笑顔になる挨拶
   小5 ゆい(akakiyu)  2025年9月3日

    笑顔になる挨拶

 互いに見知らぬ者同士が出会う時は言うまでもなく、すでに知り合っているものの間でも、出会いがある程度の離別の後で起こった場合には、動物・人間を問わず一般に挨拶行動が見られる。また同じ学校や職場に通うもの同士でも、一夜明けた朝の出会いの時には、必ず挨拶をする。このように見えてくると、私たちにとってお互いに別れているということが、どれほど不安で心配なものなのかがよく理解できると思う。

 私が朝マンションを出ると、管理人さんが帽子をとって挨拶をしてくれる。朝はよく管理人さんに会うのでほぼ毎日挨拶をしてくれる。私も、

「行ってきまーす。」

と元気よく言った後学校へ登校する。もし顔見知りなのに挨拶をしなかったら気まずくなるだろう。また、学校の近くの横断歩道で挨拶をしてくれるストップさんがいる。しかも、学校の正門の前で挨拶をしてくれる校長先生もいるのだ。ストップさんは、日によって人が変わるが全員挨拶をしてくれる。毎回、今何時かを教えてくれるストップさんや、積極的に話てくれるストップさんもいる。私は挨拶をしてくれると「今日も頑張ってね」と言われているような気がして気持ちが少し明るくなったりする。校長先生も朝会などで

「挨拶は人を笑顔にします。みなさんも進んで挨拶をしましょう。」

とよく言う。私もそのとおりだと思う。これからも進んで挨拶を続けたいと思った。

 また、挨拶について調べた。まず疑問に思ったのは、校長先生もよく言っている「挨拶は人をなぜ笑顔にするのか」ということだ。調べてみると、相手への親近感や安心感の表明が脳の「ミラーニューロン」を活性化させるので、笑顔になるようだ。だが、私はミラーニューロンが活性化するだけではなく、「挨拶をしたりされたりすると気持ちも上がる」というのも一理あると思う。なぜなら、実際に私もそう感じているからだ。私の学校では「挨拶運動」をしている。朝早くに登校して校門の前で挨拶をするのだ。だが、私はこの活動はあまり良くないと思っている。なぜなら、強制的にやらされているからだ。挨拶は自然にするものなのに先生に強制的に挨拶をされるのは辛い。自分からやりたい人はやってもいいが、やりたくない人はやらなくてもいいという風にした方が良いと思う。

 挨拶は、朝登校する時もマンションのエレベーターでも、習い事の先生に会う時など様々な場面で気づかぬうちに挨拶をしている。挨拶をするということは、お互い安心感を持たせることができる行為、ということがわかった。