◎書き出しの工夫:名前に込められた願いが、みささん自身の行動や生き方に影響を与えていると感じるんですね。
“名前が人と人をつなげる架け橋にもなる”。“名前を呼び合うことで、互いの存在を認め合い、親しみや信頼が生まれる”。日本語の敬称も、相手の名前を大切にする表れとなって、心をつなぎますね。
<<え8002み>>前の話聞いた話:一方で、親が込めた願いや期待が重く感じられ、プレッシャーを感じることもある。“しかし、名前は決して呪縛ではなく、励ましの言葉として捉えたい”。“名前に込められた思いは、私の人生の支えであり、私が私である証”。実は名前に支えられていることって、本当にたくさんあるんですよね。
<<え8004み>>一般化の主題:『名前は私たちの社会生活の中で欠かせないものだ』。“名前がなければ、社会の中で自分の居場所を見つけることは難しい”。
<<え8001み>>書き出しの結び:『これからも「美沙」という名前に込められた願いを胸に、自分らしく明るく前向きに生きていきたいと強く思う』。“名前に込められた願い”をキーワードとして書き出しと呼応させました。
<<え2007/309み>>
みささんの作文は、名前に込められた意味や願いを深く考え、自分の行動や心のあり方と結びつけている点がとてもすばらしいです。
名前がただの呼び名ではなく、自分を支える大切な存在であることを具体的な例を交えてわかりやすく伝えています。
また、名前が人と人をつなぐ架け橋になるという考えもよく書けていて、社会や文化の中で名前が果たす役割をしっかりと理解していることが伝わります。
名前に対するプレッシャーや悩みも正直に書きながら、それを励ましや成長の道しるべとして受け止める前向きな姿勢が感じられます。
文章全体に自分の気持ちが素直に表れていて、読んでいて共感しやすいです。
特に、名前の意味と自分の行動を結びつけたところや、名前が社会生活での大切な役割を果たしていることに気づいた点がよく書けています。
みささんの考えがしっかりと伝わる、心のこもった作文でした。
【項目評価】
内容の充実:とてもよくできている
表現力:具体例を使いわかりやすく書けている
構成力:話の流れが自然で読みやすい
独自の視点:名前の意味と自分の行動を結びつける視点がすばらしい
感情の表現:自分の気持ちが素直に伝わっている
内容◎ 構成◎ 題材◎ 表現 主題◎ 表記◎
字数/基準字数:1043字/1000字
思考点:74点
知識点:73点
表現点:71点
経験点:76点
総合点:81点
均衡点:8点
■思考語彙 19種 23個 (種類率83%) 74点
。しかし,。だからこそ,。例えば,あるかも,あるから,いくため,からかも,だと,だろう,と思う,なければ,に思う,に思える,は単なる,強く思う,生きるため,私にとって,私らしい,自分らしい,
■知識語彙 52種 92個 (種類率57%) 73点
一方,些細,人生,他人,以上,信頼,個性,先生,円滑,友達,名前,呪縛,大事,大切,存在,学校,完璧,実感,居場所,影響,役割,役所,意味,感謝,成長,指針,敬称,文化,日本,最後,期待,毎日,理想,理解,生活,由来,病院,相手,礼儀,礼節,社会,第一歩,美沙,職場,自分,自然,自身,行動,言葉,証明,識別,関係,
■表現語彙 94種 176個 (種類率53%) 71点
いくため,こと,さ,そこ,たくさん,ただ,たち,とき,どこ,もの,よう,クラスメート,コミュニケーション,プレッシャー,一,一方,中,互い,些細,人,人生,他人,以上,信頼,個性,先生,円滑,前向き,力,友達,名前,呪縛,呼び名,大事,大切,好き,存在,学校,完璧,実感,居場所,影響,役割,役所,心,思い,思いやり,意味,感謝,成長,手,指針,支え,敬称,文化,日本,時,最後,期待,架け橋,歩,毎日,気持ち,理想,理解,生きるため,生き方,生活,由来,病院,相手,礼儀,礼節,社会,私,第一歩,細やか,美沙,職場,胸,自分,自然,自身,行動,親,親しみ,言葉,証,証明,誇り,識別,道しるべ,関係,願い,
■経験語彙 38種 66個 (種類率58%) 76点
くれる,しれる,せる,つける,つながる,つなげる,できる,と思う,に思う,に思える,られる,れる,与える,伝える,励ます,合う,呼ぶ,困る,差し伸べる,強く思う,思い出す,感じる,持つ,振り返る,捉える,支える,欠く,生きる,生まれる,知る,築く,縛る,見つける,認める,込める,通う,過ごす,違う,
■総合点 81点
■均衡点 8点
私の名前
小6 みさ(misa)
2025年10月1日
名前には、その人の人生を支える力があると感じるようになったのは、名前の由来や意味を知ってからだ。私の名前「美沙」には「美しい心」と「細やかな思いやり」という願いが込められているが、そうした思いは、ただ言葉としてだけでなく、私自身の行動や生き方に影響を与えていると思う。例えば、友達が困っている時に、自然と手を差し伸べたり、些細なことでも感謝の気持ちを伝えたりすることができるのは、名前に込められた「やさしさ」の意味が心のどこかにあるからかもしれない。名前は私にとって、ただの呼び名ではなく、毎日を過ごす中で自分の理想を思い出させてくれる大切な存在になっている。
また、名前が人と人をつなげる架け橋にもなることを実感している。クラスメートや友達、先生が私の名前を呼んでくれるとき、そこには単なる識別以上の意味があると思う。名前を呼び合うことで、互いの存在を認め合い、親しみや信頼が生まれるのだ。特に日本の文化では、名前に敬称をつけて呼ぶことが礼儀とされているが、その中にも温かさや礼節が込められていると感じる。だからこそ、名前を大切にすることは、他人との良い関係を築く第一歩なのだろう。私もこれから、相手の名前を大事にして、たくさんの人と心を通わせていきたい。
一方で、名前の持つ意味や役割はとても深く、時にはプレッシャーにもなると感じることがある。親が込めた願いや期待が重く感じられ、自分の好きなことや個性と違うとき、名前が縛りに思えることもあるかもしれない。私も「美しい心を持つ人」という意味にふさわしいかどうか、自分を振り返ることがある。しかし、名前は決して呪縛ではなく、励ましの言葉として捉えたいと思う。完璧でなくても、一歩ずつ成長していくための道しるべであり、私らしく生きるための指針だと理解できるようになった。名前に込められた思いは、私の人生の支えであり、私が私である証なのだ。
最後に、名前は私たちの社会生活の中で欠かせないものだと改めて感じている。学校や職場、役所や病院、どこに行っても名前があることで円滑なコミュニケーションができるし、私たちの存在を証明してくれる。名前がなければ、社会の中で自分の居場所を見つけることは難しいだろう。だからこそ、自分の名前を誇りに思い、大切にすることは、自分自身を大切にすることにつながる。これからも「美沙」という名前に込められた願いを胸に、自分らしく明るく前向きに生きていきたいと強く思う。