あかねさん、作文を読んでとても楽しくなりました。
まず、ドッジボールの試合の様子が具体的に書かれていて、まるでその場にいるように感じられました。
試合の緊張(きんちょう)感や勝ったときのうれしさがよく伝わってきます。
また、お母さんの昔の遊びの話を入れて、遊びの楽しさや意味が広がっているところが素晴らしい(すばらしい)です。
前の話や聞いた話がよく書けていて、文章に深みが出ていますね。
ことわざ「三人寄れ(よれ)文殊(もんじゅ)知恵(ちえ)」を使って、遊びの大切さをまとめているのもとても上手です。
たとえも使われていて、遊びがただの暇つぶし(ひまつぶし)ではなく、人と人をつなぐものだとわかりやすく表現(ひょうげん)できています。
最後に、書き出しの夕焼けの情景(じょうけい)が結びにも出てきて、文章がきれいにまとまっているのも良かったです。
これからも、具体的な体験や家族の話を交えて、楽しい作文を書いてくださいね。

項目(こうもく)評価(ひょうか)
・具体的な体験がよく書けています。
・前の話や聞いた話がよく書けています。
・ことわざがよく書けています。
・たとえがうまく使われています。
・わかったことがよく書けています。
・書き出しの結びがよく書けています。
 

森リン評価 遊びとは nu 10月1週 あかね
字数/基準字数:
1021字/800字
思考点:62点
知識点:66点
表現点:78点
経験点:70点
総合点:73点
均衡点:4点
●語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
1200字換算
 
思考点:71点
知識点:75点
表現点:88点
経験点:79点
総合点:78点
均衡点:4点
●換算語彙学年表
 小1小2小3小4小5小6中1中2中3高1高2高3  
思考点
知識点
表現点
経験点
総合点
●語彙の説明
語彙種類個数種類率点数説明
思考語彙14種18個78%62点考える言葉です。
理由、方法、原因などの説明の語彙。
多すぎると、説明の多い硬い文章になる可能性があります。
知識語彙42種66個64%66点難しい言葉です。
社会的な例や調べた例の語彙。
多すぎると、難しい言葉の多い重い文章になる可能性があります。
表現語彙111種186個60%78点豊かな言葉です。
話題の幅が広い語彙。
多すぎると、散漫な文章になる可能性があります。
経験語彙34種51個67%70点詳しい言葉です。
身近な例や経験した例の語彙。
多すぎると、身近な話の多い狭い文章になる可能性があります。
種類率は、60%以上が目標。70%以上の場合は多様な語彙が使われています。
1021字
 62点
 66点
 78点
 70点
字数 思考語彙 知識語彙 表現語彙 経験語彙

 


■思考語彙 14種 18個 (種類率78%) 62点
。どうして,。一方,いうと,ことによって,しよう,たから,たので,と思う,ないから,ないと,の場合,みると,スピードによって,寄れば,

■知識語彙 42種 66個 (種類率64%) 66点
一番,一緒,人数,作戦,信頼,優勝,先生,公園,協力,去年,友達,同士,同点,問題,回戦,大会,学年,学校,実行,年生,放課後,文殊,方向,時間,最近,木曜日,楽勝,準備,火曜日,男女,男子,知恵,簡単,約束,結果,自分,試合,賞状,身近,道理,関係,陣地,

■表現語彙 111種 186個 (種類率60%) 78点
お母さん,こと,ことわざ,そう,その後,それ,たくさん,ただ,たち,つぶし,とき,の場合,ひま,みんな,よう,ん,インターホン,クラス,ゴム,シンプル,スピード,チーム,ドキドキ,ドッジボール,ハンデ,ボール,メートル,リズム,ルール,一,一番,一緒,三,上,中,二,五,人,人数,作戦,信頼,優勝,先生,公園,六,別,利き手,前,協力,去年,友達,同士,同点,問題,四,回戦,塾,夕焼け,大会,好き,子,学年,学校,実行,家,差,年,年生,手,放課後,文殊,方,方向,昔,時,時間,最近,木曜日,本,楽勝,気,準備,火曜日,点,物,男女,男子,目,知恵,私,空,簡単,約束,組,結果,線,自分,試合,誰,負け,賞状,足,身近,輪,遊び,道理,部,関係,陣地,鮮やか,,,

■経験語彙 34種 51個 (種類率67%) 70点
いける,かぶる,くれる,しまう,つながる,できる,と思う,はめる,もらう,られる,作る,分かる,勝てる,合わせる,学ぶ,寄る,崩れる,帰る,当てる,彩る,待つ,戦う,押す,替える,気づく,決まる,燃える,負ける,貰える,遊ぶ,遊べる,過ぎる,違う,飛ぶ,

■総合点 73点

■均衡点 4点
 

遊びとは
   小5 あかね(akaneya)  2025年10月1日

 「あっボールが当たった!」

 私は放課後の公園で、友達と仲よく遊んでいる。いつも火曜日と木曜日にみんな塾などがかぶっていないから、学校から帰るときに約束している。私は最近、学んだことがある。それは、少人数で遊ぶ時のことだ。前は公園に行っても誰もいなかったらどうしようと思い、友達に家のインターホンを押してもらっていた。でも最近は、インターホンを押してもらうまで、準備はできているのに時間は過ぎていくことに気づいて、友達と一緒に行かないようになった。私と来る方向が違う子たちは、インターホンを押してくれる子のスピードによって待っていないといけないからだ。

 公園で遊ぶ遊びの中で一番私が好きなのはドッジボールだ。どうしてかというと、ドッジボールのルールはシンプルで簡単だけど、協力して戦わないと勝てないからだ。私は去年の学校のクラス別、男女別ドッジボール大会で準優勝だった。一年生が一番強かった気がする。なぜなら、自分のチームは陣地が狭く、さらに利き手じゃない方の手でしかボールを当てられなかったからだ。学年で、一年差の場合はハンデが無しだったから、三年生とは楽勝で勝てた。問題は五年生だった。ドキドキしながら自分の陣地について作戦道理に実行してみると、なんと、一点差で勝てたのだ。その後、二学年上の六年生と戦った。この試合で準優勝か優勝かが決まる。男子の部では、六年二組が優勝していた。私たちが戦うチームも六年二組だった。結果はボロ負けだったけれど、準優勝の賞状を貰えたので、とても嬉しかった。一方男子の方は、一回戦目で二年生と戦って同点で、先生同士でじゃんけんをして負けてしまった。男子たちがドッジボールで同点になってしまったことによって先生と男子との信頼関係が崩れていった。

 お母さんが昔好きだった遊びはゴム飛びだったそうだ。ゴム飛びは、三,四メートルの大きなゴムの輪を作り、二本の線を足にはめてリズムに合わせて飛ぶ遊びだ。お母さんは飛び方を替えたりして飛ぶのが楽しくてたまらないそうだ。私は、とても身近な物でもたくさん遊べる遊びがあるんだなと思った。

 遊びとは、三人寄れば文殊の知恵ということわざのように、協力したりして、ただの「ひまつぶし」ではなく、人がつながることだということが分かった。

「ボールをしまわないと。」

「またねー!」

燃えるような赤い夕焼けが、空を鮮やかに彩っていた。