にすることは大事だ。しかし、「大切なものは、健康らしい外見ではなく、健康自身である。」と言う言葉があるように、まずは自国の文化の理解から始まりそれをどんどん世界に広めていかなければいけないのだ。